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NZ五日目・・・マウントクック氷河ツアー

NZ五日目・・・マウントクック氷河ツアー

昨夜はちょっと遅くまで星が出てこないかなぁ…と、
粘っておりましたが、結局、曇のまま…

むしろ、朝から小雨ぱらつくあいにくの天気でした。
予報によると午後から回復してくるらしく、
また、回復と言っても晴れ時々雨という山らしい変化に富んだ天気とのこと。

昨日申し込んだ氷河湖クルージングツアーは、無事に催行されるのだろうか…。

さて、気を取り直しまして、朝食はバイキング形式だったんですが、
もう、超豪華!!!

まずは、このように山々のパノラマが目に飛び込んでくるような絶好の席で、
(しかし、何故か窓側の席は日本人指定席のようになっていたが…)

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外から見てみるとこんな感じ。

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朝8時半からのツアーに申し込んでいたんですが、
ツアーデスクに行ってみると…雨も止んできているので催行できるとのこと!

っしゃーーー!

しかし、外はこんな天気ですよ…
まあ、氷河でも触って喜んで帰るとするか…

 DSC_3632

と、ローテンションでマイクロバスに乗車。
バス内は英語オンリーガイドさんでしたが、
皆さんに国籍を聞いておられ、その様子を見てびっくり!

結構多国籍!

ロシア、イギリス、中国系NZ人、日本人、他は…どうだったかな。

また、マイクロバスで氷河まで徒歩20分のところまで乗せていってもらうんですが
もちろん未舗装道路です。

なのに、時速80キロです。

ちなみに、マイクロバスは日本で使用されていたと思われる中古車。
車内のインテリアが日本語表記!

さてさて、ウォーキング開始地点までそのバスに揺られまして、
下車してみると、後から大きな観光バスがついてきていました。

どうやら、オール韓国人のツアーの方々みたいで、
30名ほどいらっしゃいましたかね。
一緒に歩いていくようです。

さあ、ちょっと肌寒い高原気候の中を歩いていきますと、
だんだんと空の色に変化が…

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あ…

青空ですよ!!!

待ちに待って待ち焦がれまくった青空!!!

テンションハイエスト!!!

ガイドさんも、ここずっと曇り、雨空だったそうで、
この、久しぶりの晴れ間にかなりテンション高くなっていますww

ガイドの方は全部NZ人だけで、5名ほど。
ウォーキングの途中、参加メンバー全員へガイドさんからレクチャー入りました。
ガイドのリーダーのような方が中心になって解説を始め、
我々英語圏外の人にも理解できるように地面に絵を描きつつ教えて下さいました。

そして、ガイドさんが韓国人ツアー客の為に、そのツアーの韓国人添乗員の方へ
自分の説明を韓国語でツアー客へ教えてあげて欲しいと依頼。

添乗員さん「オーケー!オーケー!」

が。

解説全く入りません(汗
添乗員さん、何がオーケーオーケーだったんだろう…。
韓国人ツアー客の方々、年配の方が多かったので…
英語だけでは、ちょっと理解するのは大変かもしれない(汗

それを察知したのか、ガイドさん、今度は観客参加型に切り替えた!
イギリス人老夫婦指名し、この氷河がいつ頃如何にして出来て、
現在はどのような様子なのかを解説。

我々が行ったのは「タスマン氷河」という氷河だったんですが、
てっぺん付近の氷河が麓に流れ落ちてくるまで300年ほどかかるそうです。
それについて、イギリス人奥さんをヘリコプターに乗せててっぺんに連れて行くと、
旦那さん、下で待っていて300年かかっちゃいます!

と、地面に描いた氷河で人間を使って解説をされ、なかなか面白い(笑)

しかも、イギリス人夫婦もノリノリで、

旦那さん「おう!だったら、おれは車で迎えに行くぜ!ハニー!」

ラブラブですね(笑)

さあ、そして、船着き場到着!
その光景を見た瞬間、目を疑いましたよ!
ホント。

氷河ってすごい美しい。

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超巨大です。
しかし、これはまだ、序章に過ぎなかった…

ボートが全部で四隻ほどあって、
我々は9名+ガイドさんの9名で乗船。

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(立ってボートを操縦しているのがガイドさん)

さすがは氷河湖だけあって寒いわぁ~。
突き抜ける風が、気持ちいい!

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天気もグングン回復していきました!

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どうですか!?
このスバラシイ風景!

空には真っ青な青空が広がり、
その熱を受けた周辺の山々からは蒸気が立ち上る…。

そして、眼前には太陽の光を浴びて青色に輝く氷山

ひたすら感動していました☆
一緒に乗っていた他の4名のうち、2人は日本人でもう2人は中国系NZ人。
ガイドさん以外は東洋人だったからなのか…

ガイドさん、とっても発音がわかりやすく喋ってくれ、
さらに「ishi」とか、「koori」とか、ちょっとした日本語単語も知ってらっしゃる(笑)

さて、そんなわかりやすい解説の元、教えて下さったんですが、
氷河が湖面に滑り落ちて湖面に浮き上がると、10%だけが湖面から頭をのぞかせ、
残りの90%は水面に隠れております。

で、氷河の氷は太陽の光を受けることにより、
ブルーからホワイトへ変色するそうで、表に見えている部分はホワイト。
水面に隠れている部分はブルーになるわけです。

その隠れている部分というのは、氷山が他の氷山にすくい上げられたり、
バランスを崩してひっくり返ることによって、真っ青のその顔をのぞかせます。

接近してみるとまさにこんな色。

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ガイドさんも良い天気に気分が良くなり、運転がノリノリ(笑)
物理的にもノリノリで…w
他のボートの波が押し寄せてくるとスピードあげてその波を乗り上げ…ジャンプしまくり!!!

