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大雪大災害対応7日目事後

大雪大災害対応7日目事後

宿直明け。

大きなトラブルの連絡は無く、ホッと一息ですが、
緊張しちゃって睡眠不足(汗

今日は、住居被害調査で村内をグルグルと。

屋根の破損、雨樋の破損、特に上黒川地区で数多く発生しています。

家屋の写真はプライバシーの問題もありますので、
ここには掲載しませんが。

道中、まだまだ倒木などがある箇所があります。

DSC05814

こちらは、連絡を受けて来た現場。
光ファイバー線へ、思いっきり倒木が寄りかかっています。

DSC05821

光ファイバーには、一緒にワイヤーとスパイラル線が走っており、
このワイヤーの強さで保たれている様子。
既に対応事業者さんへは連絡済みですが、順を追って進めて頂いているため、
ここまでたどり着くのはいつになるか…。

ほんっと、自分でやりたくてしょうがないですが。

やったら絶対に怒られるので手が付けられません。
素人がやったら怪我をする可能性大。

今回の大雪では、たくさんの木々が立ち折れてしまっておりますが、
どの様になっているかというと…

DSC05896

上の写真、分かりますでしょうか?

木の幹だけを残して、立ち並ぶ木々。
これが山の所々に。

異様な光景です。

年輪に沿うように剥がれ落ちた気の破片。
バームクーヘンのような。

DSC05898

こんな木の裂け方、未だかつて見たことがありません。

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遠景から、山々。

DSC05899

時折、福寿草が足下にあったりして、ちょっと癒やされます。

DSC05894

もう…春なんですね。
春が近づいているからこその、あの重たい雪だったと。

そして…

国道151号線沿いを走っているところで、さらに異様な光景が目に入る。

DSC05909

車内の声。

先輩「あれ、刺さっとるんか?」

私 「う~ん、あの垂直さ、集会所と軒の崖との間に挟まって落ちているんですかねぇ…。」

先輩「そう言われてみると…でも、ちょっと木の位置が手前のような…」

私 「確かに。取り敢えず、確認してみましょう。」

近づいてみると…

DSC05903

こ…これは…!?

集会所の鍵を持っている方をたまたま知っていたので、
中を見せて下さいとお願いして鍵を拝借。

内部を見たら、天井に穴が。

そして、山の方へ登って確認してみましたところ…

DSC05915

さ…刺さってる…。

それも、木の上の方が真下を向いて、垂直に。

斜面を滑り落ちた木が屋根に突っ込むなら、
もっと斜めに入っていると思うんですが…。

何故、こんなに垂直???

まるで、天から木が降ってきたような。

信じられない光景でした。

職場へ戻り、調査内容を報告。
やっぱり、かなり時間を要したので、既に定時退社時刻でした。

さて、これから通常業務を始める…か。

 

それにしても、私の腕時計、どこへ行ってしまったやら。

どこかに自分で置いたと思うんですが、記憶がたどれない。
う~ん。凹む。

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