どうしても、今日、仕事を休むわけにはいかないので、
ばあばに頼んで仕事を休んでもらい、息子を病院まで連れて行ってもらいました。
道中で嘔吐したりして大変だったようで…。
うむ-。
大変なことが重なるときは、本当に重なる。
我が家も人手不足。
昨日の出張で席を空けた隙に、
書類がたくさん、机上に待機しています。
片っ端から片付けつつ、明日以降に残らぬよう身辺整理せねば。
一方で、必ず立ち会わなければならない工事もあって。
この現場の責任者さん、
技術的な疑問を伺うと、懇切丁寧に教えて下さいます。
だから、この現場に行くのが好き(笑)
一度行くと、知識が膨大に膨らみます。
しかし、この現場は天気との戦い。
雨が降ったら、アウト。
いつ降ってもおかしくない中で、ギリギリの調整をされています。
舗装工事スタート!
アスファルト合材をフィニッシャに流し込む。
機械取扱者の方、片手を腰に、
もう片手でダンプトラック運転手さんに向けてジェスチャー。
仁王立ち。
カッコイイんですけど!
アスファルトフィニッシャで一定厚でアスファルトを流し込み、
マカダム式ローラーで舗装表面を平坦にする1次転圧。
写真はありませんが、つづいてタイヤローラーで2次転圧して、
アスファルトの密度を上げる締め固め。
今まで、マカダム式ローラーとタイヤローラーの効果の違いがよく分からず、
何故、鉄とゴムの2回転圧するのかなぁ?と思っていましたが、
現場責任者さんのおかげさまで、疑問が氷解しました。
アスファルトフィニッシャの駆動部。
アスファルトを均一に敷き均すのみならず、
ここでも振動がかけられています。
アスファルト舗装路面を削った状態のところに
アスファルト乳剤がまんべんなくまかれ、
その上に舗装を打設することにより…
このような美しい路面が仕上がる!
単純に見えて、パラメーターがいくつもあり、
勾配が3次元で考慮されて、最適な施工方法が導き出される。
単純に見えて、同じ現場はひとつとして無い。
その現場、現場で最適解を導き出して、
最も舗装後の品質が良くなる形態を取る。
のみならず、最も、通行止期間が短くなる方法を。
現場責任者さんとお話しすればするほど、奥が深い。