道路を横断するヒューム管を掘る掘る

台風被害箇所の対応に並行して、通常の工事も進めます。
突発的な被害だからといって、予定している工事をストップさせるわけにはいきません。

村内事業者さんが請け負ってくださった工事。
現場立会が必要な場面に移りましたので、立会に。

舗装の修繕工事。

地域から強い要望を頂いていた箇所、着手しております。
舗装をめくって、新しい路盤を作るために既設の路盤をはがします。
仕上がりの姿を想像しながら、ワクワク。

このところ、被害を受けた現場ばかり目にしていたので、こうして久しぶりに「良くなっていく姿」を目にすると気が楽になります。

それは、午前中まで。

午後からはまた、災害の関係、被害を受けた現場。

詳細を書くことはできませんが。

続いて。
降り続く雨の中、上司と共に作業します。

事業者さんは幹線道路を優先して復旧に取り組んでくださっています。
案件多数で手いっぱい。
よって、できることは自分たちで…。

これ以上、被害が広がらないようにする対策しかできませんが、やらないよりはやった方がマシ。
雨が降り続く中で簡易的であろうと対策を怠ると、さらに被害が拡大します。
雨によって札束が飛んでいくようなもの。

今回は、山から流出した土砂によって閉塞した(詰まってしまった)管をどうにかしてよみがえらせます。管が詰まったことによって、その手前にある集水桝から沢水がオーバーフロー。
その水が未舗装道路を走るとどうなるか。

洗掘(路面が凸凹)され放題。

しかしながら、集水桝が深すぎて、水の中に潜るようなもの。
さすがに潜りながら作業はできないので、長くて大きな木の棒を使って管をつつきまくる。

同時に、オーバーフローした水が道路へ流れないように、路面に水の道を作る。

雨に打たれながら、あくなき戦いを続けて1時間半。

少しだけ、管の通水量が増え、集水桝からオーバーフローする水が無くなった!!

イチかバチかの賭けでしたが、やってよかった。

さて、今夜も、通常業務は午後5時スタート。
戦いの終わりはまだまだ見えてきません。

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