この1年、中日新聞の地方版記事掲載率と紙面割合が非常に高い、
豊根村富山地区。

平成17年の合併前は、北設楽郡富山村。
そこには小中学校として、ひとつの学校。

かつては離島を除くと日本で一番のミニ村と言われていたこの場所、
今月末でその学校が明治6年から続く142年の歴史の幕を閉じます。

私が初めて訪問したのは、今の仕事に転職して直ぐ。

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公共事業で費用対効果を考えるのは、非常に難しい問題。

民間事業では、費用収益を考えて事業を打ち出し、
それが市場シェアの50%を越えれば…

すなわち、ニーズの50%を満たすことが出来れば、
その事業は大成功と言われます。

しかし、公共事業はそうはいきません。

常に市場シェア、すなわちニーズの100%が求められます。

この100%ってのは、歳入(入ってくるお金)が無尽蔵ならば可能かも知れません。
しかし、無尽蔵どころか、常に足りない状態。

歳入を増やすためには、税収を増やさなくては…となると
課せられる税金が増加。
説明するまでも無いでしょうが。

そうなると、どうしても費用対効果的考え方も必要。
学校を維持するには、莫大なお金が必要とされます。
公立の初等教育は、学費をもらうわけにはいかず。
理想はニーズ100%です、現実はそうはいきません。

だからこそ、民主主義という多数決システムで、
物事を決定しているわけです。

学校の閉校に関しても、様々な議論を耳にしました。
学校が無くなってしまうのは誰しもがさみしいこと。

自分が通っていた旧豊根小学校が廃校して統合されたときにも、
さみしさを憶えました。
けど、そのときは近所に統合された学校ができました。

しかし、今回のさみしさはその比では無いと思います。
学校は地域に根ざすもの。

資金が無尽蔵にあれば…と、思うことも多々あります。
そんな中で、決められたこと。

富山小中学校閉校式の案内が掲載されていました。

「富山小中学校閉校式」の御案内-豊根村教育委員会

「富山小中学校閉校式」のご案内 – 豊根村立富山小中学校

いよいよ、近づいて来ました。

 

近づいて来たといえば、職場で話題に出た、こちらのお祭り。

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豊根村のみどり湖畔に位置する「御池神社」。

村内のみならず、各地から信奉する方々がいらっしゃるそうです。

かつて、ダムに沈んだその地には、
諏訪湖に住む龍が行き来する「池」があったそうな。

残念ながら、今年も行くことができず。
必ず、重要予定が入ってしまう。その日。

いつか、行きたいです。

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