情報の会in豊根村2日目は新豊根ダム

夜が明け、清水館で起床。
私が宿泊したのは若者用の大部屋。

夜のうち、いろいろと、ドラマがありました。

朝のテラスに出て、川の音に鳥の鳴き声。
こりゃぁ良い。

昨日行われた情報の会発表テーマの中に、
自然界と人間界、異なる種、生物同士の情報伝達に関する議論がありましたが、
朝から自然界の声を聞くことが、自らの身体に良い変化をもたらすのか。

私は毎日、豊根でそんな風景に接しているので変化無いかもしれませんが、
参加者の皆様は、いかがだったでしょうか?

味わい豊富な清水館の朝食を頂きまして、
大急ぎで昨夜の夕食会及び、宿泊者の参加費を計算。

そうこうしているうちに、出発準備を整えた皆様が続々と!

皆様から宿泊費を徴収させて頂き、
本日、2日目行程スタート!!

昨日、道の駅でダム展をご覧になった皆様に
新豊根ダムを御自身の目で見て頂こうと!

見学ツアーです。

清水館のワゴン車を拝借し、運転は昨日同様、
長距離運転が日常生活の一部というメンバーに運転をお願いしました。

一方で、自家用車参加の方もいらっしゃるので、
帰途を考えて、それぞれ分乗して頂き、一旦は豊根村役場に集合。
ついでに、役場周辺も見学して頂きました。

役場でワゴン車に乗り合わせ、新豊根ダム堰堤を目指します。

道中で通過する大入の郷や御池神社のご説明し、
新豊根ダムやみどり湖の概略をバスガイド。

武田先生とは学生時代に何度も研究会で一緒に遠征しましたが、
こうした移動時間というのが最もディスカッション、議論が活発になります。
(ある意味、一番気が抜けない場所(笑))

それもあって、全員、同じ車両で移動した方が良い。

新豊根ダムといえば、佐久間ダムを下池にした揚水発電。
その規模は日本国内有数で、完成時には日本一の規模でした。

車内は揚水発電の発電効率やエネルギー、資源のディスカッションへ。

当初は、電力を使うことで変換効率がかかり、
ポンプで組み上げるために電力を動力に変える変換効率、
さらにそれを電力に変える変換効率。

非常に変換効率が悪い仕組みか?
そういった仮定に基づいて議論が進みました。

もうひとつの仮定として、電力はエネルギーではなく動力源なので、
発電所で作られた電気は溜めておけず、家庭や会社の利用で電圧低下しないように
常に需要を上回るように発電しているため、電気は必ず余ります。

さらに、需要は利用者が電気を使ったり止めたりする度に変動し、
それを先読みすることは、すなわち使用者全員の心理を読むこと。全く不可能。
原発のみならず、火力発電所でも微妙な出力調整は難しい。

そこで登場するのが…揚水発電!

変換を重ねることで効率は下がりますが、
効率はそもそも問題でなく、需給調整のバッファーのような役割か?

このあたりまで洗い出しが完了し、それを持ってダム見学へ望みます。

DSCN3249

新豊根ダム堰堤に到着し、横にある管理所から職員さんたちがお出迎え下さいました。
今回、見学調整で大活躍して下さった、村民ダムマニアのKunoさんがまず登場!

続いて、国交省の皆様。

 

そう…。
この見学調整も、いろいろあって素晴らしい方向に。

本来、休日の見学や施設内等の見学はありません。
そこをなんとか…見せてもらったりできないか…と、
村民ダムマニアKunoさんにお願いしておりました。

依頼書類を作成し、テロ対策の観点もありますので、ヒヤリングも受けました。
事細かにコンセプト等をお伝えし、特別に見学のOKを頂くことが出来ました。

さらに驚くべきコトに。

見学者リストをご覧になったからか…!?
国交省の随分と上の方までお話が向かったそうで、
浜松河川国道事務所から所長さん、副所長さんが直々に!!
管理所長さん始め職員の皆様、休日にもかかわらずご対応下さり!!

恐縮です。
武田先生のオーラが為せる技でしょうか。
発言力をお持ちの方は違います。

まずは会議室にて新豊根ダムの概略から説明下さいます。
疑問に思ったことは、すぐに聞かなきゃ気が済まない性分の武田先生からも
質疑が飛び交います。

一通りご説明頂き、ダムの操作室へ。
以前、夏の一般公開があったとき、入らせて頂いたことがあります。
ずらーっと並ぶ操作盤にパソコンの数々。そしてサーバーラック。
まるで秘密基地の出で立ちです。

それぞれの数値が何を示すのか、丁寧にご説明下さいました。

続いてヘルメットをお借りして、エレベーターに乗り込みます。
エレベーターとは言っても、垂直に動くものではなく、
斜めに上下する、まるでケーブルカーのような装置。

たどり着いた先は、新豊根ダム堰堤の中腹部分を水平に移動できるキャットウォーク。
高いところが苦手な方から、悲鳴が聞こえてきます。
いやしかし!そこは勇気を振り絞って。

部分的に床がメッシュになっているので、下の方がよく見えます。

PQ0A8581

堰堤内部の管理用空間にも入れて頂き、
コンクリートで囲まれて気温変動が無く、ヒンヤリした空気で気持ちが良い。

最後にコンジットゲート内部を拝見し、一連の見学行程は終了。

武田先生満面の笑みです。

ちなみに、ダムが如何に巨大な構造物かは、こちらの写真を…。

武田先生を探せっ!!です。

 

で!

