新城市で行われた防災講演会へ行ってきました。
今回は、住民代表の方と御一緒です。
愛知県の防災局長さんのご講演を拝聴致しました。
主な内容は東日本大震災について。
もちろん、東海・東南海・南海連動地震についての話題もあります。
ここでちょっとビックリしたのが、
上記地震に対する強化地域と推進地域について。
こちらの愛知県のホームページにも記載されておりますが、
愛知県では豊根村のみが同地域に指定されていないようなのです。
豊根にいると、豊根は岩盤が固いから揺れが大きくないらしいとか
そんな話を耳にします。
ま、でも、だから安心というわけにはいかないわけで。
岩盤の上にのっかっている土壌が崩れてくる…
すなわち、土砂災害による交通遮断などは十分考えられます。
講演会終了後は■新城市消防本部へ移動して施設見学です。
こちらには、設楽町、東栄町、豊根村の常備消防事務が委託されており、
新城市と北設楽郡全域を管轄下としている消防本部です。
入り口横には防災に関する展示がありまして、
そちらをまず見学します。
展示には、懐かしき■紙ぶるる君らしきものもありました☆
何が懐かしいって、さかのぼること愛知万博。
当時、友人に誘われて震災ガーディアンズという
市民プロジェクトをちょこっとお手伝いしておりまして…
そこで、何回か紙ぶるる君を作成していました。
筋交いを入れると段違いに家の強度が上がりますよ。
ということが、簡単な実験で分かるのです。
震災ガーディアンズでは、大人から子どもまでわかりやすく、
そして楽しく学習することを目的に、幅広く活動がありました。
話は戻りまして、展示スペースにはナマズ号の設置版、
揺れが体験できる装置がありました。
揺れの方向は1軸ですが、
これまでに発生した様々な地震のパターンを読み込むことができ、
例えば東海・東南海・南海地震の連動発生予測パターンなども体感できます。
と、ここで、同行していた我が区の区長さん、
「よし、じゃあ、上黒川から二人、代表で乗って。」
ういっ!?
上黒川の若手二人が乗ることになりました(汗
もちろん、片方は私です。
そして、区長さんが係員さんに、
「一 番 強 い ヤ ツ で たのむわ。」
ま…マジですか…(汗
係員さんも我々の手の掴まる場所などを細かく指示です。
そこまで指示されると、一体どんな揺れが来るんだ…(汗
ヘルメットを装着して、揺れが来るのを待ちます。
と、突然、ドカン!!と激しい横揺れが!!!
阪神淡路大震災のプログラムでした。
こんな揺れが突然来たら机の下に隠れるとか言うレベルでは無い!!
掴まっているのが精一杯で、全く歩けもしない。
直下型だと、なんというか…鋭角の揺れが来ますね…。
ここに縦揺れが加わったら…(汗
その後、施設内を職員さんが案内して下さいました。
ずらーーっと並ぶ特殊車両の数々。
それぞれが、まるで電気自動車のようにコンセントと接続されていました。
やはり、救急車などに設置されている設備に対し、
自動車のオルタネーターの発電力で車内消費電力をまかなうのは厳しいんですね。
待機時は充電しているようでした。
司令室には緊急車両の位置が地図上で把握できるシステムがあったり、
迅速な人命救助を遂行するための要塞でした。
大変勉強になりました!!!