おいらの一番好きな作家さん。
真保裕一さん。
8月の新刊として文庫本が出ていました!
よって、早速購入&読破☆(3週間前)
これまでに出た文庫本は、すべて読破しております(笑)
(下記)
- 連鎖
- 取引
- 震源
- 盗聴
- ホワイトアウト
- 朽ちた樹々の枝の下で
- 奪取
- 奇跡の人
- 防壁
- 密告
- トライアル
- ボーダーライン
- ストロボ
- 黄金の島
- 夢の工房
- ダイスをころがせ!
- 発火点
- 誘拐の果実
- 繋がれた明日
- 真夜中の神話
このお方、「小役人シリーズ」といって、
世間ではあまり日の目に当たることのない公務員?的なストーリー展開が面白い(笑)
例えば、こんな特殊公務員。
・公正取引委員会の審査官
・元オリンピック射撃候補の内勤警察官
・地震火山研究官
・厚生省の元食品衛生監視員
・ダムの保守点検・運転員
・セキュリティーポリス(SP)
・海上保安庁特殊救難隊
・自衛隊不発弾処理隊
・森林作業員
これらの職業への調査力が半端無い。
ホワイトアウトとか奇跡の人とか。
映画、ドラマになってましたね。
そして本書!
読んでみた感想。
あれ?これ、ホントに真保さんの作品!?
でした。
吸血鬼伝説…猟奇殺人事件…
う~ん。
あんま、真保テイストではないな。
ま、真保ミステリー的な、どんでんがえし展開はありましたがw
それにしても、あまりにすっきり読めすぎ。
真保さんをまずは読んでみよう。
って人には良いかもしれません!
コアな真保ファンには、酷評が目立ちます(笑)
途中、吸血鬼伝説についてやたら詳しく書きまくってるところあり。
そうそう、こーいうミステリーモノって、吸血鬼伝説とくっつけてストーリーを作る作品
多くないですか!?
そして、どの作品も、吸血鬼伝説としっくりはまってしまう。
やはり、血とミステリーは切手も切り離せない関係にあるのか…。
ホワイトアウトは読んだ。
あれはもうね…なんつーか、すごい(笑)
ものっそい陳腐な感想で申し訳ないけど、すごい。
でも、すごいイメージ湧く描写だから、読んでて疲れたりとか飽きたりとかはしなかったなぁ。
ああいう描写が出来るようになりたい…。
>遥さま
おっ!ホワイトアウトを読んだことあるか!
いやぁ~「すごい」の中にすべて凝縮されているよ。
だって、本当に「すごい」んだもの。
是非、他の作品も読んでみてよ!
どれもこれも、イメージ描写、調査力、すごいです。
読んでて飽きが来ないってのが、真保作品に言えること☆
ああいう描写ができるように…なりたいよねぇ~~~!