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同期北海道スキー2日目

同期北海道スキー2日目

あれ?

意外にも外は雪降っていない…?

そんな朝を迎え、朝食を食べて気合いを入れます。

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昨夜の夕食から思うんですが、
私たちにとっての「スキー宿」という概念から遠くかけ離れた丁寧な料理の数々。

宿泊しているのはこちらの宿。

■ニセコアンヌプリ温泉 湯心亭<ゆごころてい> (北海道・ニセコ町)

スキー宿の朝ご飯は、たいてい焼き鮭なんですよ(笑)

それは、長野の一般常識だったのか。
宿泊費も、長野のそれとは殆ど変わらず。

北海道、恐るべし。

ホテルからスキー場まで、歩いて行けないこともないですが、
ちょっと距離があるので…ゲレンデまで送迎バスがあります。

1時間おきに運行していますが、一番早い8時半出発を昨夜予約☆

そしたら、乗車したのは私たちだけ。

運転手さん「他のお客さんは寝てるよ-。君たち熱心だねw」

だそうで。
午後から天気が荒れてくるらしいので、朝早い時間帯にたくさん滑っておきたい!!

既に、新雪を求めるボーダーによって数本のシュプールは画かれていましたが、
まだまだ!!

踏み荒らされていない、新雪ふわふわの雪面を楽しみます。

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ヤバイ。

これは、噂通りの…

パウダースノー。

雪がめっちゃめちゃ軽いんですよ。
ふわっふわ。

未だかつて、こんな感覚を味わったことがない。

これを求めて、わざわざ飛行機に乗って北海道まで来た甲斐があったというもの。

あまりの嬉しさに、みんなテンションが高いです。

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ほ~ら。
このように突き飛ばして後ろ向きに倒れてもへっちゃら。

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めっちゃ埋まる。
このフカフカ度!!

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クッション材が辺り一面に積もっているかのような。
最高です。

試しに、滑りながら足下を撮影してみましたが、
かなり短い動画なので雰囲気は…な~んとなく感じてみて下さい(笑)

何度か、動画をトライしようと思ったんですが…

こ~んな、素晴らしい天気。
向こうの方には、どんよりと厚い雲が…。

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この雲に起因する気象変化に泣かされて、
動画を撮影するタイミングは再来しませんでした…。
それはまた、後述いたしますが。

とりあえず、このようなシュプールづくりを楽しんでいました。

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ほぼ、ゴンドラに乗っては長距離滑走を楽しんでの繰り返しでしたが、
その奥の方に迫る暗雲はさらに近づいてきて…

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風も、もの凄い強くなってきました。

そして、悲劇が起きたのです。
これはニセコの3つあるスキー場のリフト稼働状況。

観て下さい…。

我々のいるニセコアンヌプリスキー場。
最も北の斜面ですが、それはすなわち…

強烈な北風を浴びます。

その結果、赤い×が並びました。

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はい。
全リフト&ゴンドラ、運転見合わせ、停止です。

ここまできてこれかyoh!!

まだ、午前10時半。

諦めきれない私たちは作戦会議を開き、スキー場間の連絡バスに乗って、
別のスキー場「グラン・ヒラフ」を目指すことにしました!!

が。

誰もが、考えることは一緒。

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バス停に長蛇の列。
これって…全員バスに乗れるの???

ちなみに、40分に1本の間隔で運行中。

乗れなかったら…あと40分待つのか…。
ドキドキしながら、到着したバスに順番に乗り込んでいきます。

が。

我々の前の5人ほどのところで、バスの積載量限界に達する。

うっそぉー。

と、次の瞬間。運転手さんが出てきて、

「続きの方は、後続のバスを臨時増発しているので、そちらに乗って下さい!」

後ろを振り返ると、2台目のバスが進入してくるところ☆
しかも、誰も乗っていない。

ラッキー!!!

歓声が上がりました(笑)
それも、インターナショナルな歓声が。

Oh!! Yeah!!

みたいな。

まさか、座席に座って移動することができるとは。
40分間、ゆっくり座って移動できました。

逆に、我々よりも長く待っていた1台目のバスの方々が可哀想でしたが…。

それにしても、ニセコ、外国人の比率がものすごいです。
車内アナウンスはもちろんのこと、町中の看板たる看板は、必ず英語併記です。

さすが、世界のニセコ。

世界的なリゾート地なんですね。

世界的なだけあって、こんなスペシャルなマイクロバスまでも。

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外国人の皆さんは、必ずと言っていいほどヘルメットの上に小型カメラを付けています。
流行っているのかなぁ。

グラン・ヒラフに到着すると、かろうじてゴンドラが動いていました☆
よっしゃ!!

リフト券が死なずに済むw

ただ、強風のため、徐行運転。
乗車回数は稼げませんでしたが、新雪バーンを思い切り楽しみました。

ただ、ここの雪は重いです。
長野とあまり変わらない…。

その重さにやられてか、林間新雪急斜面を滑り降りた仲間たち、
次から次にコロコロころがって、爆笑の渦ができあがりました(笑)

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カメラ構えている時にタイミング良く転倒とか。

だいぶ疲弊していたので、一旦休憩を挟んで再びゴンドラへ。
時間も迫ってきていたので、ラスト一本を決めてバス停まで下って行ったところ…

ついに、最後の砦、ゴンドラストップ。

ざんねん。
バスに乗車し、再び本拠地のニセコアンヌプリスキー場を目指します。

30分近く満員のバス車内をスキー板持って立ち続ける…ここが一番疲れました(汗

ニセコアンヌプリスキー場では、宿のおっちゃんがお迎えで待っていて下さいました。

送迎バスの運転手さんに聞いてみたところ、

「北海道は雪は多いところだけど、これだけ嫌になっちゃうくらい降ったのは久しぶり」

だそうです。
そりゃ、道路脇には3メートル近い雪の壁ができていますしね…。

宿に帰宅してニュースをチェックしてみると、

129便が欠航@18時現在

列車も88本が運休

暴風、暴風雪、波浪警報

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真冬の台風といわれるくらいの、超荒れ模様の天気。

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そりゃ、リフト&ゴンドラが全て止まりますわな。
よくもまあ、夕方まで滑ったもんだ。

最後の方は、未だかつて経験したことのない猛吹雪に、立つのがやっと。
遭難するかと思った。

温泉に浸かってしっかり暖まり、てんこ盛りのご飯でエネルギー充填。

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窓の外は吹雪です。
夕方から、夜にかけて、窓の外の雪の位置がだいぶ変わりました。

明日の朝、どうなっていることやら。

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