> 旅路 > | 行事 > | 豊根 > | 花祭り > | こども > 続坂宇場花祭りそして豊川市

続坂宇場花祭りそして豊川市

続坂宇場花祭りそして豊川市

坂宇場の花祭りは続きます。
日付はとうに変わって、榊鬼の出番を待つ頃!!

山見鬼の時と比べると、だいぶ観客の数は減ったようですが、
再びボルテージが上がってきました。

DSC01580[3]

見知らぬ人同士が肩を組み合って囃している姿。
リズムへの乗り方を観れば、初めて花祭りへ来たのかな~という方は
だいたい分かるんですが、そんな方々も巻き込んで一緒に盛り上がっています。

ちびっ子伴鬼が何匹も出てきて場を盛り上げてくれています。
中には、山見鬼の伴鬼で鬼のおもしろさを知って、
もう一回やりたいっ!!と、榊の伴鬼に志願した子もいるそうです☆

榊の伴鬼は、ある「つらさ」もあるんですが…

それは…

「待ち」

です。
榊鬼の親方様が登場すると、伴鬼は一旦休憩モードに入り、
面を付けたまま長時間舞庭内で「待ち」が発生します。

自分も幼い頃、榊鬼の伴鬼をやって、この待ち時間を地獄に感じたことも(笑)
動いていないから、めっちゃ寒いんですよ!!
衣装だから薄着だし。周りが見えないし(汗

でも、伴鬼たちの脇には親御さんがしっかりと見守っておられ、
上着を羽織らせたり、寄り添ってて、それがまた暖かい。

さあ!!
満を持して榊鬼の登場です。

職場の先輩が頑張っておられます☆

DSC01585[3] DSC01601[3]

今回、初めて導入した対角魚眼レンズが威力を発揮しています!!

DSC01639[10]

手元の提灯から榊鬼、そして天井の「びゃっけ」までもが
すべてひとつのフレームに納められます。

「場」の雰囲気が味わえますでしょうか。

そして、先ほどの上黒川舞習いで私も練習してきた「釜割り」の所作。

DSC01674[4]

このマサカリの倒す角度を何度も何度も修正指摘されました(汗
上黒川では榊鬼特有の所作です。

今度は、片手マサカリで太鼓から見て釜を挟んだ反対側を往復します。

豊根の鬼様は全体的にマサカリが重たいので、
結構辛いんですよ…これ。

私も、腕がプルプルと…。

DSC01686[4]

ここはさすが、慣れた先輩。
余裕の貫禄が漂っています。

そして…釜の周囲ではたいまつが焚かれ始めました。

DSC01692[4]

先日の東栄町月地区で炎をかき上げる鬼様を撮影しましたが、
それと同じ意味を持つと思われる豊根特有の儀式が、この写真の「たいわり」です。

燃えさかるたいまつをマサカリで、打ち払い清めます。

DSC01703[4]

たいまつがマサカリに衝突して激しく飛び散る火花。

DSC01763[3]

油断していると、こっちに火の粉が飛んできます。

DSC01764[3]

これを舞庭一周分繰り返しまして、
最後、本座に戻った榊鬼が天高くマサカリを振り回して舞います。

DSC01781[4]

かなりの体力を使う、この舞。
大変お疲れ様でした。

この後、待ってました!!とばかりに伴鬼たちが最後に舞い納めて終了。

と、同時に出ていらっしゃったのがこちらのお二方。

DSC01808[3]

手には何やら怪しげなモノを…
味噌を塗った五平餅…

それを!!!

DSC01809[3]

塗る。

とにかく、観客へ塗る!!

私も、両頬とおでこにやられました(笑)

気付いたらコートも味噌でべたべたに…
見知らぬ方に、

「あの…めっちゃ付いていますよ…」

って指摘されて気付きました(汗

我を忘れて騒ぎまくると、こうなるんですね。

たくさん塗ってもらって御利益がありそうです☆

トイレで寂しくコートの味噌をぬぐい払って、
寝ておかないと不味いかな…と、1時間程度車中で横になりました。

辺りもだんだん明るくなり、湯囃子タイムです!!

