宿直明け。

帰宅早々に準備を整えまして、妻と共に富山地区へ向かいます。
今日は、地域おこし協力隊くんナビゲートの元、
「分地」という、随分昔、人がいなくなってしまった集落へ。

元々、豊根に縁もゆかりも無く、昨年度豊根に来たばかりの彼に、
豊根生まれの私が豊根の中を案内してもらうって…不思議な気分ですが。

それくらい、普通は行くことの無い(用事の無い)場所かつ、
交通の便が非常によろしくないところです。

豊根の役場から、その集落へアクセスするよりも、
静岡県の佐久間ダム側からアクセスする方が近いくらい。

image

右上が富山集落で左下が豊根村役場。
右下中央付近の緑色の下矢印が今回の目的地、分地集落跡。

めっちゃめちゃ、山の奥です。

まずは、富山地区へ向かい、地域おこし協力隊くんと合流します。

DSC05612

ここは、彼が大好きな富山地区一望スポットから。
雪がダム湖場を乱舞していて、遠方がかすむくらい吹雪いていました。

DSC05614

なにせ、雪が上からではなく、下から吹き上げるように飛んでくるんですよ。

DSC05616

さて、そんな寒風吹きすさぶ中、富山から県道1号線をひたすら南下。
30分以上、クルマで走ったかな?

途中、日陰部分は凍結してツルツル。

分地集落へは、県道1号線から村道を上がっていきますが、
落石も多くて危険なので車を降りて徒歩で向かいます。

が、既にココで悲劇が…。

どうやら、途中の落石を踏んだのか、地域おこし協力隊くんのマイカーが…。

パンク。

幸い、私の車と2台体制だったので、帰りの足はあるんですが…。

とりあえず、分地集落を目指すことにしました。
途中、村道をふさぐように、杉の木が根元からバッタリと倒れていたり。

DSC05622

このあたりは地盤が岩盤だからか、根が深くないようで、
簡単にひっくり返ってしまったように見えます。

また、ガードレールは激しくひん曲がり。

DSC05652

落石??

すっげぇ…。

なーんて言った次の瞬間!!!

ザザザッ!パラパラパラ。

落石。落ちてきた。前の方に。

うおお。
これは…恐ろしい…。

そこから先、音に対して非常に慎重になりました。

立ち並ぶスギヒノキの林の中には、こんな異種のものも。

DSC05623

シュロでしょうか。

そして!!!

暫く歩き進むと、奥の方に見えてきたのは…

DSC05626

無数の石垣。

そこから木々が生えていますが、まさか…木を植えるために石段を!?

そんなわけはありません。
恐らく、屋敷周辺の畑や田んぼか…はたまた、家があったところなのか。

だんだん、ミステリーツアーのようになってきましたよ。

DSC05629

石段には登り口らしきものもあって、
廃屋となった家へアクセスすることができるようです。

人は住んでいなくとも、あくまで他人の土地なので入っちゃダメ。

ミステリーツアーを堪能して興奮気味の我々は再びクルマへ戻ると、
興奮が一気に覚める悲しい事態への対処です(笑)

実際は、誰も興奮冷めていなくて、さあ!!タイヤ変えるぞ!!

って、ノリノリでしたけど。

DSC05656

このときまでは。

スペアタイヤを取りだして、ジャッキアップして、
さあ、ホイールナットを緩めるぞ~~♪

…。

あれ?

ナットが回らない。

どれだけ力を込めても、まったく回る気配が無い。
規定トルクとか、完全に無視!?

皆さん、一気にテンションダウン(汗

1時間近く粘りましたが、寒すぎる上に女性がお二人いらしたので、
お体に何かがあってはいけません。

ってか、既にお昼を過ぎて午後2時。

いい加減腹が減りました。

一度、モカル富山へ戻って昼食を食べることに致します。
そこで、もう一度、作戦を練り直そう。と。

お腹いっぱい遅めのお昼ご飯を頂き、ウツロウツロしながら一休みしていると…。

「なんだか眠たそうですねぇ~」

と、振り返るとそこには!!!

山のしんぶんやさんのお姿が!!

先日の東三河版に富山の特産「栃餅」に使用する土地のあく抜きに使っている
焼却灰が、放射性物質の影響で入手不可能になってしまったという記事を書いて下さいましたが
その反響たるや、すごいっ!!

多くの方から、うちの灰を使って欲しいといった申し出がモカル富山や役場宛にあって、
既に数袋、届いている様子…

それを早速、取材に来て下さっていたのです。

フットワーク軽っ!!!

先日は志高寮にも取材に来て下さって記事にして下さり、
いつも、遠方まで、本当に有り難う御座います。

まさか富山でお会い出来るとは。それも日曜日なのに(笑)

パンクの知らせをどこかから入手して取材にいらっしゃったのかと(笑)

そう、パンク。
作戦会議の結果、モカル富山の支配人の方が巨大トルクレンチや潤滑油、
山村留学スタッフの方から、十字レンチなどを拝借いたしまして、リトライっ!!

寒い中の作業になるので、女性陣には清山莊で山村留学体験していてもらうことにし、
地域おこし協力隊くんと一緒に再び分地集落方面へ向かいました。

さあ、道具は揃った!!

DSC_1559

サビ取り油を十分にねじ部分へ流し込み、
さあ!!思いっきりヒネリます!!

ガキッ!!

という音と共に、ナットが回ったぁ!!!

もう、あまりの嬉しさに、二人で大声上げながらハイタッチww

そこからは順調。
二つナットを外して…

さあ、ラスト一個。

バキッ!!!

あれ?

さっきと音が違う…。

ナットは…緩んでいない。

よく見てみると…

十字レンチのソケットが割れた。
まさかの

工具敗北。

どんだけ強くナットが締まっておるんだよ。

トルクレンチの方でも試してみたところ…。

うお。

こっちのソケットも割れた。

うあああああ。

打つ手無し。

すると、向こうから人影が…。

先ほど道中ですれ違った富山の方!!
なんと、様子を見に来てくれました。

が、しかし、工具がこんな状態ではお手上げ…。

しかたなく、整備工場へ連絡して、明日以降の延長戦となりました。

遅くなってしまいましたが、今回ゲスト参戦してくれた方々を
阿南町の温田駅までお送りいたします。

私、この駅は初めて。

DSC_1560

いやはや、なんだかとんでもない1日でした(笑)
結構、楽しかったけど。

 

クルマ運の無い週末…。

このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`evernote` not found]