仕事の日より早く目が覚める。
うむ!バッチリ晴れ渡っておる!
茶摘みだ!茶摘みだーー!
茶摘みは今でこそ機械を使って刈り取る方法ですが、
私が小さかった頃は手摘みで、大変な人数と時間をかけての作業でした。
毎年、村内に住む伯父さんと父の従兄弟さんが手伝いに来て下さり、
本当に助かっています。
機械化したとしても、畝をまたいで機会を2人で保持する必要がありますし、
刈り取って吹き飛ばした茶葉を飛び込ませる袋を保持する人、
そして茶畑から一時保管場所にしている車庫まで運搬する人もたくさん必要。
皆さんが参集される前に、前段取りを済ませておかねば!
例年の傾向に寄りますと、皆さん早い年は朝7時には来て下さっています。
朝露が降りていたため、父の従兄弟さんがエンジンブロワーを使って、
慣れた手付きで吹き飛ばしてくださいました。
んで、私は茶刈機の準備をば。
男手3人が揃ったところで、イザ出陣!
茶刈機に袋を接続して、摘み取りならぬ、刈り取り開始!
私と父の従兄弟さんで機械を操作し、伯父さんが茶袋の動線確保。
毎年、最初の一発目は感覚を確かめるために神経を集中します。
なんたって、茶の伸び方は年によって全く違うため、新芽だけを上手く刈り取るには、
センスが必要…。
それも、操作する2人の息が合っていないと、枝が侵入しまくり。
昔は父の従兄弟さんにジェスチャーでアップダウンの指示がありました(汗
作業開始10分程度にして、既に汗でビショビショ。
照りつける日差しが強い!
当たる風はヒンヤリなんですが、風が弱くて。
ひと畝を往復して刈り取り。
畝の場所によっても伸び方が異なるので、
次の畝の取りかかり時にササッと伸び具合を確認してから 刃を入れていきますが…
上手いことクリティカルに刈り取ったときの爽快感と言ったら!
逆に、深く刈りすぎたときの虚脱感と言ったら…(笑)
深く刈りすぎた場合は、運搬する人に言付けして、
車庫で待機しているおばさま方に選別をして頂きます。
よって、機械操作の一瞬の過ちがそのまま作業時間の遅延に繋がるため気が抜けない!
休憩を挟みながら作業を進めます。
いつもならノンビリ休憩を取るところですが、今日は午後から豊橋へ行かねばなりません。