DSC01831[3]

仮眠を取っていたと思われる皆様も、起床☆

しかし!!
昨年、酔っ払いすぎて湯囃子を見逃し、今年の湯囃子をとても楽しみにしていた、
地域おこし協力隊くんの姿が見えない。

ま…まさかこれは…。

今年も(笑)

湯囃子の舞手は手に「ゆたぶさ(たわし)」を持って舞い続けます。
四人舞いですが、なんか、ゆたぶさの数が合わない気が…(笑)

DSC01842[4]

どうやら、飛び入りさんもいるようです(笑)

そして!!
釜の湯が舞庭をほとばしる!!

DSC01860[3]

舞手の方も、一時間以上舞い続けた後のこの瞬間だけに、
脳内麻薬が分泌されまくっている様子!!

DSC01871[3]

のんきにカメラを構えていたら、職場の先輩によって清められました(笑)

DSC01883[3]

うおー。
ターゲットにされた!!!

と、次の瞬間。

今度は従兄弟…ミスター花祭りさんがこっちに向けて!!

DSC01884[3]

視線は完全に、私に向いています(笑)
ヤバイ!ヤバイ!

狙われてる。

だいぶ濡れました。

有り難う御座います(笑)

こうして、舞庭はビタビタに。

DSC01887[3]

直ぐに大鋸屑が撒かれて朝鬼の登場です。

DSC01895[4]

山見鬼を舞った方だとか…??なんとタフなんでしょう。

最後に「蜂の巣」がついた「湯蓋」がマサカリによりたたき落とされます。

DSC01901[4]

これは上黒川には無いぞ!!
初めて見たかも。

花祭り、最後のシメは獅子舞です。

DSC01908[4]

ここまで舞庭に残っていたのは初めてかも!?
いつも湯囃子でずぶ濡れになって退散します(汗

DSC01918[3]

最後の最後、「しめおろし」で、天井の装飾が降ろされます。

DSC01922[3]

こんなにたくさん!!
いっぺんに降ろせるシステムって便利ですね。

この時点で時刻は午前8時。
朝です、おはようございます。

DSC01923[8]

会場を後にしました。

自宅へ戻ったら、ミスター花祭りの従兄弟が風呂に入っていましたが(笑)

ちょっと面白い展開でした。

私も風呂へ入り、1時間ほど仮眠。
んで、再び準備を整えて、豊川市へ向かいます!!

今日は私の友人が何組か妻の個展に足を運んでくれるということで、
久しぶりの人も多いし是非会いたい!!

眠くてたまりませんが。

会場のイトコーモデルハウスへ到着すると、既にお客さんが。

DSC01931

なんと!!
豊橋在住の従兄弟が見に来てくれていました!!

本日は千客万来。

前の会社の友人夫婦や大学時代のサークルの友人一行、
万博PJ繋がりの友人等々。

子連れ豊富で、保育園みたい(笑)

DSC01929 DSC01935

イトコーさんの寛大な心に感謝いたします。

息子も、寝不足なはずなのに元気いっぱい☆

日が暮れるまで客足が途絶えること無く、
今日に限らず、芳名帳には何名もの名前が記載されていて、
来て下さった皆様、本当に有り難う御座います。

寝不足のため、半分意識が飛んでいてすみません(汗

豊根の方の名前もいくつか。

遠い所を本当に、感謝です。

川市で妻がはまっているベトコンラーメンを夕食にし、
帰途に着きました☆

今夜はぐっすり眠れそうです。

ってか、布団間にすらたどり着けず、コタツで死んでいました(汗

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://kenta.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/3550
Listed below are links to weblogs that reference
続坂宇場花祭りそして豊川市 from kenta's page!!2012
 

> 旅路 > | 行事 > | 豊根 > | 花祭り > | こども > 続坂宇場花祭りそして豊川市

kenta's page!!最新の日記へ戻る