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遅くなりましたがお茶摘み

遅くなりましたがお茶摘み

  • Posted by: けんた
  • 09年06月06日 土曜日
  • 豊根

今年のお茶のできは、本当に天候に悩まされました。

お茶ってのは凍結霜に弱いのです。
正確には新芽なんですが、新芽が出てきた時に
まだ気温が低く、霜が降りて凍り付いてしまう場合には…

新芽の細胞が凍結によって破壊され、枯死してしまうのです。

お茶を商品として出荷している農家ならば、
■防霜ファン – Wikipedia
などを使って防衛されているとは思うんですが、
売り出すほど作っていないので、我が家は運に任せています(汗

奥三河は茶の山地でもありますが、
同時に寒冷な地域。

よって、今年は多くの地域で一番茶をやられてしまった模様です。

うちの茶畑も例外なく…

いつもならば5月中旬には茶摘みするんですが、
今年は1番茶の新芽がやられ、次の新芽を摘むことになりました。

というわけで、今日は嫁さんは大府でお留守番、
おいらひとりで豊根に行きまして、伯父伯母にヘルプされつつ、
お茶摘み…というか、お茶刈りです。

何故に「刈り」なのかというと、最近はバリカンみたいな機械で
一気に刈り上げてしまうんですね~

伯父二人とおいらの三人のチームワークにより、
午後から始まった茶刈りも1時間で完了(笑)

はやっ!

ですが、ここからが時間かかるのです。

所詮機械なので、人間のように若葉だけを手で摘み取るわけではありません。
バリカンのように刈り上げるので、中には枝部分とか古い茶葉が多く巻き込まれます。

それをひたすら人海戦術で取り除く(汗

実は、この作業が一番大変。

恐らく、お茶工場では機械で選別してくれるとは思うんですが、
やはり、より綺麗な状態で工場まで持っていきたいですからね。

この選別作業に3時間ほどかかりました。

で、軽トラに積み込みまして、農協のお茶工場へ。

ここで重量計測して、お茶を煎じて出荷可能な状態をしてくれるのです。

今年は全部で80キロくらい。

まあ、売り出しているわけではないので、
これくらいあれば良いかなぁといったところ。

ですが、実際に煎じられると重量はこの4分の1から5分の1に減少します。
(水分などが抜けますしね)

夕食時には茶臼山高原協会社員の従兄弟も来て、皆で夕食☆

茶臼山、相当賑わっているみたいですね(汗
今日も、観光バスが家の前を何台か通り過ぎていきました。
恐らく、茶臼山帰りに温泉に入っていく方々でしょう。

今日、豊根に来る時も、なんでこんなところが混んでいるんだ…
ってところが渋滞してましたし。
皆、高原道路に上がっていきました。

今日は泊まらずに大府に戻ってきたわけですが、
さすがに夜9時を過ぎると道はガラガラでした☆

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