朝7時30分に消防詰所集合!
地震発生の予知情報が発令されたという想定のもと、集合。
そして!
大きな地震が発生したというフェーズへ移行。
災害対策本部から無線を通じて消防団への出動指令。
部長が指令に対して無線応答し、詰所を出発!
ポンプ積載車に分乗して上黒川地区内の各集落を回ります。
その際、
「訓練!訓練!こちらは豊根村消防団第2部です!
村内全域に大きな地震が発生しました!…」
というあんばいで、ポンプ積載車に搭載された拡声器を使い、
避難所誘導の放送を繰り返しながら集落内を低速巡回します。
集落内では、避難が始まっており、避難所に多くの方が集まっていました。
こうして、しばらく巡回をしていると…
突然、無線から火災発生の連絡が!!!
もちろん、訓練です。
伝えられたのが、坂宇場地区の川宇連神社で火災発生という訓練情報!
集落内巡回を中止し、至急、現場へ向かいます。
移動中の車内では、水利をどこで確保するか、誰がポンプを運ぶかなど、
到着して直ぐに動けるようにシミュレーションが始まりました。
川宇連神社に到着するなり、各員配置について、
私もポンプを運ぶ役として、河川へと積み降ろし、給水管を水中へ設置。
同時進行で、別動班がホースを延長してポンプへ接続!
放水開始の合図と共に、想定火点へ向けて放水が始まりました!
部長から、撮影の許可を頂き、訓練中の様子を写真に納めます。
筒先員を交替しつつ、ザック先生も初めての筒先員を体験。
かなり興奮されていました(笑)
訓練ですが、実際の火災を想定しているので、
法被とヘルメットを着用。
しばらく放水作業がつづき、撤収の指示に基づいて撤収作業に入ります。
ポンプ積載車へ機材を積み込み、消防詰所へ帰投しました。
すると…
消防詰所上空でバタバタバターという音が。
ヘリコプターです!
今回は陸上自衛隊、NTTdocomoとの共同訓練も同時に進行中!
豊根村が孤立し、情報ネットワーク・電力が全てシャットダウンした想定です。
そこで、NTTdocomoから衛星回線を使用した移動式基地局が運搬されてきます。
が!
回線数のある基地局だけに、パラボラアンテナが巨大。
陸上輸送は不可能という想定なので、
陸上自衛隊のヘリを使って、docomoのアンテナを運んでくるのです。
陸上自衛隊×NTTdocomo×自治体という組み合わせの共同訓練で、
今回のような基地局機材を使った訓練は日本で初めてらしいんですよ。
すげーーーぜ。
豊根村。
完成したばかりのヘリポートが早速、活躍しています。
んで、我々も、その移動基地局や陸上自衛隊とNTTdocomoの
防災機器展示が行われている、とよねドームへ向かいました。
自衛隊車両が駐車場に並んでいます。
村長さんの御挨拶に続き、陸自、docomoの方から今回の訓練についてのご説明。
非常用食料の試食会も合わせて開催されています☆
せっかくの機会なので、陸上自衛隊ブースも拝見して、
たっくさん質問させて頂きました☆
docomoのFOMA網をそのまま活用して、
自衛隊専用回線の確立や、インターネット回線確立のデモンストレーション。
既存のFOMA網に接続可能なので、
これから組み立てられる移動基地局を用いて通信することも可能!
docomoブースでは、太陽光発電システムに接続された蓄電池から
数十個のケータイ・スマホ充電器が搭載された電源器。
そして、衛星携帯電話の展示がありました。
こちらが、衛星携帯電話。
コンパクトですね。
左が1台9万円くらいで、右が30万円くらい。
月額料金は5000円くらいらしいんですよ。安い!
通話料は高いですけどww
基地局を全く気にしなくて良いってのが、売りですよね。
通信エリアは地球です。
さて、一方で、ヘリ輸送されてきた移動基地局の組み立てが始まっています。
そして、組み上がりがこちら!
