> 旅路 > | 行事 > | 豊根 > | 花祭り > | こども > 小林上黒御園花祭り巡り

小林上黒御園花祭り巡り

小林上黒御園花祭り巡り

今日を皮切りに花祭りシーズンが始まりますっっ!!

花祭りと聞いて、いてもたってもいられない妻と息子と共に、
まずは東栄町小林地区の花へ向かいました。

通常なら下粟代を抜けていきますが、
ちょっと趣向を変えて津具経由で。

すると、やはり皆さん、下粟代方面からいらっしゃるので、
逆方向側の駐車場は余裕がありました☆

お見舞いを奉納しようと会所へ行くと、受け取られたのは名大の方。
小林地区では、名古屋大学の研究室が人的支援を続けられており、
こうした氏子の仕事もお手伝いされているんですね。

舞庭では、榊鬼の舞です。

DSC00753

他地区に比べて非常に小ぶりな榊鬼の面。
太鼓のリズムに乗せて、静かな舞。

DSC_1196

と、ここで観客の中に、むか~~し見たような方が…
で、目が合うとお互いに…

あっ!!!

中学校時代の恩師に中学校卒業以来で会いました。

懐かしいぃーーー!!!!

息子さんが、小林で舞うそうで☆

他にも、小学校時代の恩師に出会ったり、
出店には小林出身の豊根の方や我が家の親戚も☆

小林に親戚がいるってことを知ったのは3年前くらい。
一度祖父とお邪魔しに行ったことがありましたが、
ホント、そこらかしこに親戚がいて憶えるのも大変です(汗

こちらは中下り鬼。
破損の修復のため欠番だったそうですが、
修復が完了してお披露目となったとのこと。

DSC00760

何だか少し、愛嬌のあるお顔ですね。

こち三河放送局の方や、またまた仕事関係の方々と遭遇し、
いろんな方と出会って、年々アウェイ感が無くなってきます。

さて、ちょうど今、自分の地区の切り草(花祭りの装飾づくり)シーズンとなっているので、
興味深く天井を見上げてみますと…

DSC00762

なんとも手の込んだ「ざぜち」発見。

これまた複雑な文字!!
それがとても綺麗に切り抜かれています。

こんなのは自分の地区に無いなぁ。

 

いつもお世話になっている小林の宮人さん夫婦が、

「花をやっとる地元の人だで、神部屋の面を見せてあげるよ。」

おおおっ!!!

声を掛けて下さいました。

何種類もの鬼が出てくる小林地区。
気になっていたので…ものすごい朗報です。

そして、ちょうど私と一緒にに80日間チャレンジ@東栄町の方もいらして、
これは是非一緒に…頼めるかなぁ…。

と、彼女の同行をお願いしてみたところ、快諾して下さいました☆

神部屋へ行く途中、名大の花祭り研究されている先生にも遭遇し、
みんなで見に行くことになって、いつの間にか御一行様に。

宮人さんの解説と共に、名大の先生による解説が加わって、
さらに深みが増しました。

そしてっ!!

「祈願の方には榊の面だけは、付けても良いことになってるから…どうだ?」

榊の面を当てさせて頂いてしまいました。

小林の榊の面は一番最初の写真にもあったように小ぶりで、
自分の所の面は鼻の穴から外を見ますが、この面は目の穴から周囲を見渡せました。

名大の先生曰く、元々どの地区でも山見鬼より榊の面は小さく、
古い地区ほどその傾向が強いと思われるが、榊鬼の位が高いと認知されることが
広がるにつれて、新しい地区ほど榊の面の方が山見よりも大きいと思われる。

