伊勢神宮お白石持ち2日目

昨夜のアルコールは全て排出したためか、
非常に良い目覚めの朝です(笑)

御祓(みそぎ)?を兼ねて、朝風呂でスッキリしてから
支度を調えます!

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本日朝から実施されるお白石持ちの奉献行事では
参加者の衣装が厳しく規定されています。

具体的には、身につけるものは全て「白色」であること!

この日のために専用の法被、帽子、ハチマキ、ズボン、足袋など。
準備しました。
また、貴重品を身につけるにはポケットなどが無いため、
これもまた、白色の巾着袋に入れて持ち歩くことになります。

そして、朝8時前に宿を出発!

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バスの車内では添乗員さんが集合場所や並び方などのレクチャーをしてくださいました。
木札が配布されて、それを首からぶら下げるんですが、
そこには木の「玉」が4つくっついていました。

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こちらが、参加証代わりで紛失厳禁。

また、文字として「宮」と印が打たれています。

それが、並ぶ場所を示す目印になっていて、
私の場合は、4玉(よんたま)の「宮」旗を目指します。

と、その前に、「お白石持ち」って何やるの?

お白石持行事/伊勢市

「お白石持行事」は、一連の遷宮諸行事のひとつであり、新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する民俗行事で、宮川より拾い集めた「お白石」を奉曳車・木そりに乗せ、沿道や川を練り進みます。神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、真新しい御正殿の近くまで進み、持参した「お白石」を奉献する行事です。
お白石持行事は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択され、また伊勢市の「無形民俗文化財」として指定されています。

20年に1回、式年遷宮が行われる伊勢神宮。
神域に敷き詰める「お白石」を、奉曳車に乗せ、
それを総勢1700人にも上る、全国各地から集った人々によって
(本日の場合は)外宮までは曳き込みます。

ルートはこちら。

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奉曳車からは2本の太い綱が延びており、
一本につき左側、右側と並ぶわけで、4列の隊列を成します。

4本の旗に導かれ、右から「伊」、「勢」、「神」、「宮」となっています。

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また、玉の数も旗に記されていて、奉曳車に近い方から、
4玉、3玉、2玉、1玉となっています。

4玉が最も、奉曳車に近い位置のため、曳いている雰囲気を一番味わえるんだとか。

我々は愛知県神社庁北設楽支部として、
4玉の「神」と「宮」を授かって、それぞれ定位置に付きました。

そのまえに、主催者側から曳き方の手ほどきがあって
掛け声「エンヤー!」の発声練習から綱の動かし方に至るまで、
関西人のような陽気なノリで、笑いも交えつつ、楽しい御解説。

が、しかし、ここは日が強く照らす炎天下!

参加者のほとんどがご高齢の方なので、熱中症が心配です。

御解説の中、元々は、神領民と言われる伊勢の住人が年貢を納める代わりに
こうした「作業」を行っていたそうですが、今では全国各地の神社から
総代会の皆さんが集まって、特別神領民として作業を行うという図式だそうです。

その人数、実に7万人!

ちなみに、特別神領民奉献の一般募集は無いそうです。

土日は伊勢市民、地元氏子の皆さんが参加され、
平日は特別神領民として、全国各地の神社氏子が参加できるそうです。

平日にもかかわらず、この人出!

経済効果、恐るべし。

一緒になって綱を引く方々には長野県やら滋賀県やら、
様々な神社庁の幟が掲げられております。

また、浜参宮と挟んで、数日間滞在される方が殆どだそうで、
宿泊についても大変賑わいそうですね。

20年に1度の遷宮により、伊勢のお宮はリニューアルされますが、
地元のお土産屋さんとか宿についても、リニューアルされそうですね(笑)

さて!綱を持ってイザ出発!

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写真は、同行していた方からご提供頂きました☆

周囲は、確実に70歳オーバーで囲まれております。
若い衆は2,3人。

これは…

予想通り、途中から皆さん、明らかに疲労が顔に出ております。
引っ張るはずの綱に、むしろ皆さん、身体を預けておりませんかっ!?

まあ、この暑さじゃ仕方が無いと思いますが。

これは、若い衆が頑張るしか無い(笑)

右腕の筋肉がプルプルしていますが。
沿道から応援して下さる皆さんに力を頂き!

外宮入り口まで曳航完了です。

汗ビショビショ。
振る舞って下さるお茶の旨いことといったら!

まだまだ、これで終わりではありません。

今度は、先ほど運んだ石と同じものを白い布に包み込んで、
大切に手に持って、新しく建築されている外宮本殿まで持っていきます。

まだ、御神体は古い方の本殿に鎮座されておりますので、
新しい方は、ただ建物があるだけの状態。

すなわち!!!

本来は入ることができない、この場所へ入ることが許されるのです。
手に持った、お白石を配置するために!

日本国の鎮守の神様、伊勢神宮の内部…

もう、それだけで心臓が高鳴ります。

雨風を経ていないピカピカの社屋、大変美しく、
建築美を眺めているだけで感動します。

数ヶ月後には、こちらが神様のよりどころになるんですね…。

隙を狙って外宮の御朱印を頂き、順路に従って大量の白装束軍団が駐車場に集合。
そこで各々、奉曳車をバックに記念撮影を撮りますが、
団体の数が団体の数だけに、もの凄い勢いで流れ作業。

それも、奉曳車を囲んで、周囲3箇所からの撮影です。

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もし20年後も氏子総代をやっていたら、また来て同じ写真を撮影して
比べてみたいと思ったのでした。

君ならあと、2回は参加できるね!!

