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四国九州旅行3日目愛媛山口

四国九州旅行3日目愛媛山口

  • Posted by: けんた
  • 11年03月21日 月曜日
  • 旅路

7時過ぎには出発の準備を終えて、宿を出る!!
昨夜、妻がお世話になった方と連絡が取れたようで、
なんと!!

我々の道中である「しまなみ海道」の来島海峡サービスエリアまで来て下さると!!

とーーっても助かりますっ(汗

以前妻が独身時代に愛媛を旅した時にお世話になった方で、
おいらも写真で見たことがある方々。

お茶しながら、たくさんおしゃべり致しました☆
息子も、もう、ノリノリっすよ。

そして…お土産に…と、段ボール2箱分の伊予柑をくださったのです!!
こちらがお呼びしたにもかかわらず…有り難う御座いますっ!!!

もっとゆっくりしたかったですが、
それはいつか、道後温泉を旅する日の楽しみに取っておきます☆

サービスエリアからの眺めも抜群で、晴れていればなぁ…
惜しすぎます。

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しまなみ海道といえば、島々を結んだ橋を渡ることにより、
本州側へ移動する風光明媚な連絡橋群。

まず最初に渡るのが、来島海峡大橋です。

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だい~~ぶ、ガスっていますが(汗
これはこれで、幻想的で良し。

どこか違う世界へ連れて行かれそうです。

大島を抜けて、伯方の塩で有名な伯方島を抜け、次の大三島で一旦高速を降ります。
ここには、かの有名な「大山祇神社」が鎮座しております。

伊予国一の宮です。

大三島ICを降りてしばらく走ると、観光客の姿がチラホラと。
平日にもかかわらず、割と賑わっておりました。

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入り口にはできたてホヤホヤ…というか、現在建立中の門が。
ヒノキの香りが漂い、癒やされます。

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妻曰く、前に来た時は無かった!!とのことなので、
最近作り始めて、そろそろ完成…といったところでしょうか。

乎千命御手植の楠が境内にそびえ立ちます。

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淡路島から始まって、いくつか神社を点々としましたが、
ほとんどの神社に楠の巨木がありますね。

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こちらが拝殿。
あいにくの雨空で、あまりゆっくりはできませんでしたが…

西暦594年から続く深い歴史の空気を堪能できました☆

■由緒
山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社である。源氏、平家をはじめ多くの武将が武具を奉納し、武運長久を祈ったため、国宝、重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集まっている。近代においても日本の初代総理大臣の伊藤博文、旧帝国海軍連合艦隊司令長官・山本五十六をはじめ、現在でも海上自衛隊、海上保安庁の幹部などが参拝している。from Wikipedia

もうひとつ、この神社で有名なのが、「一人角力」。
すなわち、「一人相撲」です。

神様を相手とし、相撲を取ります。

我々一般的人間にとっては、相撲取りが一人で相撲を取っているようにしか
見えないかもしれませんが、れっきとした神事で、その年の豊作、凶作が占われるようです。

■一人角力
毎年春の御田植祭(旧暦5月5日)と秋の抜穂祭(旧暦9月9日)において、大山祇神社の御淺敷殿と神饌田の間に設けられた土俵で行われる相撲神事である。「稲の精霊」と「一力山」による三本勝負で行われ、稲の精霊が2勝1敗で勝つ。「すもう」は一般に「相撲」の字を当てるが、ここでは、相撲を含めた広義の力くらべである「角力」の文字を用いて一般の相撲とは違うこと、神との力くらべを表すとされる。from Wikipedia

下の写真で、手前の青々とした部分が田んぼ。
奥の建物との間の高くなった部分が土俵になるようです。

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ここでちょうどお昼時になったので、どこか…

と、思っていたら、神社前の海産物食堂に長蛇の行列が。
有名なお店なんでしょうか。平日にもかかわらず。

雨の中、息子を抱っこしながら傘を差して並ぶ気にはなれない&時間も無い(笑)

なので、インター手前の道の駅で、触発されて海鮮丼を食す。
窓の外からは見事な「多々羅大橋」を望むことができました。

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多々羅というと、変わった地名ですが、製鉄と何か関係があるのだろうか。
妻曰く、中国地方はたたら製鉄が盛んだったからというので、そのとおりかもしれない。

もうひとつ、島々を巡っていて気になったのが、山の姿。

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岩山なのか、ほとんど木が生い茂っていない。
そんな山が多々見られました。

ただ、ところどころに横に線を引いたような人工的な姿もある。

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これは一体なんでしょうかね。
崖崩れ防止なのか、これから植樹していくところなのか。

なんにしても、日本の元々の風景として、スギが大量植林される前は、
こんな山が本州にも沢山あったのかもしれません。特に急傾斜。

さて、あとはひたすら高速をかっ飛ばしまして、一気に山口県へ!!

