> 行事 > | 豊根 > | 花祭り > 坂宇場花祭後編

坂宇場花祭後編

坂宇場花祭後編

日付が変わって日曜日。
花祭りはここからが佳境で御座います。

三つ舞の扇、やち、剣(つるぎ)。

特に、やちとつるぎは、観客もヒートアップします。
おいらも叫びに叫んで、喉が渇いては日本酒を注がれます。
手に持った剣で突き刺されんばかりの場所に人が溢れていました(汗

DSC_1658[3]

ここらで私のカメラに異変が…。
長年愛用してきた一眼レフデジカメですが。

シャッターが切れない。

フォーカス合わせてぐっと押し込んでも、撮影されないのです!!!
10回くらい押し続けて、たま~にカシャって切れるくらい。

よって、自分の思ったタイミングでの撮影が全く不可能(汗

こりゃこまった。
非常に低い気温のせいなのか、はたまたシャッター寿命が来たのか??

よって、これ以降の写真は、カメラの気分で撮影されました(笑)

さらに、山見のお酒や榊の振る舞い酒をたくさん頂きまして、
手ぶれならぬ「体ブレ」しとるかもしれません(汗

そんな撮影には全く適さない状態の私ですが、
榊鬼様が登場されるのにつぶれているわけにはいきませんっ!!!

ベストアングルを狙ってはシャッターボタンを連打。
連打しても、まったくシャッターが切れない時は切なくてしょうが無い。

DSC_1670[3] DSC_1702[3]

そして、「たいわり」です。
盛んに燃え上がるたいまつを、まさかりで打ち払いながら舞います。

DSC_1718[3] DSC_1717[3]

このときばかりは盛んに囃し立てていた衆も、
じーっと事の成り行きを見守っています。

榊鬼が終演し、ここでひとつ、宝の舞(と、上黒川では言うけど、坂宇場でも同じかな?)です。
願主から奉納された祭具を持っての4人舞ですが、舞と舞の間に随時挿入されます。

今回は…なんと!!

花祭り初体験の女子大学生4名が挑戦!!
この方々、夏に豊根に来てフィールドワークをしていった皆さんです。

■道すがらばったりと夕食会 - kenta's page!!2011

数日前から坂宇場地区に滞在しており、祭具の準備や舞習いに参加していました。
その中で、坂宇場地区の方から舞わせて下さるというありがたいお言葉を頂いたそうな。

練習の成果が発揮されます!!

たかが15分程度の舞でも、初心者にとってはとっても難しいです。
とくに、足のステップなどが。

白衣を身にまとった指導者の皆さんが、

「み~~ぎ、ひ~~だりっ!!」

と、丁寧に指導しながらついていて下さっていました。

彼女たちは既に花祭りの虜になったようです(笑)
なんだか、うちの妻のようではありますが。

さあそして、味噌塗り…こと、すりこぎ。
このシルエットは…

ミスター花祭りの従兄弟じゃありませんか!!

DSC_1758[3] DSC_1765[3]

非常に腰の低いすりこぎ様で、ほっぺに味噌をつけるときも
髪の毛などにつかないように慎重に…非常に仕事の丁寧なすりこぎ様でした(笑)

また、味噌をつけた後は、お辞儀です。
なんという腰の低さ!!

私も、おでこに味噌をつけてもらいながらツーショットで自分撮りwww

DSC_1769

今回も、村外のいろーんな方にお会いしました。

先日の東三河広域研修でお会いし、
宿泊部屋が同じだった方に花祭りを紹介したところ、
遙々豊橋から見に来てくれたのです☆
もちろん、花祭り初体験。

仕事関係でも、県の職員さんが多数来訪され、
聞いた話によると、副知事さんもいらしていたそうな!!

そして、この方もいらっしゃいました☆
ホントに、よく会います(笑)

また、いちの舞を美しく舞っていた先輩には
「いつもブログチェックしてるよ!!」
と声かけられて、にんまり♪

村出身で、村外で活躍されている方々にもチェックしてもらっていて、
なんだかうれしいです。
そんな皆さんの情報源に…少しでもお役に立てればと思っております。

さあ、祭の方は終盤にさしかかり、四つ舞の扇です。
時既に午前5時ですが、この人の数はなんということか!!
この時間でこの賑やかさ、近年まれです。

DSC_1780[3]

おいらも、この夜はほとんど座ること無く囃しつつ写真撮影していたので、
足が棒のように重たいです(汗
鬼の練習が一番効いているかもしれませんがww

そして…湯囃子です!!

