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花祭り@名古屋大学

花祭り@名古屋大学

なにやら、母校名古屋大学にて花祭りを考えるシンポジウムがあるらしい。

「花祭りの発展的継承を考える」

開催日程:平成23年1月29日(土)・30日(日)

会場:名古屋大学・野依学術記念交流館(200~250席)

共催:愛知県、東栄町、設楽町、豊根村、愛知県教育委員会、東栄町教育委員会、設楽町教育委員会、豊根村教育委員会

1.趣旨

わが国でもっとも有名な民俗芸能のひとつである花祭りは、現在では継承の危機に直面しつつあり、地区によっては廃絶したものもある。こうした状況を受けて、その継承を支援する活動が大学やNPO法人などによって盛んになりつつある一方、愛知県は花祭りの世界遺産登録を目指す活動を推進している。

本シンポジウムでは、「花祭りの発展的継承」の可能性を探ることを主眼とし、まず花祭りの文化基盤について資料調査の成果をふまえて考察する。そして、花祭りの特色や価値をふまえつつ、現代における「花祭りの発展的継承」について、地域振興や地域再生などの諸問題と関連づけながら考えてみたい。
■1月29日-30日 公開シンポジウム「花祭りの発展的継承を考える」|名古屋大学 文学研究科 文学部

昨夜遅くまで飲んでいたので、超眠かったんですが、
いつもの出勤時間と変わらぬ早さで自宅を出まして、名大へ。

会場に到着して、入り口玄関には早速、随所の花祭りで見る顔ばかり☆
学生時代に慣れ親しんだこの場所で、さらに舞堂とは異なる場所で…

こうして花キチの皆さんにお会いするのも不思議な気分です。

ここでも、しましょ花祭り動画は評判です(笑)

まずは、愛知県の無形文化財の補助事業。

東栄町御園地区と古戸地区の花祭りDVDを作成するのも、
事業のひとつであったらしい。

実際に、そのビデオの冒頭が上映されました。
花祭りの式次第にならって、順番に説明入りで、
解説ビデオという感じかな。

驚くべき事に、英語版まであるらしい。
(なにやら、世界遺産登録に向けた動きに関係するようですが。)

また、保存・伝承を確実に正しく後継者に伝えるための
地元のための映像記録を行っているそうです。

確かに、現状は、ほぼ口伝中心で伝承されており、
すなわち、教えてくれる人によって舞の所作が異なることはしばしば。

そして、混乱する舞手たち…
この構図はおいらが小さい頃からずっとありました。
その面では非常に良い取り組みかもしれません。

しかし…口伝も伝統のひとつであり、
口伝だからこそ舞が変わってきて地区による個性が出たり、
またさらに優雅な舞にすべく改善もされてきているのだと思います。

ぶっちゃけ、舞い方には正しいものは何もないと思っている私です。

映像を忠実に再現するだけでは、
その時点で進化は止まってしまいます。

ま、それは映像の作り手ではなくて使い手の問題か。

さて、動画の中身ですが、冒頭しか見ていないけれど…
これは、しましょ動画の勝利やなwおもしろさの面で(笑)

他県の無形文化財保存会の例では、
補助事業のお金も有り難いが、人材の方が欲しいという。
高齢化による担い手不足ってのは、どこの地域でも同じですね。

お次のプレゼンターは、花祭り会館の「元」館長の伊藤勝文さん。
む??
「元」になっとるじゃないか(汗

諸事情により、今年引退となったそうです。

非常にお話の面白い方で、以前花祭り会館へお邪魔した際は、
笛の作り方を教わりました。

約70年、一年も休まずに古戸の花祭りへ参加されているとのこと。

何故、そこまで花祭りが好きになったのか…
そのきっかけは、幼い頃に舞うようになり、
舞に対して

「上手になったな!」

と、大人たちにい言われるのが嬉しくて、
もっと上手くなろう、もっと上手くなろうと、研究に研究を重ね、
いつの間にか「花狂い」と呼ばれるようになったそうな(笑)
その気持ち、よく分かります。

元々、東栄町の花祭り会館も、文書中心の展示だったところを、
これではいかん!!と、祭具の展示からスタートし、
そっからさらに体験型へと進化させていったそうです。

笛の作り方、しかり。ですね。

それにしても、伊藤さんのお話…いや、談義ですかね
いつ聞いても、おもしろです。

「寒い」「眠い」「煙い」というのが、花祭りの醍醐味(笑)

 

お次は、愛知県山村振興室の方から。

花祭りと山村振興??何が繋がるのか!?

