リアルなドラえもん映画[旅路]
(2014-08-16 23:42:00) by けんた


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ドラえもんの始まりと終わりの物語。

「すべての、子ども経験者のみなさんへ」という言葉が添えられた、
大ヒット上映中!|映画「STAND BY ME ドラえもん」

8月8日に公開されたばかりですが、
家族揃って浜松の映画館まで見に行ってきました。

朝、岐阜の伯母&従姉妹をお見送りするのと同時に、
浜松は浜北にあるTOHOシネマへ。

事前にネットで指定席購入をしていたので、時間に間に合えばOK!

抜群の配席で、観賞準備万端です。
便利な時代ですね。

さて、ドラえもんですが、予告編を観ていてもそのリアルな映像に技術の進歩を感じているところ。

まだ公開したてなので、予告編以上の情報は出さないように致しますが!

このyoutubeで公開されている公式予告編で観るよりも、
映画館へ行くとより一層!

映像の質感に驚かされました。

アセットを作るときはポリゴンで骨組みを作り、テクスチャを貼って質感を出す。鈴木氏によれば「ドラえもん」がおよそ29万ポリゴンのび太くんはおよそ85万ポリゴンになるという。
さらに、のび太くんがよく遊ぶ空き地になると、空き地の中だけでおよそ1400万ポリゴン、周囲の民家も入れると3500万ポリゴンにもなるという。背景にキャラクターを置いた一般的なシーンでだいたい4000万ポリゴンに達するそうだ。
「自然」にこだわるための配慮と機材:映画『STAND BY ME ドラえもん』スタッフに聞く――CG制作のスゴイ現場 (1/3) - ITmedia PC USER

ポリゴンってのは一つの平面を表しているので、
ドラえもんは29万個の平面をつなぎ合わせて立体として表現していることになります。

まだドラえもんなら形状が単純なので良いのですが…。

のび太くんだと85万ポリゴン。

一般的な背景シーンだと4000万個の平面!

服が風で揺れる様子や衣服のシワなど、非常にきめ細かい動きの表現も可能に。
映像もより、ナチュラルになって違和感が少なくなってきます。

ポリゴン数が多いすなわち、動かす平面数が多いと、リアル度が増す一方で
アニメーションにするためにはかなりの計算が必要…
制作するコンピューターの処理能力も、大変なことに!

パソコンの演算能力が進化したことにより、昔のようなポリゴンが目立つ3DCGではなく、
細かいポリゴンによるナチュラルな表現が可能。

タイムマシンが手前に迫ってくるような、非常に重いシーンでは、
1フレームあたりのレンダリング時間が6時間…
1時間30分の本作では、全部で12万フレームに…

恐ろしい演算数です。

制作陣のこだわりが恐ろしいレベル。

加えて、ひみつの道具のみならず「ドラえもん」自身の“質感”も重要であった。「ドラえもん」自身も未来からやってきた“ロボット”だからだ。「未来の家電メーカーがロボットを作ったら、こういう素材でできているんだろうと想像しました。「ドラえもん」の素材に、指紋ぐらいは付くでしょう、とも考えました。普通の観客はそんなもの見ようともしないし、気にしていないかもしれませんが、「ドラえもん」の頭とかよく見ると、実はのび太君の指紋でいっぱいですよ」と、花房氏はこだわりを見せる。

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