未踏の林道を行く[けんたの重大事件簿]
(2014-06-06 23:28:46) by けんた


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ずーーーっと昔から気になっていた道。

Googleマップで航空写真を見ていると、
高い山の尾根付近をひたすら縦走する道。

それも、豊根の北端から南端までを、ずーーーっと突っ切る道。

めっちゃめちゃ、気になる。

googleマップで距離計測すると26km。

なのに、自動車で4時間25分とか出てる…(汗

26kmの林道ですよ??

走りたくてムズムズしていたんですが、ここは林道。

目的が限定されている道路であり、道路規格も通常の道路よりも低いため、
走行には危険が伴いますし、あくまで自己責任であります。

よって、休みの日にちょっと行ってくるには…躊躇していたところですが!

職務で行く機会を得ることができたのです☆
上司の皆様、ありがとうございます!

ってなわけで、新豊根ダム側の「終点」からアプローチします。

このところ、満水位の新豊根ダム湖の「みどり湖」を見る機会が多かったんですが、
今日は、水位がめっちゃめちゃ低い。

さて、ここからは道路管理者による通行止区間を一部走行します。
新豊根ダム左側にある県道のトンネル。

道としては佐久間町まで繋がっているんですが、
非常に落石が多くて危険な道路ですので、通行止になっています。
入口には、安易に入って事故に繋がらないように、鍵が掛かっています。

ちょこっとだけ県道429号線を走行し、左手に斜めに山を登っていく道路。

一緒に乗っていた先輩が担当者で舗装した部分だとのこと!

林道とは思えないような美しい舗装です。

その名も、林道豊富線。

上司曰く、

「あそこは、林道の王様だでよ。1回見ておくべきだ」

とのこと。
話に聴くところ、断崖絶壁の真ん中を切り開いて作った林道で、
それはもう…難工事の連続だったらしいです。

まさに…そのとおりです。という光景がしばらく進むと目に入ってきました。

うっひょーーー!

真っ直ぐ垂直に切り立った断崖絶壁。
そこを切り開いて…。

写真では広角レンズじゃ無かったのでこれが限界ですが、
フレームに収まりきらないくらい、もーーっと上の方まで左側に絶壁が続いております。

んで、右側には垂直に落ちるような断崖が。

断崖の向こうには高くそびえ立ちつつも、谷は深く切り取られた大入渓谷が。

美しく植林されていて、ある種の「人工美」を感じます。

標高400メートルくらいから800メートルくらいまで、一気に駆け上がりました。
さすがに切り立ったがけが連続するだけあって、法面吹きつけをしていない部分は

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