おいらの大学の友人の故郷でもある、山口県防府市到着。

こちらでまず立ち寄ったのが、「防府天満宮」です。

]防府天満宮(ほうふてんまんぐう)は、山口県防府市にある菅原道真を学問の神様として祭った天満宮。道真が亡くなったすぐ翌年、延喜2年(904年)に出来た日本でも古い天満宮である。かつては「松崎天満宮」・「宮市天満宮」あるいは単に「天満宮」と称した。1873年に近代社格制度のもとで県社に列格し、松崎神社と改称した。戦後の1953年には防府天満宮と再び改称した。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで、日本三大天神と言われている。これは、道真が宮中での権力争いで失墜し、九州の太宰府に流されていく道筋での宿泊地だったと言われている。from Wikipedia

駐車場から慶大に進むと、綺麗な梅の花々が咲いていました。
盛りはこれからというところでしょうが、梅前線も徐々に北上して行くところでしょうか。

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さあ参拝。
手水を…とひしゃくを手に取ろうとした瞬間、
息子がひしゃくよこせ!!と、言わんばかりに叫びだした。

渡してみたら、もう、大喜びですよ。

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握って絶対に離さない。

賽銭投げ入れるのが好きだわ、ひしゃくが好きだわ…。
なんか、ちょっと変わっているのかな(笑)

で、埒があかないので、ひしゃくを取り上げたらば…

大泣き。

これでもかっ!!ってくらいに泣き止まない。
う~~~ん。

ひしゃくを渡すと、直ぐにご機嫌。

困ったもんだ。
どこかでひしゃく売ってないかな(汗

天満宮と名前が付く神社はすべてこうなのか…わかりませんが、
我々がいつも参拝する神社とは、ちょっと趣が異なります。

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舶来のようなデザイン。

境内にお寺もあるし、仏教色を色濃く残しているのだろうか。

また、境内の舞台から眺める防府市街が絶品。
思わず、写メール撮って出身の友人にメールしました(笑)

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さあさあ、時間も押して参りました。
息子のひしゃく事件のお陰で…(笑)

ヤバイ!!このペースでは、最終目的地の玉祖神社へ…
社務所が開いているうちに到着できないではないか!?

ここは妻が機転を利かせ、社務所の電話番号を調べて電話してくれました。

妻 「社務所はいつまで開いていますでしょうか…?」

宮司さん 「17時までですが…御朱印ですか??

って。
目的を当てていらっしゃるww

昨今のパワースポットブームで、御朱印も流行っているようだし、
一宮を訪ね歩いて時間ギリギリに来る方も他にいらっしゃるんでしょうね(笑)

「17時を過ぎても自宅の方に来て頂ければお書きしますよ☆」

と、とっても融通を利かせて下さる宮司さんでした。

ナビの道案内に沿って玉祖神社を目指したわけですが、
どんどん道は細くなっていく一方…。

またしても、このナビ君、ミスったか!?

そう思った次の瞬間、神社に到着しました☆
ちゃんと、合っていたみたいです(笑)

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そうです、玉祖神社も、一宮!!

玉祖神社(たまのおやじんじゃ)は、山口県防府市大崎にある神社である。式内社で、旧社格は国幣中社。周防国一宮である。通称たまっさま。
同市内にある同名の神社3社、および大阪府八尾市にある玉祖神社は当社から勧請を受けたものであり、玉祖神社の総本社である。from Wikipedia

周防国一宮になります。

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雨に濡れた屋根が、非常に麗しい。

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境内は、他の一宮のように雑然とした雰囲気は無く、非常にシンプル。
拝殿と本殿は立派に建ち並び、シンプルだからこそ、その力の大きさが伺えます。

