とーっても、運が良い日だった!!
自分が仕事をする上で大切にしていることのひとつに、
「スケジュール上、数ヶ月先の仕事であっても、いま、少し手を付けておく。」
ということがあります。
少し手を付けてみると、仕事の中に隠れている、
長期間「待ち」が必要な仕事が現れてくることがある。
現れなければ、別にそれでいいんですが。
例えるのが難しいですが、
基本的に、仕事というのは誰か若しくは自然とのキャッチボール。
キャッチボールをしているとき、
近距離キャッチボールが普通の仕事とすると、
待ちが必要な仕事ってのは、超遠投キャッチボール。
距離=仕事のやりとりで要する時間
ボールを投げて(仕事を後工程に送って)から、
ボールが戻ってくるのに時間がかかるので、
投げておいてから、近距離キャッチボール(今の仕事)を進める。
超遠投のボールが戻って来たとき、
ちょうど、その仕事を取りかかるタイミングだったりするんです。
その、超遠投キャッチボール対象を見つけ出すために、
いま、手を付けて、見つけたら投げておいて、次の仕事に取りかかる。
調達用語で言うと、「先行手配品」。
そうすれば、相手先を急かすことも少なくなりますし、
予め、数ヶ月先であろうと、仕事のボリュームを掴んでおくことが出来るので、
長期スケジュール管理もしやすくなるという、メリット。
また、今の自分の考え方と、数ヶ月先の自分の考え方の違いを、
知ることが出来て、それ自体が仕事を進めるヒントにもなります。
そんな、数ヶ月先の仕事なんてやってる余裕は無いよ!
という声も聞こえそうですが、
実は、この作業を繰り返していると、数ヶ月先の仕事に余裕が出来るので、
そのまた数ヶ月先の仕事に手を付けておく、仕事の先行手配が出来ます。
時間軸を基準にした、好循環が形成できるはず!
ただ、新しい仕事に異動したばかりの時期は、
好循環を形成するまでに、時間を要します。
異動したばかりだと、「いま」に、先行手配済みが存在しません(汗
今の仕事へ異動になって2年目。
先行手配の循環が上手く行ってます。
計画は、絵に描いた餅と例えられることが多いですが、
上手く利用すると絶大な力を発揮します。
まずは、個人レベルから計画を作る練習を!
冒頭に戻りますが、運が良かった!
というのは、この先行手配をしようと、数ヶ月先の仕事に手を付けたところ、
今日までにやっておくと、仕事の進捗を2ヶ月近く短縮できる部分を発見したのです。
言い換えれば、気付かなかったら2ヶ月以上遅れるところでした。
たまには、こんなお話しも(^^)/
帰宅ついでに、施工現場の様子を確かめに立ち寄った先で…
静まりかえった水面に反射する空の色。
美しかった。