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貯蓄の話

貯蓄の話

  • Posted by: けんた
  • 09年09月24日 木曜日
  • 日々雑感

人生の一大出費の時期。

結婚出産…そして、マイホームorマンション。

独身時代に比べ、さらに金銭感覚を磨かないといけないなぁ~
と、思う今日この頃。

仕事でもそうですが、ものやサービスの値段の妥当性を見る能力って
すさまじく重要だなぁ…と、思っています。

仕事では、見積書を取得して、果たしてこの値段は妥当なのか?
それをいろんな手法を駆使して調べ、安く買う検討をします。

簡単なものだと、価格ドットコムに力を借りたり(笑)
まあ、商社に価格ドットコム並にしろと言うのも酷ですが、
参考にはなります。

しかし、例えば家を買うとなると…

これは、価格ドットコムじゃ分かりません(汗
機械設備もそう。

オーダーメイド度(自由度)が上がるほどに、
価格の予測が立てにくくなります。

…と、話の本題からずれていっていますが(汗

貯蓄の話。
ネットでちょっと興味深いページを発見したので。

■みんないくら貯めてる? 平均貯蓄額は? - [All About マネー]All About

貯蓄つっても、人それぞれ考え方はあるし、
多ければよいって訳じゃありませんが、
多ければ、大きな出費の時に金利を支払う量が減り、
結局はお得な買い物ができますよね。

で、みんな、どれくらい貯金しているんだろうなぁ…って(笑)

まずは、平均値と中央値という考え方。

新聞とかで「平均貯蓄額」って言葉が出ると、
結構みんな貯めているんだなぁ…って焦ることも。

しかし、この「平均」ってのは特徴があり…

● 11人の人がいるとします。うち10人が400万円、
1人が3000万円を持っています。平均はいくらでしょう?
(10人×400万円)+(1人×3000万円)=7000万円
7000万円÷11人=636万円(小数点以下四捨五入) よって平均は636万円

なるほど。
金持ちが一人いるだけで、平均が飛び上がる。

格差社会と言われている今日では、平均値はあてにならないかもしれません。
(あくまで、他人と比較したい場合。…本当に格差社会なのか分かりませんが。)

ここで、参考になるのは「中央値」。

上の例で、400万円、400万円、400万円、400万円、400万円、400万円、……、3000万円。
中央値は400万円になりますね。

なるほど、感覚的にも、例えば11人の中で人と比べたいならば、
400万円という数字が合っている。

これを念頭に置き、各世代の内実を見てみると、

  • 20代 貯蓄がない29.9% 平均値468万円 中央値56万円
  • 30代 貯蓄がない24.9% 平均値382万円 中央値196万円
  • 40代 貯蓄がない23.1% 平均値791万円 中央値360万円
  • 50代 貯蓄がない22.2% 平均値1166万円 中央値500万円
  • 60代 貯蓄がない20.9% 平均値1730万円 中央値850万円
  • とのこと。

    20代56万円!貯蓄がない人もやはり多いですね。
    まだ給料少ないですし。

    20代よりも30代の方が平均値が低いのが気になりますが…

    これって、30代でお金を持っている人がマイホーム買って、
    頭金のために貯蓄が減る人が多いって事かな?

    しかし、60代の中央値は目を見張るものがありますね。
    こんだけ貯蓄できるんだ…。

    サクッと言えば、20代で56万円の貯蓄の人も、
    60代になれば850万円貯められるってことか…!?

    まあ、昔と今じゃ、景気も違うし残業できる時間も違うし。

    一概にそうとは言い切れませんがね。

    家のローンも支払い終え、子供の学費と貯蓄へ、
    年功序列で上がった給料が割り振られるわけですな。

    たまにはこうして人生シミュレーションしてみるのも良いですね。

    ちなみに、我が家は家計の「見える化」として、
    妻が以前から家計簿をつけてくれていますが、
    最近、分析のために電子化しました(笑)

    これなら、おいらも分析しやすい!

    家計簿ソフトって便利ですねぇ。

    Comments:6

    ウェスカー 2009年9月24日 23:29

    こんばんは。
    うぷぷ。
    (さすがに連チャンは辛い...)

    ふむふむ、なかなか興味深い文章でしたね。

    まぁ、非常に個人的な意見を申すならば、
    『人と比較するよりも、自分たち家族がどうしていきたいか』を
    念頭に入れて考えていくと良いと思います。

    まずは、ライフプランを紙に書いてみてはいかがでしょうか?
    ⇒何歳で子供が生まれ、何歳で家を買い、何歳で子供が学校に入り、
      何歳でローンが繰上返済し、何歳で子供が成人し、何歳で定年し、
      何歳で...

