宿直明けの土曜日朝。
いつもと違って、バスの運転手さんの点呼などが無いので、
ゆったりとした時間が流れつつ…
気象アラームが明け方近くに何度か鳴って起こされたので、ちょっと眠いです。
ただ!
昨日よりは熱が下がった模様!!!
よっしゃ!
相変わらず、鼻水とくしゃみは止まりませんが、喉の痛みは和らいでいます☆
日直さんに引継をして交替し、帰宅して朝食を食べ、そのまま山へ向かいました。
今日は、集落の作業、緊急招集がかかりました。
本日の作業は、集落で使っている集落共同水道のメンテナンスです。
最近、水圧が弱くなっていて、配管のどこかに土砂が詰まっているのではないか。
その場所を探して、配管の詰まりを除去するのです。
しかーーーし!
総延長数百メートルの水道配管。
どこで詰まっているのか、見当を付けるのが大変。
配管が透明なわけではありません。
たいていの場合、ストレートに伸びた配管部分に土砂が堆積する確率は低いので、
継手部分とか、配管内に段差がある場所を疑います。
まずは、継手になっている場所を掘り起こして、継手を外し、
水の勢いを観察します。
それを何カ所も繰り返して、水勢の強いところと弱いところが分かると、
その間に詰まっている可能性が高い…として、絞り込んでいきます。
ただ!
継手が常にあるわけではなく。
継手が無い部分については、継手から針金を差し込んで、
血管で血栓をカテーテルを導入して探すごとく、針金が止まる部分を探します。
水道配管は冬季の外気によって凍結しないように地中に埋められているため、
継手を外すには掘り起こしが必要!
何度も、何度も、掘り起こしが続き、絞り込みます。
汗が噴き出てきます。
そして!
疑わしい区間が絞り込めてきたんですが…
そこには継手が無い!!
針金を伸ばしてみると、そのあたりで針金導入がストップしてしまう。
そんなときは、思い切って水道配管を切断します。
圧力が掛かっていて、刃が入ると勢いよく噴水のように噴き出す!
切断して、水勢を見て、上流側か下流側かの判断を付けます。
切断した部分にはストレートの継手を噛ませて復旧。
そして、埋める。
場所を変えて、何度も繰り返す!
で、疑わしい区間が絞り込めてきたところで…そこに、こんなものが。
2月に豊根村を襲った大雪災害の倒木です。
道路が通れるように切断されて除去されているんですが、