往路の車内で洗い出しを行った内容についても、お話を伺った結果、
そもそも、余剰となって捨ててしまう電力を使用して揚水発電するのだから、
揚水発電における変換効率の低さは問題でなく(そりゃ高い方が良いけど)、
日々の電力需給を非常に細かく調整するためのバッファ的役割だから
社会の電力インフラを維持する上で大切な仕組みを持っているという結論に!

腑に落ちました。

遠方の地より駆けつけて下さった国交省の皆様。
いつも新豊根ダムを守って下さっている職員の皆様。

有り難う御座いました。

最後に、全員で記念撮影。

DSCN3312

時計の針、もうお昼近くなってきております。
14時47分豊橋発の「ひかり」へ、武田先生に乗車して頂かなくてはなりません。
この後、夕方から東京で仕事が待っていらっしゃいます。

車内で悩みつつも…10分くらいならば…と、次の目的地は熊谷家。
国指定重要文化財です。

ちょうど家主様もいらっしゃって、歴史ある建築様式をご覧頂き、
パルとよねにてお昼ご飯です。

新豊根ダムを見学した後といえば…注文するメニューは、あれしかない。

DSC_6711

新豊根ダムカレーであります。
ちゃんと、カメラ目線を送って下さる武田先生です。
相変わらず、サービス精神旺盛。

食事を終えてレストランを出ようとすると…

「おっ!けんたろーー!」

これはっ!!
昨夜、講演会に参加して下さった先輩だ!
聞く話によると、村内至る所で講演会の内容が伝播していると!!

情報伝達の速さは、情報の会の皆様も驚く速度です。

パルとよねを出たところ、駐車場にて2日間にわたった情報の会in豊根村、解散。
清水館のワゴン車は、運転して下さったメンバーが、宿まで回送して下さいました!

時計の針は…むむむ。
豊橋駅までノンストップだ。これは。

ただ、せっかくなのでブルーベリーを摘んで行きたいというニーズもあります!
よし。
ここは、母上に依頼だ。

名古屋大学名誉教授と東海テレビ気象予報士さんを自宅に置き去り(汗
母上と息子に応対をお願いして、
武田先生と東京行きの方、おふたりを乗せて豊橋駅へ。

後日談で伺ったところに寄ると…
気象予報士さん、息子とキャッチボールやってくださったと!(笑)

ほんっと、サービス精神旺盛な気象予報士さま。

2時間弱の車中は、武田先生のノンストップ個別講演会状態(笑)

よくよく考えてみたら、とても贅沢な空間ですね。

無事、15分前に新幹線口到着。
ホッとしました。

だが!!
ここで油断は出来ません。

私自身、次の予定が迫っています。
自宅まで、脇目も振らず車を走らせる。

無事、自宅に到着した3分後。

清水館のお迎えマイクロバスが我が家の前に!
ギリギリセーーーーフ!!

そのまま、バスに乗り込みました。

今夜は、商工会青年部の芝桜まつり&独居老人ボランティア慰労会。
2夜連続清水館…いや、宿泊していたので…

今週末は、清水館が自宅のような(笑)

商工会青年部の参加メンバー宅を巡って清水館到着。
実は今朝、あまりにバタバタしすぎて…

愛用のカメラを清水館に忘れていくという大ポカをやらかしました。
よって、本日の写真はスマホのものと、
新豊根ダムから御提供頂いたものでお送りしております。

無事、カメラを受け取りました。

そして…慰労会スタート!

ようやく一息ついて、慌ただしかった2日間を振り返りつつ、
ここでまた、講演会に御参加下さった方々と一緒になったので、
昨夜の感想をじっくり伺うことが出来ました。

アルコール量のわりには、不思議とシンガポールへ旅立つことも無く、
気持ちよく酔って23時、散会となりました!!

自宅までマイクロバスで送って頂き、少し休憩してから…

ブログ執筆スタート!!
この週末が濃厚すぎて…

今夜だけでは完成しない。
途中で諦めて、布団へGO。

 

振り返ると、本当に多くの方にご協力頂き、またお気遣いくださり。
皆様に支えられて素晴らしい企画を実行することが出来ました!!

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

さあ、明日は月曜日。
仕事も、がんばります。

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