大雪大災害対応2日目[けんたの重大事件簿]
(2014-02-16 20:46:00) by けんた


< ページ移動: 1 2 >

まだ…電気の復旧見込みはつかず…。

いつ電気が復旧するのか??という問合せはたくさん頂くんですが、
こちらも知りたいくらい。
答えようが無い悲しさ。

ただ、中部電力の皆さんが精一杯、努力して下さっています!
今は、その作業の安全と早期復旧を祈るのみ。

有り難い快晴となった今日、まずは非常発電用の軽油確保からっ!

軽油がなくなると発電機が止まってしまい、
生命線である電話回線が停電用の1回線だけになってしまう。

いつなんどき、命に関わる連絡が入るか分かりません。

お次は、通行可否が未確認だった路線の巡回。
村内他地域に比べれば積雪が少ないみどり湖畔を進みますが、
少ないとはいえ、除雪が無ければ通行は厳しい!

車1台がやっとの幅ですが、除雪が進んでいました!

ハンドルを取られて滑りながら道を進むと、
目の前に除雪作業車発見!!
除雪に感謝しながら、3台の車がその後ろを連なって進みます。

んで、豊根大橋付近でUターンする除雪車を見守って
すれ違い待ちをしていたところ…オペレーターは近所の先輩!
今日もまた、朝から除雪作業有り難う御座います。

豊根大橋を渡り、大立&間袋の集落へと登っていきます。
ここは比較的早い時期に除雪が済んでいたため、
既に通行車両が何台もあった跡がありました。

日当たりの良いところは既に解け始めています。

無線を使って現在位置を伝えながら進みましたところ、
携帯用無線機を持った集落の方がお出迎えしてくださいました(笑)
無線機から我々の声を聞いて、位置を把握。
待っていてくれたようです。

こういったとき、集落に無線機があるというのは強いですね。
停電で電話が使えなかったり、ケータイも使えない場合の最強の通信手段。

我々も無線機で情報のやりとりをしているので、
それを受信しているだけでも、村内の様子はおおよそ分かるんです。
私物のアマチュア無線機は広帯域受信に対応しているので、
そっちでもいろんな情報を拾ってました。

集落の方から集落内の状況を確認し、
大立から山内集落へ抜ける道が通れるか確認したところ、
途中で電柱が折れて道をふさいでいるので、
この先は向かわない方が良いよとのこと。

転回する場所も難しそうということで、
一緒に歩いて、電柱が折れているという場所まで向かいました。

すると…

電線が張ったままの状態で倒れている電柱。
これは大変危険。

倒れた電柱の向こう側へ向かおうにも、
電線に触れる危険性があるため、やめておくことに。
とりあえず、電柱番号などを控えて帰路につきます。

するとその途中!!

下黒川区長さんたちに遭遇。

軽トラの荷台にはチェーンソー。
地域内を巡回されているようで!!

地域の力。ですね。
心強いです。

んで、車に乗って職場へ戻ります。
調査結果を報告し、災害対策本部で電話応対等々。

ってか、副村長さんまでもが直接電話応対をしているという。
大きな市役所とかだと考えられないですよね。
それっくらい、少人数ギリギリでがんばってるっちゅーことです。

間当の若女将さんからもお電話頂きました。

< ページ移動: 1 2 >


次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.1a16