国の借金と資産のバランスシート

今朝の日経新聞朝刊を読んでいて麻生財務相の発言で繋がった。

新聞紙面に書いてあったのは、
「借金の多さだけでなく、それに見合う資産も計算しないといけない」
というご発言。

民間企業において、借金(起債・負債)と資産はセットでプラスマイナス評価され、
それが企業の体力として評価される仕組みが当たり前。

それが、バランスシート。

一方で、これまでの官公庁組織は、借金はクローズアップされても、
資産は全く蚊帳の外で、借金額のみが一人歩き。

ちゃんと企業と同じようにバランスシートとして評価する仕組みを
整えようという方向に進んでいます。

国の借金は今、1,000兆円を超えています。

そこには資産を含んでいない。
すなわち、バランスシート的に評価されていない。

それを財政評価の指標にするのはいかがなものか?

確かに、そんな気がしてきた。

 

ん?
点と点が線になったような感覚。

今、業界でザワザワしている公会計の整備促進。
総務省|統一的な基準による地方公会計の整備促進

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官公庁が所有する資産をしっかり計上する会計手法への転換。
現在進行形で、職場でもザワザワしています。
仕組みの導入は大変です。おかげさまで、仕事量も増加中。

仕事(制度)が増えても人は増えない業界です。
なんで、こんなことやっているのかなぁ~と、常々疑問ではありました。

なるほど!

もしかしたら、事の発端は国の借金額問題にあるのか?!
政府だけじゃなくて、公共団体は全て統一的に導入という。

勘ぐりすぎでしょうか。

でも、資産ってのは売却できるから、借金の穴埋めに使えるわけで、
売れない資産…例えば、村道とか。

資産計上して良いものだろうか…?
そう思いながら、計算しています。

いや、企業でも資産として計上されている自社やグループ会社の株式は、
どちみち売ることが出来ない資産なので…同じこと。

もちろん、ハコモノは資産価値あると思いますが。

 

午前中、息子とキャッチボール。

すると…。

職場の日直さんから着信。

村内某所で土砂崩れが発生したという通報が入った!
思えば、昨夜の土砂降りは、この季節としては激しいもの。

乾燥した地盤に一気に水が浸透する。

幹線路線ではありませんが、地域で大切な路線。
すぐ、関係者の方へ連絡して対応を。

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