他のボートと比べると年齢差の激しい我がボート。
他のボートは年配の方ばかりなんですよw

だからなのか…www

敢えて若手を集めたとも考えられる(笑)

こうして、実際に氷河に触れたり、かけらを食べたりw
年代物の氷の味ですよ☆

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氷河湖の奥の方…すなわち氷河の源流方面に行くに従って、
氷山の大きさももちろん大きくなっていきます。

源流の方の氷山…というか、氷河自他が何故太陽の光だけで溶けないのか?
それはもちろん、気温が低いと言うこともありますが、
ガイドさん曰く、氷河上には岩石や土砂が厚く積もっており、
それ自身が太陽の光から溶解を守る役目をしているそうです。

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上の写真、奥の方に小さなボートの姿が見えますが、わかりますか??
もし分かれば、この氷山が如何に大きいかが分かると思います。

そうそう、一緒に乗った、このツアーで唯一、同じ日本人だったお二人様、
いろいろお話をしていてビックリだったんですが…

半田市民!w

なんと、まあ、近所w(NZという距離を考えれば)
さらに、その方の兄妹が大府で、しかもうちの近所!www

なんという世間の狭さ(汗

また、帰国したらどこかでお会いすることがあるかもしれませんねぇ~
なんて話していました☆

綺麗な氷山と空の様子、続いて何枚かご覧下さいませ☆

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そして、氷河湖を囲む山々。

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ホントに、同じ瞬間に取ったのかyoh!?
そんな気分です。

また、下の写真のように氷山が丸ごと氷山に乗っかっちゃっているものもありました。

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これは、元々小さなかけらとして浮いていた氷山に対して
更に大きな氷山がしたから潜り込んで押し上げたものだそうです。

その証拠に、水に浮いていた時代の名残、黒い部分が層状に見えますよ。
まあ、時代とは言っても、これくらいのサイズの氷山は数週間で溶けてしまうそうです。

楽しかった氷河湖クルージング、1時間半くらい楽しませてもらいました。
けれど、あっという間!
そんな感じでした。

とても、1時間半も乗っていたとは思えない☆

そして天気も素晴らしくなってきましたよ!

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同じく、マイクロバスに乗車して、ホテルまで送ってもらい、
氷河湖クルージングツアーは終了です。

めっちゃくちゃ楽しかったぞ!

<クルージングまでの足跡 by GPS>

氷河湖クルーズ

ホテルに帰着後は、カフェにて昼食。

このカフェからも山の眺めがスバラシイ。

ただ、NZの最高峰マウントクックは、
その山頂を眺めることが出来るのが一年でも3分の1くらいの確率らしく、
昼食時はこんな感じ。

DSC_3682

この谷間にそびえ立つはずなんですが、
うっすらと白い物があるかな~程度しか分からない。

マウントクック滞在は今日の午後までなので、
クルージング終了後はホテルでゆっくり休憩でもしていようかと思っていたんですが、
この景色を見たら!

もう、母達&嫁さん、歩く気満々ですw

雲間からちらちら見えかけるマウントクックに近づけるだけ近づくぞ!
と、トラッキングを1時間ほどすることになりました☆

DSC_3724

平原の中、ちゃんとトレッキングコースが整備されていて、
トレッキングをどの程度するかによって、様々なコースを好きに歩くことが出来ます。

DSC_3726

また、山腹には雪崩?の跡のような物も見えまして、
上の方は雲がかかっているんですが、方向によってはこのように完全に雲に隠れています。

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真夏でも溶けない、氷河も目前に見ることが出来ました☆

さあ、そして歩を進めていきますと…

DSC_3739

なんと、マウントクックがその姿を現してきたではありませんか!
山の天気は変わりやすいとはいうものの、こんな短時間でこんなに変化するとは!

NZ到着してから全く天気に恵まれない日が続いていたので、
このときの感動と言ったら!
全員、超興奮☆

そして、山頂付近、目を凝らしてみると…

DSC_3743 - コピー

ツインピーク!

見えました!見えましたよぉーーー!

これが、マウントクックの山頂ですよーーー!
なんか、もの凄いありがたい物を見た気分(笑)

山頂も恥ずかしがり屋さんなのか、
10分程度その姿を現しただけで、
すぐに見えなくなってしまいました(汗

この感動を伝えなくては!

