雨の週末。
子どもたちを連れてどこかへ出かけるにしても、行く先選択が難しい。
まだまだ妻の仕事、繁忙期が続くため、子どもたちを家から連れ出す必要が!
そんな中で、楽しめそうな場所を恵那&中津川方面に発見。
珍しく、民間会社が経営する博物館です。
民間ということは、もちろん、収益につながらなければ経営できません。
それでいて、30年以上の歴史を誇る。
博物館という形態で収益を出し続ける、スゴイ。
観光を生業にするならば必見ではないでしょうか。
宝探しコーナーでは、埋もれた宝石を探し出す。
子どもたち、大はしゃぎです。
娘さん、袖口をびしょ濡れにしながらも、黙々と宝石を探す。
一方、長男は日本最大のピラミッド地下に広がる迷路でスタンプラリーを楽しむ。
クフ王ピラミッドの10分の1サイズ。
この迷路。
最初にこの地図を見てなかったので、リアル迷子になりかけました。
迷っている最中、娘さんのトイレサインが出なくて、本当に良かった。
出口を探して、全く見つからず、冷や汗をかきました。
ここ旧蛭川村は日本有数の鉱物の産地です。
白石館も、石屋さんに囲まれるようにして立地。
恵那錆石(花崗岩・御影石)の産地になっています。
そこには、美しい石臼。
粉ひきを体験できる場所がありますが…
子どもたち、この施設の中にある数あるアクティビティの中で、
この石臼に一番の興味を示す(笑)
長男は、何度、次に行くよ!と言っても、まったくもって聞き耳を持たない。
ひたすら、もち米をひいています。
どうにか「引き剥がして」ミュージアムショップに。
そこで、お母さんへのお土産を買うんだと、熱心に品定めする長男。
しかし、ピンとくるものが無いようで、ウロウロしていたところ、
ネックレスのひもに興味を示す。
それを手に持って、カウンターへ。
え?
ひもだけ買ってどうするの???
そう思ってた、お父さん。
カウンターには、別のアクセサリーで使う玉石が並べられています。
玉石には小さな穴があけられており、そこにネックレスのひもを通したいと店員さんに談判。
店員さんは
「ひもが太いから穴を通らないかもしれないねぇ…」
「ちょっと、ひもの片方を斜めに切ってみようか。」
ハサミを取り出して、ひもの端っこを斜めにカットしてくれました。
長男がパワーストーンの解説を見ながら玉石を選択し、
穴に通してみる。
すると…
通った!!
中には、穴の固有差で通らないものもあったので、通るものを選び抜く。
長男が選んだパワーストーンの解説には「ストレス軽減」と書いてある。
子どもなりに、親を観察しているんですね。
7玉を選び抜き、大きさや色合いも左右対称に。
この世に一つだけの、特別なネックレスが出来上がりました。
こりゃあ。お母さん喜ぶぞ。
お昼ご飯は中津川駅前のお蕎麦屋さんへ。
美味しいお蕎麦に、ふたりとも1人前をぺろりと食べちゃいました。
そして、ふたりがずっと楽しみにしていた温水プールへ!!!
温泉が併設されているので、ストレスフルなお父さんにもぴったりです。
湯治します。
なーんてのは、甘かった(笑)
子どもたちをプールで見るのは大変!!!
でも、大はしゃぎで喜んでいる笑顔を見ていたら、ここしばらくの疲れは吹っ飛びます。
心の底から響いてくる笑顔というのは、何物にも代えがたい。
長男は、ひたすらウオータースライダー。
係員のおじさんと仲良くなるほど繰り返し。
ついには、お父さんも係員さんに話しかけれられて、談笑。
係員さん、今夜は地区の役員会だそうです。
プールに来て、その地区の役員会の話を聞くことになろうとは。
三世代交流会を地区でやられており、その良さをたくさん伺いました。
娘さんは、最初は浅いところだけで恐れおののきながら浮き輪で浮かんでいましたが、慣れてくると今度は深い方のプールに行ってみたいと。
水深1メートルなので、もちろん娘さんは足がつきません。
最初は、入った瞬間に、怖いぃ…出る…。
だったのが、2時間も泳いでいると、深いところも一人で余裕。
ぷかぷか浮いて楽しんでいました。
泳ぎながら押してやると、大喜び。
また、最初はお父さんの手助けを受けながら浮き輪で滑り台から着水していたのが、最後は浮き輪なしで独りで滑り台を登ってプールへ着水!!
一度、おぼれかけて大泣きしましたが、へっちゃらでした。
水に対して、強くなった。
脱衣所からそのまま温泉に入って体を洗い。
娘さんにとっては、産まれて初めての温泉。
しかも、いきなり男湯というハードルの高さ。
最初は怖いぃ…を連発していましたが、慣れました。
喜んで、広い湯船につかり、内風呂と露天風呂を何度も行き来。
こんなに広いお風呂は初めてだもんね。
さすがに、もう、眠たくなっただろう。
そう思っていたら…
施設にある遊具コーナーで遊び始めた。
子どもたちの保つ無限の体力にひれ伏すとお父さん。
子どもたちも相当疲れたと思うのですが、楽しいことというのは疲れとは無縁ですね。
施設内で夕食。
ふたりとも、ペロッと食べちゃって。
ついには、デザートでかき氷!
帰り道、言うまでも無く、ふたりとも車内で爆睡。
今日は、娘を抱えてトイレへ駆け込むこと数度。
幼子を連れて出かけるときは、常にトイレの配置を頭に入れておくことは重要と痛感。
22時頃帰宅し、抱っこして車から下車させるも、子どもたちは眠くてたまらない。
居間で寝てしまう長男を布団まで抱えていくのがいつもの恒例でしたが、今日は違う!
寝ぼけ眼のまま、お母さんのために買ったネックレスを探し続ける長男。
探しながら、半分寝てる。
今すぐにでも布団にダイブしたいけれど、それよりもお母さんの喜ぶ顔が見たいんでしょう。
ストーリーとともにプレゼントを受け渡されたお母さん。
満面の笑みがうれしさを物語っていました。