朝8時に組(集落)の集会所集合。
だが!
雨がポツリポツリと…。
今日は、組の「祇園」という行事で、
組で祀っている小さな神社周辺を草刈作業で綺麗にし、
組で使っている山水の水元清掃をします。
雨が降りすぎると、延期になってしまう!
これはヤバイ。
延期されると、他の奉仕作業に影響が…。
降ったり止んだりの状態だったので、作業決行!よし!
神社の屋根がチラッと覗く程度になってしまうくらい、
雑草が生い茂りまくっております。
先週、組内の方の葬儀がありました。
貴重な戦力を失い…全13戸だったのが、12戸に…。
「昔のことを、よぉ知っとった人だったのになぁ。」
「もっと、昔のことを聞いておけば良かったのぉ…」
そんな会話が聞こえて来ます。
各々に持ち寄った草刈り機のエンジン音が曇り空の下で鳴り響きます。
また、集会所の雨樋の清掃など、この機会に組で共有する資産メンテナンスを実施。
途中で土砂降りになりかけましたが、無事に草刈完了!!
太陽が出てきて、草刈りした後が綺麗に輝いております☆
さて、ここからまた民族大移動。
山の中腹にある組の共有水源に向かいます。
林道を進み、途中から徒歩で山の中を分け入っていきます。
昔からこの集落には水が取得できる沢が無かったために、
道路と川を渡った集落の対岸側に水源が。
集落の家々は、ちょっと高いところにあるため、
水圧を確保するために水源の位置も山の中腹と、高い位置になっております。
もちろん、今では村の簡易水道が整備されているので、
山水を生活用水として利用することは少なくなりました。
私が幼い頃は簡易水道が未整備だったので、
雨が降ると蛇口の水が濁るという…。
よって、天気予報で大雨が降ることが事前に分かるときは、
食事の煮炊きのための水を事前にバケツにためておいたものです。
山の水は沢から直接取水しているので、雨が降ると濁ります。
もちろん、お風呂にも入れませんでした。
そんな時代が懐かしい。
水道って、本当に大切なインフラですね。
では、何故未だに山の水をメンテナンスする必要があるのか??
だって、山の水なら水道代かかりませんもの(笑)