過疎地域自立促進特別法
→農林水産、交通通信、教育、医療…そして地域文化の振興

地域おこし協力隊(総務省)

これら行政による山村振興のお話を中心に。

3大都市圏から過疎地、離島へ1~3年という期間で人材を送り込む制度らしい。
その財源は、国の特別交付税を使うとのこと。

実際に秋田県のとある村では実施されているようですが、
どんなもんなんでしょうねぇ。
ひとつの事例では、月収16万円+住居無償貸与という割と良い条件にて、
既に途絶してしまった伝統的な神楽芸能を復活させるという任。

その土地の文化や慣例を知らない人間が、突如入っていって、
復活までさせるという…復活させて継承していく軌道に乗ったら大したものですよ。

 

なんだか今日は、行政もがんばって支援しますよ!!
ってPRが多いのかなぁ~と思っていたところで、次のプレゼンターは…

志多らのメンバーの方
「志多ら」というのは、和太鼓のプロ集団で、東栄町を起点に活動されている
というのは聞いていたんですが、詳しいことはあまり知りませんでした。

ただ、今回は志多らの宣伝なのかなぁと思っていましたら、全然違う!!
花祭りと地元との関係を如何にして構築してきたのか。
そこにおける苦労と考え方。
非常に興味深い内容でした。

集団が過疎地域に入り込むということ自体、想像できないです。ぶっちゃけ。
それを如何にして可能にしてきたのか。
地元から、「志多ら舞」というオリジナルの創作舞を本花で舞ってくれと
地元の方からお願いされるほどにまで地元に溶け込む。
すごいなぁ~と思います。ホントに。

こうした活動に、賛否両論はもちろんあるそうですが、
そこにもしっかり耳を傾け、手探り状態で定住していく…
よく考えておられると思いました。

印象に残ったのは、

花祭りは、観光資源ではなく、交流資源です。

という1フレーズ。

やはり、皆、そう思っているんですね。

さらに付け加えて、

観光資源としての花祭りは、 人が来るだけ。です。

と。
地元の人は、ただ見に来るだけの人のために、苦労して祭りを残さねばならないのか?
それでは、何のために花祭りを維持していくのか、本末転倒ですね。

交流資源としての花祭り。

知る→調べる→行く→体験する→個と個の交流→→→再び行きたい、住みたい

プレゼン資料にこう書かれておりましたが、
この中のどのフェーズにも花祭りは当てはまる気がします。

僕も、花祭りがなかったら、出会うことがなかった人はほんとにたくさんいらっしゃいます。
そして、おいらの友人にも何年も連続して来てくれる人もいる。
(まあ後者は個人的な交流かもしれませんが…でも、地元民と話すのも楽しんでるみたいでw)

現代は、映像など色々なツールがあるけれど、
本当に伝承に必要なのは口伝による気持ちの伝達ではないか…と。
まさしく、ソノトオリです!!

そして、お昼休憩へ。

日曜日は学食もやっていないので、
久しぶりの学内ファミマへ。

今回のシンポジウムの会場は、野依記念ホールだったため、
これがまた遠いっ!!!

こっぱさんと一緒に学内を徘徊しつつ、ファミマへ向かったんですが、
卒業してから4年もすると、がらっと雰囲気も変わりますねぇ~

特に、理系ゾーンの建物の耐震補強リニューアルが激しい。
おいらが学んでいた工学部4号館もピッカピカですよ。

午後からは、東栄町小林地区の花祭り実演です。

小林地区は、一昨年初めて見に行ったんですが、
振草系でも大入系でもない系統であり、独特のリズムがあります。

野依記念ホールにざぜちが飾られ、舞堂のできあがり。

DVC00044

演目は、湯立て神事、地固め、榊鬼、四つ舞、獅子舞。
本花でおいらが見ていない舞ばかりだったので、新しい発見がたくさんありました。

リズムと所作は違うけれど、剣の持ち替え方やその順番など、
共通的な部分も多々ありました。

ただ…

お昼ご飯を食べて、ホールは暖かくて、寝不足…そして、四つ舞ですよ。

激しい眠気が襲って来やがったぜ…。

しばしウトウト。
ま、これもまた、花祭りの観賞方法(笑)

