4月当初から始まる事業に向けた助走で慌ただしい保健機関。
従来踏襲をすれば考えなくて良いのですが、それだと手数がどうしても多い。
そんな対象を改善するときは、段取りに変更を加えるのでスタートダッシュが逆に大変。
対象を深く理解しないと改善はできません。
浅はかな考えのまま改善しようとすると逆に改悪になったり。
そんな経験は多々あります。
保健師さんにしっかりヒヤリングしながら、自分の理解も深めました。
そしてお昼休みをはさんで、東栄医療センターへ。
すっかり回復した止まらない咳。
前回の検査結果を伺ったり、採血して検査したり。
もう、すっかり良くなりました。
良かった良かった。けど、なんだったんだろうな。
副鼻腔炎か、ぜんそくか。
また、来シーズンも同じ事が起きそうな予感です。
待合室で待っていると、医療スタッフさんに声をかけられます。
資料を手に持ってこられ、打合せが始まりました。
それもまた、我が勤務先医療機関にとって大変重要な情報提供!!!
声をかけて下さり、有り難う御座います。
通院して良かった。…って、違うか。
逆にこちらからも打合せしたいスタッフさんを呼び出してもらったりと。
受診に来たと言うよりも打合せに来たような…。
さて。
帰宅後。
今夜は消防団第1部の来年度班編成打合せ会議。
会議がスムーズに進むように、「ツール」を用意しておきました。
訓練服に着替えて出かける準備をしていると…
いつもとは違う、この世の終わりのような鳴き声by次男君が聞こえて来ました。
なにごと!???
同時に、妻の悲鳴も。
ちょっと!ちょっと!!!
次男君の姿を見て愕然。
顔面からドクドクと鮮血が流れ出している。
状況が飲み込めず。
しかし、手に持っているのは先端が尖った鋭利なフォーク。
まさか。
どうしてそうなったかわかりませんが、フォークがほっぺたに刺さった。
止まらない鮮血に心臓の鼓動が高まる。
急いで鮮血を拭き取り、傷口を確かめる。
うあ…。
けっこう、深い。
抱っこして泣き止ませようとするも、泣き止むわけが無い。
同時に、妻が新城市民病院へ電話。
状況を説明し、いますぐ連れて行くことになりました。
一部始終を冷静に観察していた娘さんが走り出し。
「これ!!」
手に持っているのは絆創膏。
次男君に差し出してくれました。
完全にテンパっている我ら夫婦は、そんな娘さんを褒める余裕も無く。
「それじゃ無理!」
いやはや。
振り返ってみると、反省です。
せっかくの娘さんの考えを否定してしまった…。
私は訓練服から普段着に戻り、消防団の先輩に今夜の打合せ出られない旨を連絡。
「慌てずに、気をつけて行ってこいよ!!!」
エールを送って下さり、「ツール」を消防詰所に放り込んで妻と新城市へ向かいます。
次男君の姿が姿だけに、妻は今にも倒れそうな雰囲気。
車内でも、ぐったりしている妻。
病人がふたりに増えたような…。
そりゃ、そうです。
我が子がそんな状態で冷静でいられるわけが無い。
こんなとき、お父さんは冷静を心がけて。
1時間強の道のり、新城市民病院の夜間入口から入り。
問診票を書く時間も無いくらい、すぐに救急診察室へ案内下さいました。
白衣の先生を前に、ああ病院だと認識した次男君。
大人しく診察を受けてくれます。
偶然にも、診察して下さったのは、かつて豊根村診療所に勤務されていた梅村先生!!!
パンパンに腫れた目の下。
グイグイ触診しても嫌がらない次男君。
いくつかのチェックを経て、眼球には影響が出ていないことを確認。
そう…。
あと2センチ、フォークが刺さる場所がずれていたら、眼球直撃失明でした。
それが避けられただけでも、御の字です。
処置してくださり、その後の経過で注意すべきコトを伺い。
診察のほとんどは心配が顔に書いてある両親へのカウンセリングだったのではないかと思えるくらい、大変、丁寧な診察をくださり、本当にありがとうございました。
診察室を出てからも、看護師さんから今後の経過や気をつけるべきコトなど、そして労いのお言葉。
優しさに胸打たれました。
帰り道、どっと疲れが出てきました。
夕食はコンビニで買った食材を片手に運転しながら。
そういえば、昼ご飯もコンビニで買った食材を片手に運転しながらでした。
なんか、忙しい人みたいです。
帰宅し、妻子を降ろし、その足で消防詰所へ。
21時を過ぎていましたが、私の到着を待っていて下さり…。
労いのお言葉、たくさんいただきました。
打合せも無事に。
皆様、有り難う御座いました。
あ、そういえば今日はバレンタインデーでしたね。
いろいろありすぎて記憶の彼方へ飛んでいきそうでした。
妻から素敵なプレゼント。
そして妻母からも東京から配送で!!
いつもいつも、有り難う御座います。
女性の多い職場。
職場の皆さんからも、有り難う御座いました。