パラボラアンテナで衛星との通信を確立し、
その後ろにある塔が基地局としてのアンテナとなります。
コンパクトですねぇ。
これで、この周辺でケータイ接続・FOMA網の利用が可能になるわけです。
我ら消防団、そして陸自の皆様も説明を聞き入っていました。
これで、午前の部は終了。
再び、消防詰所に戻りまして、ちょうどお昼。
まだまだ我々のミッションは続きます。
上黒川の各集落に1~2名ずつ振り分けられ、
各戸を回って消火器や火災報知器の点検、異常確認に回ります!
私も、自分が住む集落を自転車でぐるっと回って任務完了。
詰め所に戻ると、部長さんから
「ヘリポートに行って写真撮っておいでんよ☆」
と、有り難き言葉を頂きました!
しかも、移動のため部長さんの軽トラを貸して下さいました♪
詰所の直ぐ裏山にヘリポートがあるので、数分で現着。
目に入ってきたのは、メインローターが超長い、陸自のヘリ!
やっべ、カッコイイ…。
尾部がこんなに長いもんなんですね。
待機されていた3名の隊員の方が、もの凄い親切にご対応下さりました。
独りで乗り込んでいったので、若干不安があったんですが…
ほんーーーーっとに、親切な方々。
ウキウキしながら
「好きなだけ写真を撮って下さいね☆」
という言葉に甘えまくって撮影しまくりww
各部の機能とか、質問したら丁寧に教えて下さいました。
また、このヘリポートの使い心地についても聞いてみたところ、
かなり着陸しやすい部類とのこと。
このように、山頂部分にヘリポートがあると、
かなり遠方からでも位置が分かるらしく、非常に侵入しやすいそうです。
あまりに私が興奮していたからか…
「もし良かったら、操縦席に乗ってみますか?」
ええええっ!!!
そ…そんな畏れ多い…
でも…いいんですか?
というわけで、乗っちゃった☆
計器の数がもの凄い!
これ、全部見てるの…!?
すげえっす。
操縦席内の写真撮影、しても良いですか…?
恐る恐る聞いてみたら、
「どうぞ!どうぞ!好きなだけ撮って下さい!」
うおーー。
興奮。
興奮してパシャパシャ撮ってたら、
「ヘルメット、かぶってみます?」
って!
なんというサービス精神。
かぶらせて頂いたところで、さらに
「カメラ、撮影しましょうか?ww」
ってww
写真撮ってもらっちゃいました(笑)
うあー、最高の1枚。
ドキドキが止まりませんでしたよ。
足下部分は地上が見渡せるように窓になっていて、
隊員さん曰く、この窓が撮っても重要だそうです。
着陸時など、確かに必要そう!
あああ…素晴らしい時間を…陸上自衛隊の皆様本当に有り難う御座いました。
再び詰所に戻ると、部長さんが炭火を起こして昼食の準備をして下さっています。
これもまた、大変恐縮です…。
なんと!!!
今回は、焼き台の準備から始まって食材類を部長さんと先輩が用意して下さったのです!
鮎の塩焼き!(しかも、子持ち鮎)
身がぷりぷりの巨大ホタテ!
そして…牡蠣!!!
なんという豪華さ。
さらに、これを野外で食すという環境的旨さ。
ビールサーバーまで、準備して下さいました(笑)
詰所の外でバーベキューってのも、未だかつて体験したことがありません。
サイコー!!
鮎のお腹には卵がたくさん詰まっていました☆
しばらくして、上空からヘリコプターの音が。
先ほどの自衛隊機がdocomoアンテナを回収して飛び立ったようです。
詰所上空を通過していきました。
左上の点がヘリコプターです。
いやはや、記憶に残る1日となりました☆
…が!
ここで終わりではありませんっ!!!
一旦、中締めとなった後、自宅に戻って妻子と、
東京から遙々いらっしゃった伯父さんと一緒に東栄町へ!!!
