村の歴史を感じることができる場所。
その名も…
書庫。
移動式棚でスペースを確保しながらも、職場で大きな面積を取っています。
それっくらい、歴史に応じて書類も大量。
外からは見えない、薄暗い場所に保管されています。
村内各所には先人が苦労して建設された建造物や構造物がたくさんあります。
例えば、茶臼山高原スキー場や新井グラウンド、兎鹿嶋温泉パルとよね、
整備された農地、そして…道路、河川!!
それらの作り方や建設中の写真、図面、経過書類など。
書庫には歴史がギッシリと詰まっています。
もちろん、保管期限もあるので、最終的にはエッセンスまで削ぎ落とされていきます。
全てが残っているわけではありませんが、
今進めている仕事や協力要請をされた仕事など、
そのどれもが既存の状態を変更するという行為になるため、
過去を知ることは、仕事効率化にも繋がります。
特に、現場の表面に出ていない部分。
例えば、地中にある構造物の状態や、その寸法や位置。
それらをあらかじめ知っているのとそうではないのとで、
事業を進めるにあたってアプローチが変わってきます。
前者だと、とてもスピーディーにアプローチできる。
ただし!!!
整理整頓は人それぞれ。
人それぞれという歴史もまた、そこに詰まっております故…。
目的の図面を探すのが大変。
むしろ、あるかどうか。
基本的に、規則上は残しておく必要がないものなので、
奇跡的に残っていて、見つけることができたらラッキー。
何度も書庫に通っていると、どんな書類が格納されているか、
不思議と、自然に頭の中にインデックス化されていきます。
で!!!
今日は、絶対に無いだろうと思っていた古い図面を発見することが出来てラッキー。
昭和時代の現場経過を知るヒントをゲットすることが出来ました。
まだまだ経験が浅い自分ですので、
先人たちの知恵に触れることで、歴史的知識を充填したいと思います。