昨日に引き続き、ツアーの添乗員です(笑)
朝の挨拶を終えて足下を見たら、こんな切り株を発見。
銀杏の切り株だそうですが、
切り株(丸太)から芽と言えば良いのか…枝が出ているじゃありませんか!!
丸太になった状態から発芽したそうで、
木というのは、あの大きな姿でひとつの生命体かと思いきや、
切られても尚生きる…
個別部分がクローズドな生命体となっているんですよね。
面白いなぁ。
昨日は釜から炭出しをしましたが、
本日は釜への薪入れとなります。
炭窯のサイズに合わせて原木を玉切りする必要があるため、
プログラム参加者の皆様で手分けをして玉切りします。
何故サイズを合わせる必要があるのかというと、
炭窯内にはすき間無く原木を敷き詰める必要があるため。
何故その必要があるのかというと、
窯内にすき間、空間があると、そこに接した原木が燃えやすくなってしまうため。
釜内では原木を不完全燃焼させる必要があります。
よって、すき間の原因となる枝部分は切り落とします。
参加者の中にはチェーンソーを扱ったことがある方もいらっしゃって、
その方が中心になって次々に玉切りが進みます。
また、とみやまの炭焼き名人さんもチェーンソーで…
あれっ!?
立てに切れ目を入れている…??
これは、太すぎる木の場合は割る必要があるため、
切れ目を入れまして…
このようにくさびを切れ目に打ち込み進めて木を半分に割ります。
もっと大きい場合は4分の1に。
この作業が一番時間がかかっていました。
しかし、炭焼きをやりたくて応募してきたシニアの皆様、
こういったアナログ作業が一番ぐっとくるみたいで、めっちゃ楽しそう(笑)
参加者同士の交流も、昨日は初対面同士でぎこちなかったですが、
作業を通して和気藹々と。
とーーっても仲良く作業されております。
とみやま山村留学の指導員さんも
お休みの日にもかかわらず、駆けつけてお手伝い下さってます。
こうして、奥の方に細い木を配置し、だんだん太い木へと移って並べていきます。
入り口付近には燃えても良いような木を突っ込んで、
とにかくすき間が無いように注意を払って並べていきます。
そしてっ!!
鉄板で中封をします。
封をした後も、上に空いたすき間から細かい木を投げ入れます。
一方で、粘土質の砂に水を入れてコネコネ。
釜に煙突を取り付けて、その接着剤&すき間埋めに使用。
入り口は、先ほどの鉄板よりも50cmほど手前に末封としてのブロックを積み上げまして、
両封の間に薪や枯れ葉を入れます。
ここで肝心な…
2礼2拍手1礼。
全員揃って、無事に炭ができるように祈願いたします。
さあ、火入れです!!
先ほど入れた槇や枯れ葉に着火します!!
轟々と燃え上がる炎。
このまま一週間以上、名人が様子を見ながら火力調整など行われるそうです。
佐久間湖畔に位置する炭焼き小屋。
湖の上を煙が渡っていきました。
ってか、体中から花祭り臭が…(笑)
明日の東栄町小林地区、御園地区を皮切りに、今シーズンの花祭りが幕開けします!!
最後に、入り口のブロックを全て粘土質の泥で密閉します。
秋の日はつるべ落とし。
あっという間に日が暮れました。
バーベキュー場を使って五平餅づくりします。
香ばしい香りが立ちこめます。
参加者の皆様も口々に、
「今夜はよく眠れそうだ(笑)」
と。
昨日とは打って変わって、本日はハードな作業が続きました!
皆様にさよならを告げ、私は職場へ戻ります。
戻ると、花祭りの香りが私を包み…
課内へ発散させていたと思われます(笑)
今日は一日、事務仕事ができなかったので、
メールがたくさんたまっておりました(汗