今年になって、ようやく認知度が上がってきているような気がする、
ESD(Education for Sustainable Development)というフレーズ。
日本語にすると、「持続可能な開発のための教育」。
一ヶ月後には
名古屋市内でESDに関する国際会議が予定されていて、
この国際会議に関するニュースを目にする機会が増えました。
んで!
このESDの中部拠点で事務局長をやってらっしゃる中部大学の縁ある友人から、
ちょっと花祭りのことを発表してくれという話が。
かつてお世話になった方だし…一肌脱ぐか!
と、参加して、花祭りに内在するESD的仕組みをくみ取って、
何度か、発表したのが運の尽きw
中部ESD中部拠点Dayに参加 - kenta's page!!2014
中部大学で花祭り講演会 - kenta's page!!2014
その後も、何度か頼まれつつ…
最後の仕上げのワークショップにもお呼びがかかりました。
あれ?
いつの間にか、友人が准教授に昇進されてる。
おめでとーございまーす☆
早朝から名古屋へ向けて出発です。
もう、身体を休める暇がなさ過ぎて、熱が下がりませんっ!
でも、既に出席で回答してしまっておりますので、
穴を開けるわけにはいかん!と、出かけたところ…
母上が運転してくれることになりました。
助かります。
地下鉄の駅まで送ってもらい、母上は名古屋の伯母のお宅へ。
会場である中部大学名古屋校舎に到着。
武田先生のお膝元。
なんだか、中部大学には縁があります。
前回の会合の時、終電を乗り過ごすレベルで一緒に飲み明かした、
名市大の教授、名古屋大学の助教さんと久しぶりに再会☆
まずは、中部ESD拠点の代表でいらっしゃる、
中部大学の総長さんから開会挨拶があり、スタートです。
総勢、100名近くの参加者さんがいらっしゃるでしょうか。
午前中は、これまでに行われたワークショップのまとめです。
事務局でまとめられた案が発表されつつ…
それに対する意見交換会となるんですが。
が。が。が。
さすが、持続的社会を論じる意見交換。
持続的社会っていう言葉が持つ定義はあいまいですよね。
今の社会が持続することが良しとなるのか、
もっと良い社会が持続することを願うのか…いや、もっと良い社会って、
今度は何を持って良いとするかもあいまいだし。
資源が循環すれば持続的…と言っても、
物質的な循環がミクロ的に達成できたことが、マクロ的には繋がらない。
そもそも、物質が循環すると持続的なのかが…。
否定ばかりしていても、ダメなので、私的には…
物質が循環しなくても、人生に幸せを感じる人が持続することが、
持続性社会なんじゃないかと思っているんですが。
と、段々と思想学的に…。
人によって目指す方向のベクトルがバラバラなのが、
環境というテーマの持つ難しさ!
よって、意見交換のベクトルをまとめるのは至難の技!!
取り回しをしている事務局さんの額の汗が、それを物語っていました。
午後から、本日参集した発表者から、