実演タイムが終了すると、お次はディスカッションタイム。

小林地区の花祭り保存会の方から、まずお話が始まりました。
花祭りへのアツイ情熱、どの地区でもこうしたアツイ方がいらっしゃるんだなぁ~☆

小林地区では、積極的に外部の方と「協業」で花祭りを担っていくトライをされています。
試行錯誤が多々あるかと思いますが、ひとつのモデルケースとして勉強になりますね。

また、最後の方で議論の中心になっていたのが、
学術としての花祭りの価値について。
主催が名古屋大学の文学部なので、
研究成果というものもアウトプットとして求められるわけです。

本日の議論の中心は花祭りの伝承に関することが中心になってました。
会場からは、学術的なアウトプットは、このシンポジウムでは出ないのか??
という厳しい質問も投げかけられておりました。

それに対する名古屋大学側の解答というのが、
学術的なことを研究しようと花祭りをフィールドにしたけれど、
現場はそれどころではなく、伝統継承の危機に瀕している。
そんな状況の中、最も優先されるべき事項は継承の手助けができることだと。
そう気づかれたとのことでした。

もちろん、花祭りの歴史的な価値、重要性についても調査をしたいと
考えいているけれど、それと地域の暮らしや状況とは切り離せないものであるとのことでした。

ぶっちゃけ、我々花祭りの担い手全員が古文書などに触れる機会が
あるわけではなく…いや、ほとんどの人が触れていないと思いますが。
記録されてきた事実を知る方法というのがほとんど無い。

その中で、それらの記録をわかりやすく紐解いて教えて欲しいな☆
なーんて思ったりもするわけです。

会場とのディスカッションの最後の方では、
小林のお姉様からの発言も飛び出しておりました。

そして、その話の流れには、おいらの名前も登場し…

こ…これは、フリですか!?

と。

さらには、座長から
「そちらの席の方で手が上がっていませんでしたか??」
と、おいらと視線が合いまくりなのです(汗

今日は、非常に議論が活発で、発言する暇も無いなぁ~と、
特に発言するつもりではいなかったんですが、まあ最後に一言想いを。と。

発言させて頂きました。

ま、内容はこのブログでも常々書いていることなどですが、
もうひとつ、発言しておけば良かったなぁ~と思ったのが、

「花祭りは神事だけれども、
我々若手はワイワイ騒ぐのが楽しくてやってるのも大きいですよ。」

ってことです。若手だけじゃないですよねwきっとw

最近、花祭りがクローズアップされるようになってますが、
やはり歴史あるお祭りということで、格式やしきたり、厳かさなどに
スポットライトが当たってます。

でも、当人たちは酔っぱらって騒いで…
バチでも当たるんじゃねーか?ってくらいです(笑)
それだけ楽しいから、続いてきたんじゃないのかな?
そう思うわけです。

その面で、しましょが作成してくれた動画など、
楽しい部分にスポットライトが当たることは充分に意義あること。
あれを見る度に笑いが止まらないww

いろいろと想いはあるわけなんですが、
まあ、この辺で。

ちなみに、おいらの隣でシンポジウムに参加されていた方もブログに
今回の記事を書かれておりました☆

■なぞの旅人スーのブログ-花祭りを考える週末 2日目

こちらにも書かれているとおり、本日は豊根村村長選と重なってしまい、
豊根からの出席者はほとんどいらっしゃらず。
なので、東栄町の花祭り中心に議論が進んでいったイメージです。

朝9時にスタートし、18時まで続いたシンポジウムも終了。
その後も、様々な方とお話をすることが出来ました。

せっかく名大まで来たので、天研の部室でも寄っていってみようかなぁ~
と、野依記念館からは全く反対に位置するサークル棟へ。

誰かいるかなぁ~。。と、さすがに日曜日の夜に人はいないかな。
そう思って到着してみると、電気がついてるじゃん☆
かなり久しぶりに会う後輩とちょっとだけお話しすることが出来ました。

おいらが知っている世代も、まだ現役でいるんだね。

ただ、既に大学院生か…。

時が過ぎるのは、あっという間だな。
また、合宿に参加…できるかなぁ(汗

いや、むしろ、豊根へ戻ることにより、
合宿地への距離は縮まる(笑)
今年、1回くらい行けるかなっ!?