と、昨夜から何回も言われております(汗

むしろ、神官の資格を取れと、何度も…(汗

資格を取るような時間は御座いませんが!興味はあるのでした。
修行は、非常に厳しいものらしいですが。

最後にまた、スポーツドリンクをボランティアの方々が振る舞って下さり、
数多くの関係者の方々の御尽力により、実施されているのだと改めて感じました。

伊勢商工会議所、伊勢市役所、伊勢市観光協会が主となり、
各町奉献団、伊勢神宮奉仕会、各種企業、団体、市民ボランティアの協力があるそうです。

道路にも警察官の方々が、この暑い中、交通整理をされていて、
市役所職員さんたちもボランティアで出られているそうで…

まさに、伊勢市の皆さんのおもてなし心を熱く感じた時間でした。

35度にも上る気温の中、本当に有り難う御座いました。

バスに戻って車内で着替えをしますが、
あまりに汗をかきすぎて脱げない…

中には、車内が狭すぎるから…と、
路上で着替え始める方もいらっしゃいましたが(笑)

内宮に到着し、岩戸屋さんにて昼食を頂きます。
伊勢うどんに手こね寿司!!

そして…大量発注されるビールと冷や酒(笑)
いや、御神酒と申し上げた方が良いのでしょうか。

先ほどの曳航で消費した水分を取り戻すかの如く、
大宴会が始まったのでした!!

おい!若いの!こっち来い!

と、既に決まり文句になりつつある呼びかけを頂きまして、
冷酒をたくさん、頂きました。
昨夜の悪夢が頭をよぎりつつも、御神酒で清めて内宮へ!

平日にもかかわらず、外宮と比較にならないくらいたくさんの参拝客です。
ただ、五十鈴川の水位は、今まで観たことが無いくらいの渇水状態。

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五十鈴川の畔まで行ってみると、
小さな魚が残された水を慈しむように泳いでいました。

20年分の年季が入った本殿、拝殿の隣には、
新しい社殿が!!

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以前来た時は、玉砂利の中に小さな祠があっただけだったところ。
立派な柱の数々、御用材、まだまだこんな木が日本にあるんですね。

御朱印を頂き、ほんっとに暑くてたまりませんが、
せっかくここまで来たのでお土産散策。

今週から消防団の操法訓練練習会が始まりますので、
勝利の願掛けをして、お酒を購入!

練習の時に持って行って、みんなで杯を分け合いたいと思います。

おかげ横丁の人出も、平日とは思えないレベル。
大学生っぽい人が多いような気もします。

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また、境内にはテレビカメラクルーが何カ所にもいました。
マスコミ含めて、遷宮ってのは非常に注目度が高いんですね。
パワースポットブームというのもあるんでしょうか。

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これにて、一通りの参拝行脚は終了。

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外宮から始まった参拝ルートをスマホのGPSで記録していました。

さらに、こちらをご覧あれ!

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現在のグーグルマップ航空写真だと何も無いところに小さな四角があるだけ。
そこに、今は新しい本殿、拝殿が建てられており、
その中へ入って行った証拠のGPSルート表示。

地図更新では、また建物の位置が変わると思われます。

さあ、車内では冷えた缶ビールや日本酒が配布されて、
大宴会が始まろうかとしております。

高校野球を観て、めっちゃ盛り上がっている車内。
前橋育英のサヨナラ勝ちで、大フィーバー。

私も、いろんな方に顔を覚えて頂いて、
でも、名前が出てこなかったりして…

「おいっ!高校三年生!」

なーんて呼ばれることも(汗
昨夜のカラオケで、高校三年生を一緒に歌っていたからでしょうか…。
それとも、若手の数が少なすぎて、高校生に見えてしまうんでしょうか(笑)

帰り道、何カ所かで休憩しましたが、
その度に増える皆さんの荷物(笑)

何故、伊勢を離れてから、土産の買い出し速度が上がるのか!
刈谷ハイウェイオアシスでも、大きな紙袋を持った方が数人(笑)

きっと、車内で帰ってからのことをシミュレートしていたら
手持ちの土産量では足らないと悟ったのでしょう。

愛知県のお土産で、「あんた、どこに行ってきたの?」って言われそうですがw

車内では宴会タイムと就寝タイムが繰り返され、
就寝タイムで持って来ていたノートパソコン使ってブログ書いていました。

じゃないと、この濃密な二日間を書き切れない気が!

今回、参加させて頂いて、非常に良い経験と出会いと巡り会えました。
そして、考えたことの無いような考えに触れて、刺激となりました。

皆様、本当に有り難う御座いました!

—–バス車中にて。

“伊勢神宮お白石持ち2日目” への2件の返信

  1. いやぁ、臨場感溢れるレポートをありがとうございます。
    m(_ _)m
    自分もプチ参加した様な気分になれました★
    濃密な二日間でしたね!
    ぶんぶんとたちゅも行ったの?

  2. >ウェスさま
    たーーっくさんの方と出会い、良い日でした☆
    是非いつか、氏子総代として…(笑)
    今回は、神官様と氏子総代のみなので、妻子はお留守番です。
    別便で追い掛けるとか言っていましたが(笑)さすがにあきらめたようです。

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