新豊根ダム湖にほど近い大入川の畔。
立ち並ぶ桜の木々。
隣の課、課長さんから依頼有り、
カメラを携えて山を歩き、今までに無いアングルから春の瞬間を狙います。
細い渓流が河川延長のほとんどを占める豊根村において、
川の流れが見える場所の中でも、川幅が広くて、ワイドな景色を堪能できる。
スローシャッターにより
白い絹のような流れと桜の木がひとつのフレームに。
その見通しの良さを利用して、望遠側をフル活用!
さらに、ソフトフィルターも、試しに導入。
柔らかい雰囲気が出ています。
花のボリュームが大きいので、迫力も!
ちなみに、この地点にたどり着くまで、山中の道をひたすら歩きました。
山の中にも、雨後の景色が広がって、こちらも絶景。
NDフィルターと三脚を持っていれば…
もっと糸のような水の流れが表現できた…かも?
いかんせん急傾斜ばかりなので、まず三脚が立てられるかという問題がありますが。
地主さんも気付かなかった栃の木の大木がひっそりと。
栃の実(の殻)が、地面にたくさん落ちていました。
また、太いツルで締め付けられた杉の木は、
静的な森の日常に、動きを感じさせられます。
ツルが幹に食い込んでる!
苔むした岩肌をなめるように流れる小さな滝がいくつもあり、
より一層、雨の後を感じさせます。
移動する道中では、湿った苔が大変危険!
ツルツルです。
気をつけながら…
最後に、幹の太い、御神木級のスギの木発見。
これもまた、苔むしていて、見事でした!