使ってみました。
かなり前から公開されていたフリーソフトですが…
このKikuchiMagick、なんと、天研の大先輩が作成したソフトなのです☆
大先輩には天研時代にサーバー関係などで大変お世話になりました。
下記サイトからダウンロードできます☆
んでもって、このソフトが開発されるきっかけとなった方のページがこちら。
■痛い目みてなんぼ: Kikuchimagick比較(明)コンポジットソフトはこちら!
この方ももちろん、天研の大先輩!
サークル時代に多くの伝説を作られ…そして、未だ、伝説は作られ続けております。
とにかく、パワフルで行動的なすごい人。
下記のリンク先で、先輩の作品をごらんになれます。
■痛い目みてなんぼ: 大量コンポジット星景写真
明るい都会であれだけの写真が撮れてしまうと言うのが信じられません。
スゲー。
で、どんなソフトなのかを簡単に解説しますと…
良く、理科の教科書に出てくるような星の写真って、
北極星を中心に同心円を描いているものがありますよね。
(上記先輩のサイトにもたくさん、そんな写真がありますが。)
あの写真ってのは、カメラを夜空に向けて、シャッターを開けっ放し(長時間露光)にすることで撮影できます。
カメラは一定方向の夜空を見つめていますが、
夜空自体は地球の自転によって少しずつ動いています。
フィルムカメラの場合、真っ昼間にシャッターを開けっ放しにすると、
一気にたくさんの光がフィルムに降り注がれるため、現像しても真っ白な写真になっちゃいます。
逆に考えれば、夜空を写真に納めようとしても、通常のシャッター速度では
フィルムに降り注がれる光の量が少ないため、真っ暗。
すなわち…夜空の少ない光をフィルムに焼き付けるには、フィルムに降り注がれる光が少なくても、
シャッター速度を遅くする…シャッターを開けっ放し(長時間露光)にすればいいのです!
フィルムなら、それで良かったんですが、
デジカメになってから、それがちょっと難しくなってきた。
その理由というのが、
「ノイズ」
です。
長時間露光するほどに、また、ISO感度が高いほどにノイズの影響を受けやすい。
カメラによってもノイズの乗り方は違いますが、うちのD80だと、10分も開けていると
だいぶノイズが目立ってしまう。
長時間露光が出来ないとなると、あの星の軌跡を再現できないではないか!
ですが!
このソフト。
例えば20秒露出した写真(もちろん、ノイズ小)を連続撮影で30枚用意します。
それらを任意のフォルダに放り込んで、このソフトで場所を指定してやる。
ホント、これだけ。
フォトショップとかでもできると思いますが、まず、コスト高い。
んでもって、機能が複雑で使いこなせぬ!(おいら
で、実行ボタンをポチッと押すと、30枚の写真を合成し、綺麗な一枚の写真…
10分露出したのと同じような写真が得られるのです!
20秒程度の露出量の写真ならばノイズが載らないので、
もちろん、ノイズ無し。
しかし、まあ、それを狙った写真をまだ撮影していないので
とりあえず過去に撮影した3枚の写真(だいたい同じ時間に同じ場所を撮影しました。)を使って実験!
露出(シャッター速度)を若干変化させて撮影した3枚の写真です。
それをKikuchiMagickで処理したのが下記写真。
ちょっと明るく、綺麗になっているような気が…する!?
なんか、星の数も増えましたねぇ。
この写真を拡大してみると、こんな感じ。
右上と右下には、元写真に既に載っていたノイズが合成されちゃってますね。
(紫色の部分です)
3枚の写真だけでは、イマイチ軌跡っぽくはなりませんが、
これを数十分、もしくは数時間続ければ…数百枚の写真の合成で
綺麗な軌跡が描けるはず!
ちょっと、この冬、トライしてみようと思います。
レンズが欲しい…。
おお(゚Д゚;)
スゲー!
ぶっちゃけ、何がスゲーのか完全に理解出来ていないが(爆)
星を見ていると、心が癒されます。
そして、明日も会社行こうかな、と思ったりもします。
明後日は休むけど。
>ウェスカーさま
コンポジットがこんなに手軽に出来る!!!
それがすごいんですよ☆
画像処理ソフトを使いこなしていない人でも、
手軽にコンポジットが出来る。
素晴らしいっ!
ウェスカーさんが会社に行きたくなるなら、
この冬は猛烈に撮影するしかありませんねww
良い写真が撮影できたら、職場に置いておこうかな(笑)