Comments:6

しましょ 2011年2月 1日 22:46

な、なんか動画がいろいろ話題になってる…(汗
公的なものと勝負していいのかという気もするが。。。

まぁ真面目なことを書くと、
ハコモノを含めて観光客を集めようとしても、
来た人が満足しないと結局意味がないんですよ。
で、来てくれた人を満足させるにはというと、
主催者側が楽しくやっているのが大前提になるわけで。
そうなるとまずは楽しく…というのが優先順位かな、と。
(もちろん人手不足・高齢化とか、僕には計り知れない課題があるだろうけど)
プラスして直接の対話というのも重要。
これは未来館のボランティアしてつくづく思うのだけど。
過度に人を呼び込むのもどーかと思うけどねぇ。

けんた 2011年2月 1日 22:59

>しましょどの
来年、名大でシンポジウムが行われたら、しましょ動画上映かな?(笑)

真面目な意見有り難う御座います☆
ハコモノの限界、主催者が楽しく…
なにやら、しましょの体験談にも感じられるコメントですがっ!!
名大祭の運営や、サークルの運営にも何か通ずるものを感じるね。

そして、過度に人を呼び込んでしまうと、個ではなく、集団の交流になっちゃって、
「対話」という形にならないだろうし、花祭りで言えば、過度に人を呼び込むことは、
それだけ運営側の負担が増えることになり…
ただでさえ人手が少ないのに、訪れてくれる方の面倒まで見きれない…
ってことになっちゃうでしょうな。

まあ、しましょたちが来てくれているのに、全く面倒見て無くてすみませんww

だんきち 2011年2月 1日 23:26

けんたさんまいど!
一言ものもーさせてください☆

私の職掌の立場(けんたさんはご存じw)から申し上げますと、
補助事業のお金には限界があります。金やない!!
むしろ、花を運営される側の人材ではないでしょうか!!
現在東栄も豊根も、舞子の確保は勿論ご苦労されていると思いますが、過疎化・高齢化による運営側の担い手不足は深刻ではないでしょうか。
近年休止を判断された地区も、花への愛着・情熱はあっても、運営側の担い手の限界…某地区の最後を見たとき、地区総代の号泣されていた姿を忘れることはできません。
では、運営側の担い手をどう確保するか!
「志多ら」「東京花祭り」にヒントがあると思います。
地区外の人も加わって運営側の担い手となり、継承のお手伝いをするということです。
しかしこれも問題が。
地区の方との交流を長年積み重ねて、やっと地域との絆・一体感が作り上げられたのですから、一朝一夕でできる話ではないですよね。
布川のNPOもそういう意味ではこれからだと思います。

花祭(祭の楽しさだけでなく、現地のナマの姿)について理解を深めること、その人と地区との縁を深めること、が必要だと思います。

世界遺産登録にもかかわりますが、観光資源としての議論は危険です。ボランティアしかり、観客しかり、無理解な人が増えることに懸念を感じます。

まあ、でも色々難しいこともありますが、地区の人、花見舞いするせいと衆みんなが絆を深め、一体感の中で、楽しんで花を継承できれば…そう願います。

さてさて、話は変わって…
「新日本紀行ふたたび」
伴鬼は勿論、映っちゃいましたねー(笑)
けんたさんご一家も、僕も。
でも僕、あの時伴鬼舞っていたんですけど(汗 NHKさんの編集の奇跡?に笑いつつ妻と突っ込みましたwww
しかし、番組でも「人と人の絆」に触れてましたが、やっぱそこなんですね。「縁=えにし」ですな。

