スキーによるものなのか、
息子とのプロレスによるものなのか。
皆一同に、疲労の色が濃い、最終日朝。
濃いのは外の景色も…。
真っ白です。
雪ではありません、濃霧です。
同期たちはリフト2日券だったので、
最終日はノンビリ帰宅の1日。
一方、私と息子。
スキーやる気満々の息子に気圧されて、
リフト3日券を買っちゃいました。
これは、最終日も、息子の特訓を、やるしかない。
最後の朝食。
ここは日本なのか?
異国情緒漂います。
何故ならば…。
耳に入ってくるのは中国語ばかり!
土日も中国&台湾の方が多いなぁと思っていましたが、
月曜日、平日ともなると日本人は我々しかいないくらい。
円安インバウンド効果、恐るべし。
エレベーターで出会った台湾の方と
コミュニケーションがあったりして、
海外旅行気分を味わえてお得感あり。
帰り支度を整える同期たち。
息子と私はスキーの準備を整えて。
帰途に着く同期を見送るため、駐車場へ向かったところで…
横に並んで歩いていたリーダーの姿が消えた!
まるで、そこに落とし穴があったかのように。
一瞬のうちに。
「痛ってぇーー!!」
視線を声のする方に向けてみると、
雪まみれのリーダー発見。
山形県民が積雪スリップして転倒する姿を初めて見た!
就職を機に雪の無い地方へ来たことで、勘が鈍ったのでしょうか(笑)
雪の下はカチカチのアイスバーン。
これは滑ります。
ゲレンデでは一度も転倒しなかったのに、
まさかの最後、駐車場で大転倒でした(汗
ココで一度、転けておけば帰り道は大丈夫(笑)
道中の無事を祈りながら、息子と私はゲレンデへ。
相変わらず、視界が悪く、道に迷いそうです。
今回、唯一、滑降していなかった東館山スキー場コースへ。
ゴンドラを目指し、リフトを乗り継いでいったところで…
ゲレンデでこちらに向けて手を振っている人がいる。
どうしたんだろう?
手には地図、ゲレンデルート(道)に迷ったのかな?
近づいていってみると、
中国語で話しかけられた。
ま…まさか…。
人生2度目。
中国人に間違えられた。
前回は、中学校の修学旅行で板門店@韓国に行ったときのこと。
おいらが日本人だと気づき、慌てて英語に切り替えられる。
私も、コースにそこまで詳しくありません(汗
少しはお役に立てたかどうか。
ゴンドラへ向かう橋を渡るだけで、大喜びの息子。
ゴンドラに乗車。
ゴンドラリフトの「リ」が傾いているのはご愛敬。
終点で降りたものの、どちら方面に行けば良いのか。
看板通りに進んでみるも、人っ子ひとりいない。
周囲は真っ白。
ちょっとだけ、「遭難」の二文字が頭をよぎる。
すると、真っ白の景色の中から、屋根が見えてきた。
近づいて見るとそれは…
オリンピック開催記念の鐘だ!
息子に長野オリンピックの…って話をしてやると、
「えっ??ここでオリンピックやったの!?」
目がキラキラしてる。
将来、スキーでオリンピックに出たいと、
一昨年のソチオリンピックを見ながら言っていた息子。
オリンピックが開催された場に立てたことが、よっぽど、嬉しかったみたい。
そこからまた、滑り方に気合いが入ってきました。
最後の仕上げに、息子お気に入りのジャイアントコース。
滑走距離1000メートル、最大斜度34度。
あいにく、昨日と違って視界が悪い。
けれど!
最後の滑走を楽しむように、転倒することも無く、
じっくり滑り終えた息子は大満足でした。
そこそこ、サマになっています。
宿に戻り、帰り支度を整えて、帰路。
車内においてあったペットボトルのお茶。
完全に凍結。
宿から幹線道路に出るまでの道のり、
宿の方にはスタッドレス&4WDであることを念押しされるほど、
細くて狭く、滑りやすい路面。
その道中にあるホテルの前を通り過ぎようとしたところで…
ニホンザル発見。
豊根では、別に珍しいものでもありませんが、豊根のそれと違うのが…
車が通っても、全く物怖じしない。
いや、気にも留めない。
こっちを向こうともしない。
慣れているなぁ。
名残惜しい志賀高原から麓まで下り、
「道の駅北信州やまのうち」で遅めのお昼ご飯。
安いにもかかわらず、めちゃうま!!
ココ、オススメです。
天ぷら蕎麦を頼んだら、リンゴの天ぷらが出てきました。
宿でも出てましたが、さすがリンゴの産地だけあって、
天ぷらにするのは一般的なんでしょうか。
美味しいです。
お土産買って、ここから4時間超の道のり。
事故の無いよう、安全運転で。
休憩に立ち寄った飯田の座光寺PAで、目に留まったポスター。
道路整備による地域効果をPRするポスター。
なんと!
三遠南信自動車道の整備効果で、豊根村の芝桜の丘登場。
このシリーズ、ポスターの制作元から私のところへ、
別バージョンの写真提供依頼が来ていたので、
近いうちにまた変わるかも!?
日が暮れる直前、無事に帰着。
くたばった…。
けれど、多忙を極める仲間同士、よく集まれました。
次回はいつになるか…分かりませんが…
毎回幹事してくれるリーダーに感謝!