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巡る予定が台風にやられた

巡る予定が台風にやられた

  • Posted by: けんた
  • 13年10月15日 火曜日
  • 旅路

せっかく東京に来ていることだし、
代休をもらって、前からやりたかった博物館巡りをしよう!

そー思っていたんですが、

台風接近中。

帰りの新幹線が止まってしまっては明日の仕事に差し支えるっちゅーわけで、
ひとつだけに絞り込んで、行ってきました。

日本銀行金融研究所貨幣博物館

日本で唯一、紙幣を発行している日本銀行本店に併設された
お金のことだけを取り上げた珍しい博物館です。

東京駅から歩いて行ける距離にあります。

さすがは平日。
展示室内は人が少なく、ゆっくり、じっくりと見てまわることができます。
入場料は無料!!!

常設展示では、お金の歩んできた歴史を見ることができます。

日本で最初の流通貨幣と言われていた和同開珎だけでなく、
その前から使われていたと言われていて、1998年に明らかにされた
富本銭についても記述がありました。

歴史が明らかになるにつれて、ちゃんと更新されているんですね。

上映ビデオは、まだブラウン管でしたが(笑)

1年前に訪問した石見銀山に関する記述もたくさんあって、
日本が世界的な銀の産地だったことがよく分かります。

鳥取中国地方探訪2日目 - kenta's page!!2012

丁銀という、銀の重さで価値を計る貨幣の仕組みって、
いちいち重さを量らなきゃなのに流通するって面白い。

そして、小判や大判などが出てきて、
貨幣の価値がそのものの価値とイコールだから信用があって流通する。
もっと融通を利かせるために、分銀が出てきて細かな支払いも可能に。

んで、証券という考え方があって、貨幣価値がイコールそのものの価値では無くても、
確たる機関が信用を与えることで価値を持ち、流通するようになる…と。

江戸時代には、各藩が独自に紙幣を発行していたということで、
やっぱり「藩」というのはひとつの国なんだなぁと実感。
脱藩ってのは、国外脱出みたいなもんなんですね。

近代になると、ほとんどが紙幣で取引され、
今度は偽造対策も入念たるものになってきました。

その遷移が全て掲載されているんですが、
一種の芸術ですね。これは。

それなりの価値を持つ紙だけに、時代によって精巧な造りが変わっていく。

記念通貨も並べられていて、大変美しいです。

また、プルーフ硬貨という存在を初めて知りましたが、
いつも目にする100円玉とかが、ものすごい輝きを放っていてビックリ。

プルーフ貨幣 – Wikipedia

表面を美しく研磨し、2度打印するそうなんです。

欲しいなぁ。

大変面白い!オススメの博物館でした。

外に出ようとすると、雨が降り出しており、
台風の接近を感じます…。

東京駅を北から南まで縦断し、一昨日の夜、
サウジ繋がりの友人が紹介してくれた南インド料理専門店へ行ってみました。

南インド料理自体、初体験に近いので、
ドキドキしながらお店に入ってランチを注文。

DSC02353

もちろん、カレーですよ。
日本のモノとは違うけど、とーっても美味しい。

日本人の口に合うように調整してあるんでしょうか。

揚げパンみたいなものが、旨かったです。

お店はこちら。

Dakshin - Truly South Indian (South Indian Restaurant)

東京駅に近いので、興味ある方は是非どうぞ!

八重洲ブックセンターで、手に入りにくい本をゲットした後、
新幹線に飛び乗って、いつものとおりブログ執筆に取りかかりました。

”ひかり”で豊橋駅まで。

1時間半の道のりでは、結婚式の内容を更新するには時間が足りませんでした(汗

豊橋駅に到着すると、ザンザン降りの大雨!
こりゃ、もう少し遅かったら、ヤバかったかも。

案の定、20時以降は運行見直しとか。

豊橋駅からは、母が乗せて行ってくれました。
風が段々強くなってきて、夜半過ぎに台風が最接近しそう。

災害など、何事も無いことを切に祈ります。

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