東園目の花祭りを見に行きます☆
ちょうど、榊鬼様登場!
東園目は、ここ数年で夜通し開催から日中開催へシフトしたそうで、
夕方5時くらいが榊鬼様登場の時間となります。
まずは腹ごしらえに…と、うどんをすする妻子。
息子が可愛い…。
けど、人混みをかき分けて、そこら中を走り回っているので、
我々も追いかけ回すので疲労困憊です(汗
東京の伯父さんにおでん、うどん、日本酒をご馳走になっちゃいました☆
「けんたろーも、飲めるようになったなぁ!」
と言われましたが、ワンカップ1杯が限界ですww
酔っ払って気分が良くなってきたところで、
榊鬼様の見せ場がやってきました!
たまたま、自分がいたところがナイススポット。
周りに人がいないぜ!!
と、カメラを構えていたら…
ぬおおおおおおおおおおおお!
炎のかたまりが、身体にクリーンヒット(汗
そうか、だからここに人がいなかったんだww
良い写真は撮れましたが、リスキーでした(汗
消防業務が終わってから、そのまま向かったので、
服装が訓練服である意味良かったかも知れません(汗
おかげさまで、東栄町の消防衆ともお話しができましたし☆
酔っ払って勢いが付いてきたので、
舞庭の中の方に入っていって、囃し手に加わりました!
んで、今度は鬼様の後ろからシャッターチャンスをさりげなく狙いますw
火の演舞。
テホヘを叫びすぎて喉がカラカラです。
そして、味噌塗りさん登場!
動きが、かなり過激です(笑)
息子はひたすら逃げまくっていましたが、
ふとした拍子に、息子が狙い撃ちにwww
一瞬、茫然自失になって…
ヤバイ、これは泣くか…!?
と、思っていたら、
「やったなーー!コノヤローー!」
って…(汗
でも、ちょっと怖くて近寄れないところが可愛いです(笑)
はしゃぎすぎて、抱っこしてやったら3秒で寝ちゃいました。
湯囃子を見ていきたかったですが、
息子も寝ちゃったし、帰宅することにしました。
早朝から夜に至るまで、なんとも濃密な1日でした!
飛来したUH-1Jヘリのコクピットの上に、角(つの)が突き出していたのに気づかれましたか?
地上すれすれを飛ぶことが多いため、送電線や索道をあの角で切るんだそうです。
UH-1シリーズは寿命の長いヘリコプターで、おいらが高校生だった頃に導入されたと記憶します。
最初はUH-1B、続いてキャビン容積を増したUH-1H、そして現在のUH-1Jと、かれこれ半世紀になるんじゃないでしょうか。
当初、米軍ではHU-1と呼称していました。Hはヘリ、Uはユーティリティーです。愛称は「ヒューイ」でした。呼称をそのまま発音すれば愛称になるという珍しい航空機です。
UH-1を改造した対戦車ヘリ、AH-1ヒューイコブラの前席に乗ったことがあります。後席のパイロットが急降下、急上昇を繰り返し、いや、もう恐ろしいのなんの。ずっと目をつむったまま、死ぬ思いでした。
>山のしんぶんやさま
今日はいろいろと、有り難う御座いました☆
反響を楽しみにしております!!
さてさて、角ですね!
実物を見たときには全く気付かなかったんですが、あとで写真を見たとき、
消防担当の同級生が教えてくれました。
メインローターに送電線などが絡む前に切断する!と、思い切った装備だなぁと。
そりゃ、ヘリの人命の方が優先ですしね!(それが理由ですよね?)
型番がそのまま愛称になって「ヒューイ」なんですね。
半世紀もメジャーチェンジが無いだなんて、相当完成されていますね。
山のしんぶんやさまが乗られたヒューイコブラって…。
前後2席の、前席に乗ったんですか!?すげっ!!!!
見晴らしが良さそうで…でも、見る余裕は無さそうですね(笑)
AH-1でもヒューイなんですね。
アーイ
かと思いました(笑)