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坂宇場地区花祭り2013

坂宇場地区花祭り2013

この日がくるのを待っていましたーーーー!!!

今シーズンの豊根村内花祭り、皮切りは坂宇場の八幡神社。

会場は、愛知県内第1号の道の駅「グリーンポート宮嶋」の裏下です。
妻子と共に向かうんですが、息子が…

寝たまま起きない。

このまま、出かけられなくなりそうな予感もするので、
こうなったら…

寝たままチャイルドシートに移して、持って行こう(笑)

現着して、しばらく妻が車内で息子を見てくれていました。

その間、お見舞いを奉納しようと会所へ向かいましたら…
次から次へと声をかけられ!

会所になかなかたどり着けないw

それっくらい、たーーーっくさんの人で賑わっています!!

東京や名古屋、豊橋、遠方にもかかわらず、毎年欠かさず来て下さる皆さん。
1年に1度、この日しか会えない方もたくさんいますが、いつも会っているような気分になる。

大学生のフィールドワークで豊根村に来て花祭りを知り、
そのままはまり込んだ人たちも、今は社会人に。

社会人になると休みを取るのも大変になって、来る機会を作り出すのも大変だと思いますが、
それでも花祭りが好きすぎて来ちゃうってのは、やっぱり魅力あふれる祭りなんだなぁ。

舞庭の方へ視線を移しますと、花の舞。
そして…

いちの舞です!

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榊の枝葉を両手に持ち、舞の始まりは緩やかですが、
5方を舞納めると…

太鼓や笛のテンポが変わります。

そして!

両手の榊で、舞庭内の人々を叩き清めるっ!

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外周部分にいる観客には優しく撫でるように…
そして、内側、釜の周辺にいる人は覚悟を決めた人という判断になります故、

「バシッ!バシバシバシッ!バンッ!」

ぶったたかれますww

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葉っぱが、だんだん無くなってきますw

至近距離を狙って輪の中に入り、カメラを構えていたら…

頭部直撃!

しっかりと、払ってもらえたようです(汗
カメラを守るのに必死でしたが!

舞庭には、榊の枝葉を手に真似をしている年長さん発見!

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めっちゃ、カワイイ☆

可愛いといえば、子鬼たちもたくさんいて賑やかでした。

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満を持して、山見鬼様登場!

今回、山見鬼を初めて舞うのは、我が従兄弟!
ミスター花祭りさんでございます☆

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毎年、朝鬼を舞っていますが、山見鬼は初めてとのこと。
着替えをする前、武者震い&緊張しているのか…

茶臼山の麓で極寒の坂宇場にもかかわらず、屋外で…

Tシャツ姿でフラフラしてる(笑)

多くの人の目を引いておりましたww

もちろん、トレードマークのオレンジ色のTシャツでございます(笑)

もしかしたら、上黒川の花祭りが終わった後舞庭に忘れ去られた
あのTシャツかもしれませんw

堂々とした出で立ちに、激しく頭上を回転するマサカリさばき!

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従兄弟のこうへいくんは、みんなの人気者!
何故ならば…

通常ならば、鬼の囃しは

「と~ほ~へ~ て~~ほ~~へ~」

「て~ほ~と~へ~~ と~~ほ~~へ~~♪」

なんですが、この後半部分が…

「て~ほ~と~へ~~ こ~~お~~へぃっ!

に変化して大合唱wwwwww

こんなの聞いたことが無いwwww

会場のボルテージは高まる一方!

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観て下さい!この人の数!!

花祭りはよく、参加型の祭りと言われたりもしますが、
まさにそれを体現しているような光景です。

地元の人はもちろん、
今回初めて花祭りを見に来た人たちも、地元の人たちに誘われて中の方へ!

知っている人、知らない人、その垣根が消えて一体感が醸成。

鬼の舞が終わり、三つ舞の扇。

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そして…元気いっぱいの中学生たちが、三つ舞の剣!

