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花祭りと愛知県美術館

花祭りと愛知県美術館

朝、再び東栄町下粟代へ向かいます。

10時くらいの到着でしたが、
まだ四つ舞の剣ですと!?

DSC_0471

今年はいつもに比べて4時間くらい遅めにシフトしていると思われます。
なんたって、榊鬼が朝7時だったらしい。

朝鬼じゃんっ!!(笑)

豊根の職場の先輩も見に来ていらっしゃいました☆

そして…ちょっと疲れ顔の引佐緑のふるさと協力隊君。

なんと!! 山見と榊の、伴鬼を舞ったというのです!!

初めて来た花祭りにして、やるのぉ。

下粟代では、正しい楽しみ方じゃ無いかもしれませんが、
上黒川花祭りに来られていた方と、改めて喋る余裕もあるので、
お礼の挨拶など、ゆっくりお話しすることができました☆

そして、湯囃子を見たいところでしたが…

11時になってももちろん始まりませんでしたので、
この後も予定があるため舞庭を後にすることにしました。

豊根緑のふるさと協力隊君と共に、
名古屋へ向かいます!!

愛知県美術館でジャクソン・ポロック氏の展覧会があるということで、
我妻がノリノリ☆
久しぶりに息子抜きで!!協力隊君とその彼女さんと共にダブルデート。

私も、ふらっと何かの展覧会を見に行くのが好きなので、
ジャクソン・ポロック氏に関する知識はほとんどありませんが、
楽しみにしておりました。

■生誕100年 ジャクソン・ポロック展

相当なメディアタイアップをしているようですね。

スパッタリングという技法で有名な方ですが、
私も中学生の時、美術の時間にスパッタリングにはまってます(笑)

これがまた、前衛的な芸術として評価されるんだから。
美術って奥が深くて…理解しきれませんww

愛知県美術館に到着し、ジャクソン・ポロック氏の若かりし頃から
全盛期に至るまでの絵画を順番に見ていきました。

まさに試行錯誤の人生。

常に新しい表現方法や技法を考えながら…

ピカソ…あいつがすべてやっちまったんだ!!

と、過去の偉業にプレッシャーを感じつつ…

常にトライするその姿勢に感銘を受けました。

一方で…

だんだん頭が重くなってくる(笑)

抽象画ってのは、考えて観覧してはいけませんね。
この絵は、どんな意味があって…とか、考えていると頭痛くなってくるww

説明用のキャプションが親切についているんですけど、
それを読んでから絵画を見ると、その先入観に汚染された視線でしか見られなくなります。

だから、まず、自分の目で見て何を感じるか!!

見る! 見る! 見る!!!

そして、訳が分からなくて頭を抱える(汗

このとき悟った、抽象画の楽しみ方。
考えてはいけませんね。

それはまるで、ラルクアンシエルの歌を
歌詞の意味を考えながら聞くのと同じで、
だんだんわけがわからなくなっていきます。

そう…いつもラルクを聞く時にリズムやテンポを楽しむ感じ。
歌詞は楽器みたいなものww

勢いとノリと体の揺らぎを楽しむ!!

そんなスタンスでジャクソン・ポロック展を観覧すると気持ち良いですよ。
(ちょっと、ラルクさんに失礼かもしれませんがwあ、でも、私はラルク大好きですよ。)

観覧後は、関東へ一時帰省する協力隊君を見送りつつ、
妻と共にショッピングを楽しんで豊根へ帰ったのでした。

Comments:4

なぞの旅人スー 2012年1月10日 23:16

朝は私が神座でグダーッとなっていた時のお越しだったのですね(汗) あのお兄さんは けんたさんのお知り合いで、「緑のふるさと協力隊」という事業で引佐に来てるんですね。私の伴鬼スカウトアンテナが「ピピッ」と反応し、声を掛けたところ、引き受けて下さいました。やっぱり、よそ者がやる仕組みになってる事に驚いてましたね。私は「榊鬼」で登場するつもりだったのですが、その手前でダウンしたので、お兄さんが「榊鬼」の方も引き受けてくれたことに感謝します。