こっぱ 2011年2月 2日 19:32

音楽でも、演奏家によって曲の雰囲気が違いますね。たまに教える人同士でも言い争いになる事があるでしょうね。「俺はこう教えてもらった」と。畏れ多くも、シンポジウムの後は伴鬼ならぬ伴花狂いで、伊藤先生と一緒に帰りました。色々と話せて良かったです。私が花祭りに興味を持ったきっかけは「花祭会館」訪問で、まさに伊藤先生のおかげで花祭りに出会えたんですよ。「志多ら」が旧東薗目小学校校舎を借りる事になった時、地区の人には事前に話がいってたんですかね?私は、地区の人が受け入れるのなら、よその人がどう花祭りに関わっても良いと思います。「観光」というと、1回限りの訪問で、その地の人との関わりが無い様なイメージがあります。花祭りでの人の縁の良さに魅かれた花祭りファンが多いのではないでしょうか。けんたさんの奥様もそうですね。今回のテーマに学問でアプローチするのなら、社会学じゃないかなあって思います。最後にけんたさんの話が聞けて良かったです。外部の者は、とかく花祭りの伝統、内容の豊かさの価値を持ち出しがちですね。言葉にしても訴えやすいですし。私目の拙ブログへのリンク、畏れ多いです(汗) 豊根村は東栄町に比べて花祭りの観光化、外部の者の力を入れるかについてまだ消極的だと思いますので、豊根村の人の話が聞きたかったです。

けんた 2011年2月 2日 19:53

>だんきちさま
どうもです!!コメント有り難う御座います☆
今回、補助事業を行われている件の方々もいらっしゃり、
プレゼンテーションでこそ、補助事業の内容でしたが、
トークの内容は、やはり、金ではなくて「人」でした。
おっしゃるとおり…我々の集落も例外ではなく、
我々の世代が60歳くらいになるとき…どうなっているだろう。
と、たまに想像してみるんですが、維持されている姿が想像できない(汗
自分たちの世代で花祭りを中止すると宣言するのか…!?
なんて考えちゃうと、もう、どよ~~んとしてきます。

そうならないためにも、何か方策を考える必要はあるでしょうね。

方策の良い例&実験例は、東栄町でもおっしゃるような取り組み…
というか、自然にそうなった、面白い形がありますね☆
我々の地区にも、十数年来カメラマンとして通い続け、
写真展を開いたかと思えば…今度は、宝の舞デビューまで飾った
猛者の方がいらっしゃいます☆

今や、立派な花祭り保存会の一員になられております!!
ただ、その道は平坦ではなく…
毎年、宝の舞の練習をするために舞習いに来られますが、
地元のおっちゃんたちから怒鳴られまくりで…練習されてます。
でも、それに幾度となく耐え、今年は
「おう!!うまくなったじゃねぇか!!」
って、おいらもそう思ったのです☆

こういった形で、熱心な方が来てくれると、
我々保存会にとっても刺激となり、交流という意味でもとても楽しいです☆
kawagさんも、まさしくこんな例!?

ただ、やはり、だんきちさんのおっしゃるように、
世界遺産登録によって花祭りが大衆化した場合、無理解な人が
増えるんじゃないかという懸念はありますね。
それだけで、運営側の負担ですし。

新日本紀行ふたたび、いろんな意味で面白かったですねww
詳細は、その記事のコメント欄にて…(笑)

けんた 2011年2月 2日 20:26

>こっぱさま
世代によって教え方が異なったり、正しい形が個人個人で異なったりすることは口伝にはあって当然のことですが、この当然と言うことを理解するまで…幼き頃は、本当にわけわからなくて、怒り心頭になったこともありますね(笑)
しかも、教える方も真剣だから、子どもだからということはなく、容赦なく怒鳴りつけてくるわけです(汗
それでやめていっちゃった子もいるでしょうね…。
まあ、この辺は、非常に複雑です。

あのあと、伊藤先生と一緒に御帰宅でしたか!!
こっぱさんが花キチになったきっかけは伊藤先生なんですね~
ホント、面白い方であり、超花キチですよね。
もちろん、志多らの場合もそうですが、その地区が受け入れるならば、
他人が批判する権利はありませんね。
そうして、地区ごとの個性が今日のように出ているわけですから。
昔は、移動手段に自動車なんて無かったと思うので、
今ほど余所の人が見に来るなんてことは無かったかと思いますが…
それでも、旅人、客人はいたと思います。

いたからこそ、修験者が伝えていったと言われる花祭りが存在するわけですし。

そう考えると、花祭りは外の人によって変わっていくこともまた自然の流れなんじゃないでしょうかね。
まさに、社会学!?

最後に、話すことが出来て良かったです☆
あまりに会場から手が上がるので、完全に機会を逸していたところ、
小林のお姉様からナイスパスが飛んできましたww

豊根の方のお話は…また、来年ですかねっ!?

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