鳥取で目覚めの朝。
妻の父実家に宿泊しました。
豊根と同じく、とっても涼しい朝。
爽やかです。
まずは、祖父のお墓参り。
実家から歩いて行ける場所、お父さんの案内で向かいます。
照りつける日差しが、朝の涼しさをかき消すかのように。
汗がほとばしる。
遠く、鳥取県の主峰「大山」が遠方に霞み、
手入れされた農地に囲まれるよう、墓地があります。
まさに、一等地。
毎朝の日課で、線香を上げるのはお手の物の息子。
最近は、娘も手の合わせ方が分かるようになってきました。
合掌。
祖父がいない、寂しくなってしまった実家ですが、
お父さんが東京から戻られ、家業の農家を必死に継がれています。
そんなお父さんもオススメの海水浴場へ。
実家からクルマで15分ほどのところにあるハワイへGO。
ハワイ!
リゾート!!
海の家がある、純日本的なハワイです。
一時期、テレビやネットで話題になっていたあの場所。
綺麗な青空に栄える真っ青な海岸。
そして、白い砂浜。
息子、生まれて初めての海水浴です。
泳ぐことが好きな息子は、海を見た瞬間に独りで砂浜へ走って行ってしまいそう。
どうにか制止して、大急ぎで着替えたおいらと、レッツゴー海。
海に飛び込んだ息子の第一声。
「うあっ!!不味いっ!!」
川ともプールとも違う、濃い塩水。
前知識無しで飛び込んだ息子には衝撃的だったようで。
川と違って暖かいので、長時間入っていても大丈夫。
浮き輪を使って、足が付かないところまで。
送り届けてやります。
そこで海に頭から突っ込んで、
「あーー!魚が泳いでるーーー!!」
浅瀬に戻ると、
「あああーー!貝殻だぁーー!」
と、潜っては取ってくる。
キミは…海女さんか!
1時間ほど泳ぎ続けるのも、あっという間。
身体が冷えてきたところで、一旦休憩。
娘と息子は砂遊び。
娘は初めて砂の感覚に、不思議な表情。
食べ物ではないと判断したようで、口に持っていかない。ひと安心。
浮き輪で波に乗って、なんちゃってサーファー気分。
日本海、綺麗な海です。
海水浴に、もってこい。
山育ちのおいら自身、海水浴の経験は5回に満たないので、
新鮮な感覚で楽しみました。
水平線まで続く海。
気持ちが良い。
お昼ご飯を海の家で食べ、帰り支度を整えて…
次の目的地はこちら。
最近、息子がはまっている名探偵コナン。
作者の青山剛昌さんが生まれ故郷、北栄町。
街おこしに、名探偵コナンが大活躍。
由良駅という本来の駅名が、コナン駅に!!
街の至る所に、コナンがいます。
妻のお父さんオススメの、名探偵コナン巨大迷路!
ここも、実家の近く。
2年前に鳥取へ来たときも楽しんでいた息子ですが、
今度は名探偵コナンというキャラクターを知ってからなので、
また感激が違うようです。
迷路の見晴台には、コナンの顔ハメパネル。
日が傾き掛けた夕刻、一旦実家に戻って、
妻父と祖母と、倉吉市へ。
倉吉市といえば、白壁土蔵群。
江戸、明治期に多く立てられた風情ある町並みが今も残っており、
文化資源、観光資源として多くの人で賑わっています。
こちらは、
旧国立第三銀行倉吉支店でレストラン&カフェとして運営されています。
国の登録文化財としては、鳥取県内第1号。
続いて、元帥酒造本店。
伝統的建造物、伝統的造り酒屋の中に…
ん??
萌えキャラ!?
ギャップが。
「元帥」という酒名とのギャップが。
白壁が並び、風情ある町並み。
既にお店は閉店時間を向かえているので、人影はまばら。
一心不乱にスマホを操作する息子。
人がたくさん集まるところに、ポケモンあり。
用水路に転落しないように、見張りながら…です。
夢中になると、目の前の障害物など気にしない(汗
街巡りをしてから、のれんをくぐります。
明治時代に建てられた町屋を使用した食事処。
清水庵。
今夜はこちらにて!
親族一同会しての食事会です。
お父様が手配して下さいました。
妻の従兄弟たちが鳥取帰省しているタイミング。
私と同い年の従兄弟さんもおって、”第2世代”同士の交流です。
各家族から親族紹介。
皆、遠方同士。
なかなか揃うことはありません。
美味しい餅しゃぶに舌鼓を打ちながら。
餅しゃぶ、珍しい!
イロトリドリのスライスされた餅を、出汁の利いた湯に通して頂きます。
ブルーベリー餅や栃餅も、あります。
妻の叔父様がおいらの前の席に座られておりましたが、
建設コンサルタントを生業にされており!!
この倉吉市周辺の地盤や橋梁など、熟知されております。
いやはや、お話が大変盛り上がって料理そっちのけになってしまいましたが(汗
ある従兄弟さんはUターン組で広大な農場を経営していたり、
はたまた東京丸の内でものづくりメーカーとして活躍していたり。
世代が同じなので、話が通ずるところ、多々あります。
楽しい時間を過ごしました。
また、従兄弟さんのお子様は、息子&娘のちょうど真ん中。
奥様方も、話が通ずる。
あっという間で名残惜しいところではありましたが、
最後に集合写真を撮影して、いずれの再会を願いました。
ちなみに、グラウンドゴルフ発祥の地が
「泊(とまり)」という、この近辺らしく。
次回は、グラウンドゴルフ大会を開くことになりました(笑)
アルコール摂取済みのおいらに変わって妻に運転してもらいます。
妻は幼い頃、自転車で徘徊しまくった勝手知ったる道。
倉吉市から20分ほどの道のりです。
慣れたもの…と、思いきや。
突然、停車。
前のクルマが停車したまま動かない。
前のクルマは、前方をパッシングしたり、バックしようとしたり。
どうしたんだ!?
怪しい動きを繰り返しています。
あまりに怪しいので、横から追い抜くこともはばかられる。
しばらくして、前進を始めました。
続いて妻も進もうとすると…運転席から悲鳴が!!!
何事かと前方を見ると、黒い大きな物体が道を横切ろうとしています。
く…クマか!?
暗闇に浮かび上がる黒い物体をよく見てみると…。
牛。
大きくひとなった牛です。
夜にもかかわらず…いや、昼間いても不思議ですが。
公道を一匹、闊歩しておりました。
耳にタグが付いていたので、脱走したと思われますが…。
恐るべし、鳥取県。
お風呂上がり、息子はかゆいところを祖母にかいてもらっています。
息子にとっては曾ばあちゃん。
「子どもがいるのは賑やかでいいねぇ~(鳥取弁で)」
息子と娘が元気をお裾分け。