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瞬発力で言えば、最もキツイ舞です。
いやぁ~若いってすげぇ。

舞手自身が大声で囃しちゃってるレベル。

「と~ほへ はーい(ん)やっ!」
という掛け声で、下の写真のような陣形を取りますが…。

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それに触発された息子は…

「とーほへ ふぁーいやっ!

ファイヤーになっとるwww

ヒーロー特撮の見過ぎでしょうかね(汗

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観て下さいよ、この跳躍力!!!

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そして、三つ舞の剣に移ります。

今度は女の子も…この激しい舞を!!

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汗だくになって、スゴイ体力です。

一方で、先ほど山見鬼を舞って大活躍の従兄弟は、
舞庭の外にある出店の仕事へ移っていますよ。

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なんちゅーマルチタスク。

時計の針は午前3時。

2つの提灯に導かれて、榊鬼様、御登場です。

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提灯を持つ先輩も、腰の激痛に耐えながらの出役。

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いつも鬼を舞っておられますが、今回は辞退された…にもかかわらず、
一晩中、こうして白衣を着て頑張っておられ。

私たちも、賑やかしをがんばりますよっ!

観て下さい、息子の表情。

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「とーーほーへーー! てーーーほーーーへーー!」

絶叫に近いが、息子は囃しまくっているつもり。

それが、めーーーっちゃめちゃカワイイ。

会場の皆さんを次から次へと笑顔の渦に巻き込んでおります。
恐るべし、3歳児。

動画はこちらをご覧下さい。

完全に、撮影対象になって、たくさんのカメラを向けられましたww

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さすがに、「問答」のタイミングはわきまえているようで。

これまで、ずーっと鳴りっぱなしだった太鼓と笛のリズムが鳴り止み、
不思議そうな顔をして、問答を見つめている息子でした。

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豊根の花で、こんな時間に起きていたことが無い息子なので、
不思議で不思議でたまらないといった表情。

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ただ、ビデオで学習したのか、

「バチーン!ってやるよね!」

と、”たい割り”が行われることを知っているみたい。
んで、それを楽しみにしているようで!

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じぃーーっと炎の行く末を見つめているのでした。

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勇壮な榊鬼様も、最後にマサカリを天に向けて激しい舞となり、
会場を一睨みして引き上げてゆかれました。

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息子は、先ほどの叫びで体力を使い果たしたみたい。
そのまま肩にもたれて眠りについていました。

息子は、妻と一緒に、車内へ引き上げます。

舞庭の空気が締まったところで、太鼓と笛の拍子が

かる~~くなり、

御登場!

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すりこぎさまです。

ってか、またしても従兄弟が中の人ww

景気良く、味噌を塗りたくられます。

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そして、私は、これまでに日本酒を何度も注がれまして…

フラッフラの酩酊状態(汗

自分の知るアルコール許容量をとっくに超えて、
いつもならマーライオンになっているハズなんですが、

花祭りエフェクトでしょうか。

恐らく、生まれて初めてレベルの酩酊状態を体験中。
足下がおぼつかないw

けど、記憶は残っているのでブログがどうにか書ける状態です(笑)

