8月、妻はアトリエに子守り&籠もり。
多忙な1ヶ月を経て、この日を迎えました。
妻のイラストを展示するスペースが豊橋に。
水上ビルで開催され、今回で15回目を迎えるアートイベントsebone。
■seboneとは | とよはし都市型アートイベントsebone
豊橋市の中心市街地を流れる牟呂用水。この上に建つ水上ビルを上空から眺めるとまるで、巨大な生き物の「背骨」のように見えます。とよはし都市型アートイベント sebone は、この水上ビルを「都市の背骨(sebone)」と捉え、水上ビル周辺の駅南エリアを中心に、アートの力で人と街を元気にすることを目的として2004年 から続くイベントです。
私も、応援に向かいました。
せっかくの機会、妻が豊根村のPRもしたいとのことで、朝、職場に立ち寄ってPRパンフレットを仕入れて。ちょうど、観光の課長さんがいらっしゃって、旬なパンフレットを選んでたくさん渡して下さいました。
妻が出展している、水上ビルの水の上ビジターセンターに到着。
ズラッと並べられた、妻の作品、原画です。
雰囲気ある展示スペースは、作品を一層引き立ててくれます。
そして、今回の新作。
田口線廃線50周年のポストカードやチラシのベースになった原画もここに。
田口線廃線50周年記念行事は、同日の今日、開催されます。
そちらへも顔を出したので、それは後ほど。
妻はいろいろ、私の知らぬところでも仕事を取ってきては作品を作り続けており、
高木ブーバンド、ウクレレCDのジャケットとか!!
他にも、著名人の書籍で表紙を飾っていたりと、活躍しています。
こうした展示会が仕事への引き金になることがあるので、なおざりにはできません。
また、同じブースで東栄町のベスさんも作品を展示即売!!
「この赤いものは何ですか?」
そういった質問がお客様から。
まさか、南天の実がアクセサリーになろうとは、思いませんよね。
今日、明日と2日間。
来客が多いことを願っております。
せっかくなので、seboneアートイベントというのがどんなものか。
ぐるっと巡ってみることにしました。
早速、鬼瓦を作るワークショップに釘付けとなった長男。
鬼瓦といえば、高浜市。
高浜からいらっしゃった方々に手ほどきを受けて、鬼瓦づくり。
なかなか、センスあるじゃん!びっくりした。
道中では、整体師を生業とする天狗さんと行き交い。
三味線、うめぇ。
一方、妻はたまたま展示スペースと隣に位置していたお店で、ハンドメイドアクセサリーを作り始めた。
とても、アクセサリーを作っている風景には見えませんが。
間違いなく、作っています。
朝持って来たパンフレットも、事務局の方々が気を利かせてくれ、こんな良い場所を貸して下さいました。
豊根村と東栄町を絶賛PR中。
街中からは解体中の名豊ビルが視界に入ります。
古さと新しさが共存するのは、今のうちだけか。
やたら、天狗さんと遭遇します。
時折、悪魔さんも現れます。
水上ビル周辺、プラットの中に散らばったスタンプラリースタンプを追い求めた長男。
無事に全てをゲットし、2万円分の商品券を狙っていたようですが…
残念(汗
妻は先ほど作ったアクセサリーが冷えて完成。
さて、妻を置いて、私たちは次のイベント、設楽町へ向かいます。
途中、若松屋さんで絶品の味噌ラーメン。
腹ごしらえしてから設楽町役場に到着。
そこから県道33号と東海自然歩道を歩くこと30分。
設楽ダムサイトより少し上流側。
田口線の三河田口駅跡地です。
主催者を代表して、石井ちゃんが挨拶。
駅名板を作成して、それを今後埋設される駅跡地に埋めるというコンセプト。
自分オリジナルの駅名板を造ります。
長男、見よう見まねでアルファベットを書き写す。
また、レプリカの駅名板へのスプレーもお手伝い。
この大きな駅名板に取り付けられる参加者の名前一覧表も、作成されます。
そして、今回のコンセプト。
三河田口駅の跡を埋設する作業を参加者の皆さんと共に実施するという。
今回は国土交通省および工事受注事業者さんの全面協力の元で運営されており、用意されていた埋設用の土砂がダンプトラックから駅跡地へと流し込まれました。
そこへ、先ほど参加者の皆さんで思い思いに作成された段ボール製の駅名板が横たえられます。
それを参加者皆でスコップを使い、駅跡地へ埋設。
大人たちの作業を、最初は見ているだけだった子どもたちもスコップを手に持って埋め始める。
長男が、お兄さんらしさを発揮。
ちっちゃい子のお手伝い。
一方で、田口線の運転手をされていた方も往時を懐かしむ表情で会場にいらっしゃっています。
すかさず、懐かしい記憶を紐解く山のしんぶんやさん。
山のしんぶんやさんが出会えるのを楽しみにしていた我が家の娘さんは…
残念ながら、発熱。
熱は下がったものの、病み上がりなので自宅でお留守番です。
そして、地元選出衆議院議員の今枝宗一郎さんも駆けつけられ!