推論だそうですが、そう考えてみると上黒川は榊の面より山見の方が大きいし…。

古い地区ということになるのかなぁ。

今まで、面の大きさでそんなこと考えたこと無かったっす。

また、小林地区には何故、山見、榊、茂吉以外にもたくさん鬼が出るのか。

その理由がようやく判明しました。

元々、小林地区は上と下の二つの地区で花祭りを実施していたけれど、
それがひとつに合併した時、役鬼の面が廃止されるのではなく、
両方とも生き続けた結果…

役鬼の名称を追加したので、こんなに種類豊富な鬼となったそうです。

ちなみに、
山鬼、榊鬼、中下り鬼、中央鬼、村栗竜王、鳳来寺鬼、太郎坊鬼、茂吉鬼。
これだけあります。

しかし、足して何故6ではないのだろうか。
全部で8ありますが。

また聞いてみよう。

しばし舞庭を抜けて招待席でお酒や超旨い漬物を頂きまして、
だいぶ酔っ払いました(汗

舞庭に戻ると、三つ舞です。

DSC00769

息子がかなり覚醒状態になってきており、
舞庭中を走りまくっております。

追跡しようにも、大人の足の間をすり抜けて走り去っていくので、
まったく捕捉できません。

そして、観客の皆さんひとりひとりに、挨拶して回ってる…(汗

さらには、消防団の方を発見するなり

「しょうぼうさーん!こんにちわーーー!!」

消防さん、大好きです。

三つ舞の剣だったかと思いますが、
三つ舞どころか五つ舞?くらいに増員しております。

DSC00788

舞いの猛者たちが。

とにかく、息子がはしゃぎまくって、なかなか帰らせてもらえませんでしたが、
今夜はまだスケジュールがびっしり。

無理矢理帰る方向へ息子を誘導し、
妻の運転で豊根へ戻ります。

そして今度は、自分の地区…上黒川花祭りの大人舞習いです!!

DSC00809

通常の舞習いは年末の夜行われますが、
そこでの練習のメインは子どもたち。

青年たちの練習はほとんど行われないため、
事前にこうして舞習いを行っておきます。

主に、鬼の舞と太鼓の練習。

なので、太鼓がたくさん並んでいるわけです。

私も指導される対象☆

若手たちにとっては懐かしい舞上げを舞ってもらって、
私たち世代…といっても2人ですが、太鼓を打ち鳴らします。

舞いが無いと、太鼓は練習ができません。

DSC00793

大御所の叩く太鼓を、見よう見まねで打って身体にたたき込みます。
同時にうたぐらも歌いますが、去年の記憶がちゃんと身体に刻まれていて、
うたぐらも最初の方は憶えていた自分にびっくり。

鬼の舞もそうです。

最初、頭が真っ白で、どんなんだったか思い出せなかったりした動きもありましたが、
身体が勝手に動いてくれる。

昨年とはまた違って、少しレベルの高い修正や助言を頂きました。

DSC00805

達人たちも、

「言葉で説明するのが難しいんだけど…こうやって…」

と、やっぱり達人たちも動きが身体にしみこんでいるんだなぁ~と。
それを言葉で解説するのは難しい…奥が深い。

こうして22時頃まで練習。
鬼を1セット舞ったので、結構疲れました(汗

さあ、疲れたなんて言っている暇はありませんよっ!!
酒を飲んでいる時間が長いので、既にヘロヘロですけど。

その足で、東栄町御園地区へ向かいます!!!

DSC00816

本日、大村愛知県知事がいらっしゃっていたそうで!!!
事前に聞いてはおりましたが、入れ違いになっちゃいました。

だが!!!

仕事でお世話になっている「偉い方々」に確保されまして、
そのまま酒を酌み交わすことにっ!!!

滞在時間の半分くらいを、宴席で過ごしたような気もしますが(汗

舞庭では息子が大フィーバー!!!!

DSC00834

以前、我が家の庭を舞庭として一緒に花を舞った友達と一緒に、
突如舞庭に現れた息子!!!

■グランドゴルフ大会と自宅花 - kenta's page!!2012(以前、我が家での花舞)

外で友達と遊んでいるとばかり思っていたので想定外!!

ものすんごい笑顔で、皆様の注目を一点に集め…

舞い狂っております。

DSC00834

木の棒を手に持ち、超ハッスル。

こっちが楽しくなってくる笑顔です。

いやぁ~良かった。
花キチの道を一歩ずつ確実に踏みしめているようです。

まさに、洗脳教育(笑)

またしてもベロンベロンに酔っ払った私は、
舞庭の中へ突撃ーー!!

囃しまくって喉がつぶれました。

御園でも数多くの方と1年ぶりの再会を楽しむことができ、
またシーズン終わりまで何度も再会することでしょう(笑)

Comments:2

なぞの旅人スー 2012年11月13日 18:24

2カ所の花見舞のうえ、大人の舞習いと、お疲れ様でした。小林は何鬼だったかでかまどの周りを追いかけっこするのが面白いですね。息子さんも花キチとしてスクスクと成長しておられますね(笑)

けんた 2012年11月13日 19:03

>なぞの旅人スーさま
花祭りだと、不思議と許容量以上のお酒が飲めてしまうんですよね~(汗
その状態で舞習いをしたので、結構しんどかったです。

小林の追いかけっこですか?!
それは見ませんでしたねぇ。
まだまだ未開の舞いがございます!

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://kenta.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/3535
Listed below are links to weblogs that reference
小林上黒御園花祭り巡り from kenta's page!!2012
 

> 旅路 > | 行事 > | 豊根 > | 花祭り > | こども > 小林上黒御園花祭り巡り

kenta's page!!最新の日記へ戻る