けんた 2012年1月11日 19:35

>なぞの旅人スーさま
なるほど。お姿が見えないと思ったら…(笑)
引佐緑のふるさと協力隊君をスカウトしたのはスーさんだったんですね!!
さすが、眼力がありますね。
スーさんの分まで舞うとは…さすがですね。
彼は引佐でも大活躍しているようですよ♪
担当者の方が、来年も残ってくれたらなぁ~って言っているのを耳にしました。

はっちゃん(山之内です) 2012年1月30日 00:43

保存会HP更新お疲れ様です、写真遅くなりごめんなさいです。
長年ほったらかしの私のHPも10年ぶりにリニューアルします。
賀状で2月初旬とお知らせしましたが、どうも20日過ぎになりそうなんですm( _ _ )m
そそ、写真展.花人hana hito 豊橋展が決まりそうです。
予定では4月3日~8日、豊橋市美術博物館第2企画展示室です。
今回も協力:上黒川花祭り保存会の名義を使わしてもらいたいんですが…ていうか勝手に使わしてもらいます。。。
よって、今度の反省会の時にパネルを差し上げるという約束を母上としていたのですが、4月以降になります、ごめんなさい。と母上にお伝えくださいませ。
ジャクソンポロックですか。。。私は良く知りませんが、ボクシングペイントに近いものですかねェ。
でもピカソとは基本的に違うと思います、ピカソは前衛芸術ではありません。
多くの芸術や武術習い事に「守破離」があります。書道でいう楷書、行書、草書ですがピカソもそれです。
多くの抽象画家は若い頃は皆写実的だったんですよ。
ピカソも信じられないくらい精密なデッサンを書いていました、そして徐々に余分な所を削ってデフォルメしていき究極の最終形が“ゲルニカ”や“女の顔”になったんですね。一足飛びにあそこに行った訳ではないのですね。
何でも基本が大切。基本をしっかりやった上で次にいけるのですね。だからピカソはすばらしいのです。
しかし、前衛芸術というものは私も良くわかりません。。。
もともと伝統や資本主義社会に対する批判が形になった物だと私は解釈していますが。。。
昔バブルの頃、知人の美術商がポロック風な前衛作品をベトナムで数千円で購入し日本で100万円で販売してました。まったく価値のないものでも、欲しい人はいくら出しても手に入れたい。。。
好景気の時には“えっ”というようなものが高く売れたり、人気が出たりします。金で解決するから皆見る目が曇ってしまうんですねェ。バブルという金余りの時代の象徴の様な出来事として心の片隅に記憶しております。
別にポロックの批判ではないのであしからず、ごめんなさいね。
私的には、印象派や浪漫派が好きなので…
カミーユコローやターナーなど空気感のあるものに強い感銘を受けます。
あの作風を写真で表現出来ないかと試したこともあります。
その点、古い正統派かもしれませんね。
では、そろそろお暇します。反省会でお会いしましょう。
山之内博章

けんた 2012年1月30日 21:19

>はっちゃんさま
つ…ついに!!!花人が次の章へ!!
こりゃ、うれしいっ!!
早速、日程をスケジューリングしておきます☆
是非、反省会の時に保存会メンバーに展開して下さい!!

ホームページ、更新お待ちしております。
更新完了の暁には、このブログでも告知させて下さいね。

ジャクソン・ポロック、確実に私よりはお詳しいと思いますが(笑)
「守破離」と呼ぶのですね。
基礎ができてこその応用。
そういえば、相田みつをさんの美術館へ行った時もそれを感じました。
あの方、基礎としての書を極めた上で、敢えて字体を崩して表現手法にしていました。
ジャクソン・ポロック氏も、初期の作品から展示がありましたが、
最初は写実的な表現の作品でしたよ~。

そして、ピカソもやはり、写実的な表現の延長として抽象画なんですね。
時代背景をよく知らないと、観賞しててもよくわからんなぁ~と、感じた次第です。

バブル時代の逸話、そんなことがあり得たんですね。
人の価値感覚とは恐ろしい…。
お金だけを尺度に、投資としての絵画になってしまうと何が良いかという本来の意味が全く無くなっちゃったり。リーマンショックだって、同じようなものですよね。
格付け会社が適当なこと言っても、それがまかり通っちゃったり。

話が逸れましたが、絵画は写真の作風へも大いに影響しうるんだなと、
学んだ次第です。

反省会でまた、じっくりお話ししましょ☆

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