皆で作り上げた駅名板が設置されました。
この駅名板の前、みんなで集合写真を記念撮影。
場所を移動し、1キロほど歩いた先にあるトンネルを目指します。
トンネルに到着。
その中で繰り広げられたるは…!!!
トンネル壁面に対して、プロジェクターで映し出された映像。
廃駅跡を上空からドローン撮影した俯瞰映像です。
三河田口駅と清崎駅の間の区間。
現在は設楽町の町道になっておりますが、かつては田口線が走っていました。
車載カメラにより、実際に田口線に乗っているかのような車窓の映像が左右へ流れます。
往路、復路、共に。
当時と比べて沿線の樹木は成長し、まったく異なった風景になっているでしょうが、ここを鉄道が走っていたのだと、感じられる映像になっていました。
最後に、多くの旅客でにぎわった時代の田口線を知る、元田口線運転手さんから。
50年以上、年の開きがある子どもたちも、その言葉に耳を傾けていました。
これにて、散会。
参加者の皆さんが帰途についた後、豊橋のケーブルテレビ局から取材を受ける主催者石井ちゃん。
なんか、現場リポートやってるようなマイクの持ち方ですね。
9月11日(火)の18:00~
ティーズのHOTステーションにて紹介されるそうです。
豊橋の方、ぜひご覧ください。
このあと、非公開のオプショナルイベントが開催されるため、そこに参加。
石井ちゃん曰く、このオプショナルイベントがやりたくて、この行事を企画したと言っても過言ではないと…(笑)
よーやるわーーー(笑)
帰り道は、真っ暗闇の道路を再び2キロ、歩きます。
その際、一緒だった参加者の方とお話ししながら歩いての帰路。
どこからいらっしゃったのかを聞いてみたところ、名古屋市から。
ただ、なんと!!
豊根村出身ですと。
我が課長の同級生ということもわかり、話に花が咲き、重たかった歩みも進むようになりました。
そして!!
暗闇を歩く我々を不憫に思ったのか…通りすがりの方が、途中から車に乗せて行ってくださいました。
天使に見えました。
ヘルメットをかぶった天使。
その後、石井ちゃん宅にて用事を済ませ、次の目的地へ。
既に、時計の針は21時ですが、次の目的地が存在します。
それは…
星空カフェてんくう。
昨夜に引き続き、今夜も星空イベントを催しています。
設楽町内にいたときは、ちらほらと星空が見えたので、これは期待できるぞ…と、最後の力を振り絞って茶臼山高原へ。
しかしながら、現地到着すると…
ドン曇り。
雨もパラパラ。
どうやら今夜は、ほとんどこんな天気だったそうで。
残念。
それでも、お客様は来て下さっていました。
2夜連続して、快晴とはいきませんでしたが…。
まだまだ続きます、てんくうの月1オープンは。
行ける限り、手伝いに行けたらと思います。