ここで、足込花祭りと河内花祭りを巡ってきた妻&妻友人夫妻と合流☆
なんというタイミングの良さ。

湯囃子で湯をかける直前ですよ。

何の前触れも無く、突如襲い来る熱湯の嵐!!

まず、私、一発目をミスター花祭りの従兄弟から食らいまして、
カメラの前が何も見えなくなりました(汗

その後、マイクをやられたのか、音声一時死亡。

カラス(兎跳び)では、皆様へとへと。

外は明るく、さわやかな朝を迎えておりました☆

 

豊根にUターンしてきて最初の花祭り。
いつもと全く異なった気分での参加でした。

今まで参加していても、どこかちょっとアウェイな気分があったことは否定できず、
年の近い先輩や後輩くらいしか知っている人がいませんでした。

しかし、豊根に戻って半年ちょっと。

既に数多くの方と知り合い、舞庭内も知った顔ばかり。

ものすごいアットホームな気分でした。
ホント、サイコーです。

Comments:4

だんきち 2011年11月29日 09:26

けんたさん、おはようございます。
先日は坂宇場の花お楽しみさまでした。
豊根に帰って、初めての豊根の花でしたね。
村の人たちと普通に交流されていて、ああ、すっかり豊根の村人やなあとはたから見ていても実感しましたよ!それが羨ましくもありました。

さてさて、案の定夜中は冷えましたね(汗
坂宇場の若い衆がついでくださる日本酒がなければ、死んでいました(汗
カメラが調子悪かったんですね。
経年ではなくて、氷点下をきると、デジタル機器は変調をきたすようですから、心配はないと思いますが・・・シャッターチャンスに押せないのは、もどかしいですね(汗

今年は、撮影しつつ囃しつつ、昨年よりゆったりと「とひゃひゃ」と堪能できました。
いつもの顔なじみさんとお会いできたのも嬉しかったです。
でも、すーさんが来てなかったのは残念でした・・・
また来年ですね。

しかし、花を見ていていくつか疑問が・・・
まずは、鎮めはミスターさんが去年はひのおうで今年はみずのうをしてらっしゃいました。
これは上黒川でも同じように正副が年毎に交代するのでしょうか?
あと、蜂の巣を「びゃっけ払い」で、朝鬼がしておりましたが、上黒川も朝鬼がびゃっけ払いするのでしょうか?
わかりましたらご教示ください。

私事、拙ブログにも今週末坂宇場の様子をアップしますのでご笑覧ください。それでは!

けんた 2011年11月29日 21:42

>だんきちさま
寒い中、お疲れ様でした。
私も、寒くて寒くて、動き続けていないとおれんかったです。
動き続けていた分、足が痛くなりましたが…。

シャッターの寿命は、ひとつ上のスペックのカメラで10万回とか書いてあったりするので、
既にそれくらい撮影している私のカメラは…
いや、でも、同じ不具合が数年前に発生して、当時保証で治したので、
再発したかもしれません。
5年保証ギリギリで治せると良いのですが。

しずめさまは、私も詳細は分かりませんね。
上黒川は、舞うことができる家が決まっているので、
ある意味、我が家は部外者…。

正副とかは無いと思いますけどねぇ。
びゃっけ払い…う~ん、分かりません(汗
朝鬼は、ここ10年ほど見ておりませんので…(湯囃子のため)

なぞの旅人スー 2011年12月 3日 10:00

 今年は残念ながら行けませんでしたが、貴ブログより会場の熱気が伝わってきました。坂宇場のヤチ、剣は激しい舞ですからねえ。観ていると非常にアツくなります。豊根の花って、うまくせいと衆によって舞庭の雰囲気を盛り上げ続けていますよね。従兄弟のお兄さんも、今年も精一杯務められた様で。私としては、私の様な外部の人と花祭りの地区との交流の姿として、その願主舞があった事を嬉しく思います。
 けんたさん、だんきちさん、私事の関係で行けるとは限りませんが、上黒川に行けたら当然行きますので、その時にお会いできるといいですね。

けんた 2011年12月 4日 22:11

>なぞの旅人スーさま
舞庭の雰囲気を味わって頂けましたでしょうか!!
そういえば、今シーズンはまだスーさんのお顔を拝見しておりません。
下粟代は確実にいらっしゃるとは思いますが(笑)

豊根の花は、地元の若者が元気良く囃しておりますっ!!
最近では、地元のみならず、外から見に来た方々も
地元の型の手ほどきの元…??参加されている方も多いです☆

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://kenta.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/2354
Listed below are links to weblogs that reference
坂宇場花祭後編 from kenta's page!!2011
 

> 行事 > | 豊根 > | 花祭り > 坂宇場花祭後編

kenta's page!!最新の日記へ戻る