おいらは、こんな雰囲気が大好き☆
参拝客は、我々だけのようでしたが…。

17時ちょうどでしたが、社務所に宮司さんがいらっしゃり、
無事に御朱印を頂戴致しました。

そこで、どこから来られたんですか?
という話から…宮司さんも過去に名古屋に住んでいたことがあったり。
しばし会話に花が咲いたのでした☆

宮司さんが、

他の一宮を回られていたら、この神社は小さいでしょう…

と、おっしゃいましたが、全然、そんなことはありません。
建物の数では無く、オーラですよ!!オーラ。

もうひとつ。この神社は天然記念物に指定されている黒柏鶏発祥の地とされており、
境内にも何羽か飼育されておりました。

コレを見た息子。

硬直。

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こ…この真っ黒なニワトリさんは一体っ!?って。

これにて、本日のスケジュールは完了。
移動距離も長かったけれど、いろんな風景が見れて楽しめました。

今夜の宿は「湯遊の郷 天宿」です。
明日の予定地である秋吉台近く。

防府市から山口市を抜けて美祢市へ。

この宿は日帰り温泉としても売り出しているようで、
とっても立派な温泉があるのです。

平日と言うこともあって、お風呂は貸し切り状態☆

さらに、夕食はふぐづくしでびっくりですよ。

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刺身に唐揚げに鍋に。
ただ、宿泊費が非常にリーズナブルなだけに、
コストパフォーマンスが素晴らしかった。

そして何より、接客力がスゴイ。

マニュアル化されているんでしょうけど、
ひとつひとつの気配りがとっても優れていると感じました。
大変勉強になります。

宿自体もリフォームしたてのようで、ピッカピカ☆
いやぁ~がんばって探した甲斐があったww\

Comments:4

だんきち 2011年3月22日 22:24

けんたさん度々まいど~でやんス。

本日のスタートはbunbun様のご友人との交歓の時間!
けんたさんのえにしネットワークは凄いと思っていますが、bunbun様のえにしネットワークも半端ないっすね(驚)どこかで繋がったりして(マジでw)

そしてしまなみ海道!瀬戸大橋と違う、まったりした道の印象ですw
大三島の大山祇神社☆伊予国一宮は知ってますし、行きました。
なにせ、著名な武将が武運長久を祈願し、甲冑を奉納していて、現存する甲冑の大半がここにあるんですよね。

そして、けんたさんが先日言ってた一人相撲のお話は、ここ、大山祇神社の一人角力です☆
神様が多く勝つという面白い神事ですね☆

しかし、たっちゃん、今度はひしゃくにご執心☆
うーん、「あげる~」とか、しゃもじとか、ひしゃくとか…
子供の興味は無限大!!!ですね。
(写真で見ると、鬼様の格好ですがw)

今夜は山口で、ふぐ尽し…じゅるる☆

明日は秋吉台。おお、中学校の修学旅行で言って以来だ!
あすこは綺麗ですぞー☆

自宅で旅気分!味わってます☆

けんた 2011年3月23日 00:34

>だんきちさま
どもども~~☆
現在、下関より更新しております。

妻は、私以上に、いろーんなところを旅していますからねぇ~
ホント旅慣れているというか…知識が豊富です☆
そして、人脈も豊富☆…というのも、突撃系なので(笑)
だんきちさんとは、絶対どこかでつながっていそう…。

しまなみ海道、まったり楽しませて頂きました。
元々、大山祇神社を旅程に入れていなかったんですが、せっかく愛媛まで来たので…
寄っていかないわけが無い!!
だんきちさんがオススメ下さったのもありますし、立ち寄ってみました。
時間があれば、宝物館で武具を見学したかったんですけどねぇ~
それにしても、現存する甲冑の大半がここにあるとは!!

是非一度、時間を取ってゆっくり参拝したいです。

一人相撲も、一応は神様が勝つシナリオになっているんですね。
そのための力士の練習もなかなか大変そうだ。

あ、気付きましたかw
ひしゃくの持ち方、マサカリの持ち方そっくりですよね(笑)
というのも…我が家でいつもミニマサカリを持ち歩いているので…
その延長線上なのかもしれません。
今回の旅でまさかりを持ってきていないので、うっぷんがたまってたのかな(笑)

下関のふぐは、もう、絶品でしたよ!!
旅気分を少しでもお裾分けできて光栄であります☆

kawag 2011年3月23日 17:33

持ちたかったのはひしゃくではなく、マサカリに違いないw

けんた 2011年3月24日 00:37

>kawagさま
やはり、ミニマサカリを持って行くべきでしたねぇ(汗
あの後、今夜の宿では靴べらを持っててほへしてましたww

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