    上記の様に、家族のイベントを書き出していって、
    その時に掛かるコストを概算でも良いので書いてみるとイメージがつかめるかもね。
    ⇒ちなみに、60歳から80歳まで、夫婦でゆとり有る愉しい老後を
      過ごそうと思ったら、約1億円が必要です。

    なので、今から30年計画で、どうしたら1億貯まるか、お考え頂ければ幸いです。
    ⇒分からなければ、FPを紹介しても良いですから☆

    以上、50歳で会社を辞める予定の漢からのツマランレスでしたm(_ _)m

    ウェスカー 2009年9月24日 23:30

    追伸:
    ウェスカーも資産保全のため、家計簿ソフトを愛用しております。
    ⇒『マスターマネー5』というソフトを使っています。

    便利です、とても。
    ⇒集計が出て、傾向管理が出来ますねー。

    けんた Author Profile Page 2009年9月25日 20:29

    >ウェスカーさま
    うぷぷですか(笑)
    連チャンとは…体力ありますなぁ~。
    ただでさえ酒に弱いおいらには…無理ですね(汗

    もちろん、貯蓄とか人生設計なんて人それぞれですよ☆
    ただ、家族で合意形成しておくことは重要ですね。
    ライフプランの作成と、そこにかかるお金の計算。
    おいらを大学院まで出してくれた元祖大蔵省の母上に聞くのが良いかもしれません(笑)
    あるいみ、FP並ですからね。

    それにしても、1億円の貯蓄ですか…。
    年金を無視するならば必要でしょうね。
    1億円を30年で貯めようとすると、年間340万円は貯蓄せねばならんと。
    かなりきついっすね(汗
    年功序列で賃金が増えていくとも限らない世の中ですしね。
    かといって、(普通の人が)資産運用で儲かる世の中でもないという…。

    マスターマネー5

    UZ 2009年9月25日 20:37

    うーん。30年で1億は絶対に無理です。
    宝くじあてるか、博打を打つかどっちかしかありません。
    1億必要だと言われますが、そんなことは実際にありません。

    自分の親を見ればわかりますよね。
    どう考えても、1億ためて、または、1億ためるため、の生活しているとは思いません。

    と考えれば、仕事を辞める算段をするより、いかに仕事を続けるかという算段の方が、最近建設的だと思っている、40歳です。

    どうでしょう?
    細かいことを言い出すと長くなるので、これぐらいで。

    けんた Author Profile Page 2009年9月26日 20:26

    >UZ先生
    やはり…現実には1億は厳しい…ですね(汗
    今の自分の収入を計算してみても、物理的に不可能枠でございます。

    人生コツコツ、定年まで「会社があれば」働きたいものです☆
    いかに仕事を続けられるか…ですか。
    やはり、続けるには続けやすい職場にすることが必要ですね。
    そのために動ける人材になりたいと思っています。

    仕事を続けたい職場、なんて理想ですかね(汗

    ウェスカー 2009年9月27日 13:48

    >UZ先生
    はい、確かに30年で1億は限りなく不可能に近いですね。
    僕も冷静に考えると、無理っぽいことが分かりました。
    ⇒自分主観でモノを申して、人に押し付けてはいけませんね。

    ですが、何故巷では『1億必要』とか言うんでしょうか...。
    ⇒それを餌に、また悪い事する為なのでしょうか(汗)
      マンション投資、株&債権投資、悪徳保険とか...

    僕個人としては、UZ先生が仰る様に、
    今の仕事を辞めたとしても、何かしら、社会と関わる仕事みたいなものを
    続けて行きたいと思っております。
    ⇒幾らお金があっても、社会と隔絶しては生きていけませんから。
    (ただ、ラットレースから抜け出したいと思っているだけです)


    >おいら様
    仕事を続けたい職場、、、確かに理想ですね。
    でも、その理想を追い求める事は無駄じゃないと思います。
    ⇒全ての人にとって、仕事を続けたい職場、は無理としても、
      KIBIDANGO_CLUBにとって、仕事を続けたい職場を
      一緒に創って行こうじゃないですか!

    今の心掛けがあれば、きっと実現できます。
    ⇒それを忘れない様、お互い気をつけていきましょう。
    (小生が忘れていたら、ぶん殴ってくださいね)

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