豊根村消防団非常招集訓練

朝、6時40分頃、通常の防災行政無線に続いて、
7時ちょうど、まずは訓練がある旨の、村民向け説明臨時放送が入り。

続いて…

「ウゥ~~ウ!!ウゥ~~~ウ!」

放送音量が最大に自動設定され、
けたたましいサイレン音が防災行政無線から鳴り響く。

そして、

「訓練、訓練、…にて火災発生」

簡潔明瞭、短文で火災発生場所が流れます。

すぐにハッピヘルメットを手に取り、ヘルメットを装着しながら消防詰所へ走る。

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消防詰所にて、あっという間にメンバーが勢揃い。
私が運転席に座り、助手席で無線を握るのはエボリューション会長。

「第3ポンプ、5名乗車で出動します!」

役場の本部に無線を入れて、現場へ走る。

現場の状況から指示が飛び、各々の役割を適宜把握しながら、
我々のポンプ積載車は、火点から一番遠い水利ポイントへ。

そこから水利まで、結構な距離がありますが、
幾重にもホースを繋ぎ、ポンプを中継させ、火点へ。

我らのポンプが2線目送水の出発点。

いち早く設置が完了し、ポンプ始動。
放水開始の指示があるまで待機。

月例のポンプ点検で操作を把握しているつもりでも、
なんだか焦ってしまう…落ち着け。落ち着け自分。

先輩が無線を握り、そこで共有された情報から、放水開始の指示。

送水コックを解放し、指定された圧力に達するよう、スロットルを開く。

ホース延長が長いだけあって、私たちのポンプは一番長い稼働時間。
よって、燃料が…燃料が…。

かなり焦る。

みるみる減っていく姿、燃費の良いプリウスだったら…と、
訳の分からない妄想が頭の中をよぎる。

給油のため、一度ポンプを停止させて頂く指示を仰ぎ。
連結された中継ポンプの停止を待ってから…我らのポンプも一度停止。

大至急給油。

そして、指示を待って再始動。

ホッとした。
すっごい、ホッとした。

放水停止の指示が伝達され、停止作業。

そのまま、撤収作業へ映ります。
ポンプや吸水管を積載車へ戻し、延々と繋がれたホースを回収しながら火点方面へ。

ここでようやく、参加団員全員と出会うことができました。
今回は無線を持つこと無く水利に集中。

全容は分かりませんが、まずは自分の職務を全うすること。
先輩から教わりました。

いざというときを想定した緊張感溢れる訓練だけに、
さすがに…写真を撮影している余裕はありません。

訓練中に写真撮ってたら、怒られるわな(汗
なので、写真は御座いませんが、お許し下さい。

号令を元に、全員村道で整列。

団長さんから労いのお言葉を頂き、次の予定に移ります。

村内の全ポンプ積載車が揃っているので、ポンプの性能検査、
そして、全部で50本近く出されたホースを洗浄して干す。

各部ごとに2つの班に分かれて、実施。

私は、ホース洗浄の班に加わり、消防詰所にホースと共に戻って洗浄です。

全部で14本ほどをブラシでこすりながら水洗いし、
ホース乾燥塔に高々と掲げます。

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かなりの重量。

掲揚するのが大変。

早々とホース洗浄を済ませて、
ホース洗浄班メンバーで先に出来ることは済ませておこう。

続いて予定されている村内全域の消火栓&ホース格納庫内容物の点検です。
併せて、各地に設置されている防火水槽や自然水利の点検も実施します。

2人1組で近いところから攻めます。

筒先盗難が記憶に新しい昨今だけに、
内容物の数量が適切か、盗まれていないか?
地図を元にひとつずつ点検します。

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ここでお昼となり、ポンプ性能検査を終えたチームと合流し、昼食。

昼食取り終えると、今度は全員で消火栓&ホース格納庫点検へ。

人数が増えて、一気に片付きました☆

予定よりも進行が早かったので、そのまま消防詰所の大掃除開始!

美しくなりました。

特に台所。

全ての工程を終えて、夕食は…懇親会!

再び全団員がパルとよねに集まって、打ち上げです!

団長さんからご挨拶、副団長さんから乾杯の御発声を頂き、
バーベキュースタート!

村の若い男衆がほぼ全員揃ったと言っても過言ではない空間。

消防団の話題のみならず、
子育て、学校、地域、ビジネス、趣味…様々な情報が交換されます。

お酌もたくさん、交換されます。

そして、レッツゴーしんがぽーーーーーぉーーぅる!!

今回は前回の反省を踏まえて、早めにパスポートを用意し、
搭乗券を携えて、職場の仲間たちと共にシンガポールへ旅立ちました。

すっぱい思い出と共に。

今回は、無事に帰国できて良かったです。

早朝から夜遅くまで、大変お疲れ様でした!

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