と、ホテルに戻り、ヒラリー博物館へ。
そして、昨日見ていたゲストブック…
ここ数日の書き込みは、

「雨残念!」とか「マウントクック見たかった~」という書き込みばかりだったんですが、

頂上見れたよーー!
って、書き込んでおきました☆

とりあえず、ゲストブックには日本人による日本語コメントが多数でびっくりでしたが、
これを見れば、ここ数日の天気がすぐに分かりますね(笑)

このように大満足の我々は、午後2時に、ヘリテージホテルを出発。

DSC_3751
(これがヘリテージホテル全貌)

最終目的地のクライストチャーチ(人口30万人程度)へバスで向かいます!
だいたい300kmくらい離れているかな。
これでも、南島では最大の都市。

もちろん、タダ単にバス移動するわけではなく、バス観光しながら!

昨日は、曇で薄いブルーだった途中の湖も、今日は綺麗な青空に影響され
こんなに綺麗な色に!

DSC_3774

バスは基本的に自由席なので、
速く乗車しないと好きな席をゲットできないんですが、
今回は最前列をゲットだぜ!

おかげで、こんな写真も撮れました☆

DSC_3788

ひったすらまっすぐな道路!
NZの田舎ではこんな道路が当たり前。
牧場と牧場の間をひたすらまっすぐの道路が貫いていたりします。

下の写真は、途中、フォトストップした「テカポ湖」。

この辺りはとても星空が綺麗なことで知られているようで、
星空ガイドなどのツアーが充実しているそうです。

DSC_3804

さらに、驚いたのが…

この村一帯、なんと、

星空の世界遺産に登録申請中!

とのこと。
これが認証されれば、世界初の空の世界遺産となるそうです。

そう…星が綺麗と言えば…天文台。

ここにはマウントジョン天文台という天文台があり、
ここにはなんと!

名古屋大学の望遠鏡があるらしい(笑)

そういえば…天研の後輩がマウントジョンに山ごもりすると言っていた記憶が…。
そうか!ここに来ていたんだ!

いいなぁ。天文台。行ってみたい。

マウントジョン

ちなみに、これがテカポ湖の衛星写真。
(ピンク色はおいら達の足跡)

湖、向かって左の白い山のてっぺんに、道のような線が見えますが…
そこに、名大の天文台があるようだ。

衛星写真右下の足跡がごちゃごちゃしていますが、
ここで我々は写真休憩。

有名な?良き羊飼いの教会です。

テカポ湖のほとりには、こんな小さな可愛い教会があり、
これも立派な観光資源。

DSC_3793

が、バスを下車してビックリ!

なんと!花嫁さんと花婿さんがいるではありませんか!
挙式された直後のようで、皆さんから写真攻撃を受けていました(笑)

お二人とも、はにかみながら綺麗なリボンの巻かれた…

相当年季の入った三菱デリカに乗って去っていきました(汗

その時、関西系のおばちゃんの声が耳に入りまして

「あ~らまぁ~ボッロイ車だねぇ~~~」

って。
さ…さすがです…(汗

日本語で良かった…

ちなみに、今回のバスもGreatSightsのバス。

DSC_3822

kntと提携しているんでしょうかね。
ここは、丘の上にあるカフェ。

これまでの急峻な山々とは違って、なだらかな丘陵地帯を一望できました。

 DSC_3830

そして、クライストチャーチには19時半過ぎに到着!
さすがにここは大都市だけあって、街中に信号がありました(笑)

そして、ホテルにチェックイン。
最終宿泊地となるこのホテルは、最初の宿泊地と同じミレニアムホテルグループ。

ホテルに到着すると、既にkntの係員さんが、おいらたちを待っていて下さり、
チェックインを既に済ませておいて下さいました。

なんと、楽な。

そして、クイーンズタウン滞在のイロハを色々と教えて頂き、部屋へ案内して下さる。

 DSC_3841

それにしても、部屋が広いぞぉーーー!
スバラシイ。

そ…そして…またもやプレゼントがぁーーー!

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どうやら、ホテルに四日以上滞在するお客さんには、シャンパンのサービスをしてくれるそうなんですよ!
母達の分と合わせて二本☆

滞在中に楽しむとしますか!

今夜の夕食はホテルのレストランで。
毎晩肉料理ばっかたべていますが、やっぱり来たからには…と、
またもや全員肉料理をオーダーw

んまいんですよ!

また、その料理を持ってきて下さるウェイターさんを見た嫁さん一同。

「あ、ジャックバウアーに似てない!?」

その瞬間から、彼の呼び名は

「ジャック」

になりました(笑)
もちろん、うちうちですがw

が、酔っぱらって場が暖まってくると…

聞いちゃいましたw

「Have you ever been called jack バウアー?」
(今まで、ジャックバウアーって呼ばれたことありますか?)

ジャック、超はにかみ笑いww

しかも、我々のお皿を片付けながら、顔がだんだん赤くなってるし…w
女性陣一同

「かわいいーーー!」

それを気に、一気に打ち解けてしまったのか…
ジャック、超サービス良すぎw

うちらがカメラを持っているのを見て、みんな写しましょうか!?
とか、かなり積極的に絡んできてくれるようになりました(笑)

いやぁ~このホテルも気に入りそうな予感ですよ☆

 

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