知らない人も、知っている人も、片っ端から
すりこぎさんの前に引きずり込んだ記憶がありますが…。

酔っ払いにつき、ご容赦下さいませ(汗

そんなことをしていたら、五平餅を持っていたすりこぎさんに
味噌がたっぷり付いた五平餅を手渡されましたww

これ、私が味噌を付けろということでしょうかww

何人か、犠牲にしちゃって申し訳ありません(汗

時計の針は午前4時半頃。

眠いから…と一旦車に戻って寝ようとしてた息子が
どうやら舞庭に戻りたくてたまらないようで、

「車内が”テホヘ”になって落ちついて眠れないw」

と、シュラフにくるまっている妻から着信が。

息子を車内から連れ出し、舞庭に持っていったら…

「わたがしたべたい」

だそうで。
閉店モードの売店にいた坂宇場ボンバーズのエースピッチャーが
綿菓子製造器を稼働させてくれました☆

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午前5時に綿菓子を頬張る息子。

今日だけ、特別です。

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舞庭は4つ舞の扇。

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めっちゃめちゃ元気な舞子たち。

しかし、息子はやはり眠くてたまらないようで、
抱っこしていたら完全就寝。

再び車内に連れて帰りました。

だんだん夜空も薄明してきました。

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四つ舞のやちに続き、四つ舞の剣…

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って…。

えええええええええ!?

また、従兄弟が出てる…(笑)
(本人から顔出しOK頂いたので、思いっきり掲載。)

四つ舞って、長いんですよね…。

外が明るくなってきて、湯囃子です。

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もう、なんか、同じ人が繰り返し繰り返し舞っている印象です。
観客の数も、増えてきました!

仮眠から目覚める人多数ですね。

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1時間ほど舞い続け、フィナーレが近づきます!
裸族も出てきてボルテージ最高潮!

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キターー!

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冷え切った空気に、ほとばしる湯が、すぐさま湯気に!

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叫び声と、掛け声と。
いろーーんな声がおり混ざる空間!

湯をかけ終えた舞手から、立ち上る湯気。

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盛り上がったーーー!

大鋸屑がまかれて登場したるは、朝鬼様です。

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また、従兄弟です。

なんちゅーーー体力!
信じられん。

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1年分の体力を全て振り絞っているのではないか。
さすがはミスター花祭り。

私が到着した後だけで、山見鬼⇒すりこぎ⇒四つ舞剣⇒朝鬼

夜半過ぎからヘビーローテーション。
しずめさまと地固めも舞ってそう。

最後に、中心に下がる「湯蓋」をぶった切って落とします。

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今回、3つの役鬼を舞ったのは、
名古屋市博物館サミットで若手伝承者として登壇した坂宇場地区のお二人。

伝承者として、最早、役鬼を舞われており、尊敬の念が絶えません。

自分も、頑張らねば。

トリを飾るのは獅子舞です。

先輩曰く、「坂宇場の生きる精霊」のおじいさまが太鼓を叩かれています。

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獅子舞が終わっても、舞庭の熱気は冷めやらずww

太鼓も笛も、何も無いのに、さあ!次の舞は何だ!と言わんばかりに

「とぉーーほへ、てーーほへっ!」

と、囃し始まりました(笑)
さすがに、しばらくして止みましたがw

会場は片付けへとシフトして行きます。

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従兄弟がハシゴに登ってるww
あなた…さっき、鬼を舞ったばかりでしょ!

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なんだか、半分くらい従兄弟特集になってますけどww
おかげさまで、良い記事が書けました☆

ミスター花祭りさま、記事掲載の快諾、有り難う御座います。

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完全に、夜は明けましたね。

時計の針は午前8時。

シュラフにくるまって心地よく寝ている妻を申し訳なく思いながら起こして、
運転手をお願いし、帰宅の途につきました。

私は、アルコールが残りまくっています。

道中、歯磨きをしながら車に乗ろうとしている先輩を発見し、
窓を開けて

「今終わりましたよーーー!」

と、報告。

頭の中は獅子舞の拍子がエンドレスで流れ続けたまま、
ひとっ風呂浴びて床についたのでした。

Comments:2

Kawag 2013年11月28日 22:59

行きたかったなー!残念無念。
今年は都合がつかずなかなか行けず悲しいです。
年内は河内と東京花祭りくらいですかねえ。。
お正月は御幸を含め全部行きますよー!!

けんた 2013年11月28日 23:18

>kawagさま
そーいえば、kawagさんを御園でしか見ていない気が!
河内は私、予定が合わず行くことができませんが…。

お正月の花祭りラッシュw
お待ち申し上げております☆
ビデオも楽しみにしておりますww

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