畑を耕して、草刈りをして。
晴れる=畑仕事の我が家です。
一番良い運動は、息子とのキャッチボール。
お父さんが野球のセンス無くて申し訳ないですが、
それでも、今のところはまだ、息子より上手なはずです(笑)
ふたりともクタクタになった夕刻ですが、
まだ!今夜は息子が楽しみにしている星空観察会。
自宅から茶臼山高原までの寸分の移動時間でしたが、
早々と息子は車内でグッスリ。
が!
休暇村茶臼山高原に到着してエンジンを止めると、
ガバッ!!
と身体を起こして、今まで寝ていたのがウソかのように
車外へ飛び出して走り去る息子。
待ってましたと、言わんばかりです。
望遠鏡のスタンバイを行っていたUZ先生の元へ向かうと、
4月から新たに観光協会事務局長になられた先輩のお姿が!
今年度も引き続き、観光協会全面協力。
定刻の19時30分となり、まずは休暇村茶臼山高原内にて、
星空観察会に先だってUZ先生から星空解説です。
さすが、GWですよ!
会議室のパーティションを払いのけるレベルの客入り!
もしかしたら、過去最高!?
最初は必ず、こちら。
天文学と暦は古くから密接な関係。
本日は、旧暦で…
3月34日!?
「疲れが出たせいか、3月が34日になっちゃいました。」
疲れが…それもそのはず。
昨夜も遅くまで、郡上八幡で星空ナビゲーションされていたUZ先生。
恐るべき体力。
つづいて、この先、春から初夏にかけての天文イベント。
なんといっても、火星が地球に最接近!
惑星の3つが一晩中観られるということで、
今夜の観測ターゲットでもある木星、シミュレーションソフトmitakaを使って
望遠鏡で覗いたら、どんな風に見えるのか?
意外に知らないその姿を解説。
ひととおり解説を終えて、いざ今宵の澄んだ空へ。
「わぁ~~綺麗!!」
あたりに感激の声が響きわたります。
すると…
「あっ!!流れた!!!」
暗い夜空、眺めていたらひと晩で必ずといっていいほど、流星が観られます。
「流れ星、生まれて初めて見たぞ!!」
そんな感激の声も聞こえてきます。
4台ある望遠鏡の中でも、最も目を引くのが、UZ先生のC11。
唯一の反射望遠鏡にして、大口径!
休暇村の望遠鏡も、休暇村スタッフさんの手によって大活躍。
次から次へと天体が導入されていきます。
春になったとはいえ、夜はまだまだ冬の寒さ。
一旦中締めされたところで、今度はスタッフによる大人の観察会。
今夜の星空は、空気が非常に安定していて、
とってもシーイングが良い。
となれば…
UZ先生のC11大口径反射望遠鏡に、マウントアダプターを介して、
おいらのミラーレスSONYα7Sを、直接接続。直焦撮影。
ピント合わせのために導入されたスピカ!
さすが、一等星だけあって、明るさが際立ちます。
UZ先生にM104を導入して頂き、露出を合わせて…
8秒で1枚。
そこに現れたソンブレロ帽子!!
大人たちの大歓声が響きわたる!!
8秒で信じられない写り方。
銀塩時代に天体写真をやってた人ほど、この感動が大きい。
まさに、リアルタイムでメシエ天体が画面に映し出されるわけです。
一方で息子は、若い大学生集団の皆様に遊んでもらっていました。
あまりに楽しすぎて、帰る様子無し。
大学生の皆様、ありがとうございます。
大人たちも、メシエ撮影楽しみました。
22時過ぎに帰宅し、これからが勝負所。
先ほど直焦撮影した写真を複数枚、重ねてイメージ処理。
それが…こちら!
メキシコの帽子、ソンブレロに似ているため名付けられた
M104ソンブレロ銀河。
私が、一番好きなメシエ天体です。
横に一線入っているように見える暗黒帯が良い。
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された写真は、圧巻。
続いて、M51の子持ち銀河。
おおおおおおお!!!
2つの銀河が手を握り合うように、寄り添っているーー!
こんな写真が、手軽にスナップ写真のように撮影できる時代。
デジタルカメラ、スゲー。
デジタルカメラが苦手な赤色の光は、
ローパスフィルタによって残念ながら捉えることが出来ません。
しかし、UZ先生はローパスフィルタレスの改造カメラを入手されたとか!?
直焦、期待しています。
いつもありがとうございます!
さすが高感度デジカメ威力が破壊的です!
それにしても、昨年12月から5回連続快晴はちょっとよすぎです。
今回は、「チラシを見て」来てくれたお客さんもいて、ちょっと感動です。
星空だけじゃなくて、この取り組みの広がりに感動できるのは幸せです。
昨夜は夜中に改造カメラで広角撮影してみました。
そのうちブログ、fbにアップしますね。
次は5月14日です。さて、天気はどうなるでしょうか?
なかなか夜の天気に恵まれない茶臼山高原でも、冬場は空も状態が良いのか…
それとも!行いの良さですかね(笑)
チラシから誘客に繋がったんですか!!
それはスゴイ!!
まさに、継続は力なりですね。
天体によっては、高感度デジカメで、その場のライブ写真をお客さんに観てもらうってのも、良いかもしれません。
イメージを観て、再び眼視すると、よりわかりやすい気がします。
改造カメラ、やはりトライされていましたか。
画像を楽しみにしていますよ~と、共に、また次回も宜しくお願いします。