降り続く雨で道路への崩土倒木多数

夜通し、大量の水滴が地面に叩きつけられる音を聞きながら。
朝を迎えるまで、とりあえず携帯電話は鳴りませんでしたが、心配なので早めに出勤。

そして、パソコンの画面を開くのと同時に職場デスクの電話が鳴り続ける。

トイレに駆け込みたくても駆け込めない状況が続きました。

いずれについても、山の斜面から道路に向けて土砂が流出して通行不可能という情報提供。
ヒヤリングして場所と規模を特定するわけですが、入ってくる情報は2箇所の通行困難箇所に集中。

その箇所は県道に位置するため、すぐに道路管理者である愛知県へ通報。

既に愛知県でも状況把握に努められて、当該現場を把握されておりました。
夜通しの番、大変お疲れ様です。
そして、地元の建設事業者さんが既に動いて下さっており、道路啓開に向けて作業が進められています。
もちろん、大雨の中。

頭が下がります。

村が管理する村道、林道、農道についても崩土や倒木発生の情報が次々に入ってきます。
総勢6名の課員、総出で村内全域の情報収集にあたります。現場にも出て。
道路、河川、治山、砂防、農地、森林…
村内の公共土木施設は我らが課の所管。

情報収集のみならず、回れるところは現場を回り、水が悪さして不具合につながりそうなところは対処していきます。

道路の排水、側溝の排水、橋梁の排水…

土木施設が被害を受ける場合、こういった排水部分が閉塞していることに起因することが多々あります。
情報提供の電話はオフィスに入ることが多いため、あまり現場にも出続けることができず、現場滞在が短時間のため…目につく範囲の閉塞土砂除去しかできませんが、それでもやらないよりはマシ。

鋤簾やスコップを使って土砂撤去。
また、崩れてしまった場所にはブルーシートをかけて土嚢を積むといった応急対策も実施。

河川の状況も、このようになっています。

一部の治山構造物では、排水が完全に閉塞して路面を滝のように流れていました。

林道における崩土。

県道における土砂流出(先輩御提供)。

より規模の大きな国交省が管理する新豊根ダムでは、昨夜から放流が続いています。

大入川から新豊根ダム湖へ流入する流量と放流量がほぼ同じ状態にまでアップしています。
放水の状況はライブカメラにより公開されています。

これまで水無川だった新豊根ダム下流域も、一気に大量の流水を流す川へと変貌。

累積雨量が、この地域においては、かなり大きくなっています。

累積雨量400mmは非常に珍しい。
長年土木に携わった先輩の感覚からいくと、300mmを超えると何かが起きる。
富山地区で403mm。

茶臼山で437mm。
下黒川で423mm。

いずれも、本日午後6時時点。

一方で、洪水警報の危険度分布にて西日本地域をみると、北九州、中国地方が大変な状況に。

土砂災害警戒判定メッシュ情報

赤と黄色に染まっている三遠南信地域ですら、大変な降雨と感じておりますが、それを遙かに上回る状況である北九州、中国、四国、近畿地方。

こんな日はさすがに、職場を去るのは我らの課が最後になりました。

帰宅後、子どもたちが作ってくれたクッキーを食べてリラックス。

ありがとう。

午後9時現在、累積雨量が坂宇場で381mm、富山で436mm。

下黒川で443mm、茶臼山で438mm。

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