第1回 「愛知のてっぺんで星空キャンプ in 茶臼山高原」
開催です!
主催するのは豊根村観光協会。
そして…
中心人物たる星空解説をして下さるのは、
毎月、休暇村茶臼山高原で星空案内人をされているUZ先生です。
豊根村観光協会: 【参加者募集中】愛知のてっぺんで星空キャンプin茶臼山高原
2回に分けて実施され、今日から明日にかけては2回目の日程。
参加者数が30名近いということで、私もスタッフとして参加です。
私は職場にて、観光を担当する課ではありませんので、
休暇を取得させて頂き、ボランティアスタッフ!
息子も、子ども担当(?)スタッフとして。
星空キャンプの流れは以下のとおり。
望遠鏡づくり、川遊び&マスつかみ、バーベキュー、テント設営、星空観望。
朝食は、森野熊八さんレシピですって!
なんという盛りだくさんプラン!
すげぇぜ、豊根村観光協会。
集合時間は、正午。
その前に…
親戚の伯父さん、伯母さんが我が家に来訪されておりますので、
自宅におりましたところ…
浜松市内から自転車で、予備校時代の友人現る(笑)
埼玉県在住で、帰省の際には、こうして豊根村まで遊びに来てくれたり。
前回はバイクだったような気がしますが…
まさかの自転車。
自らの脚力を使って豊根まで来て下さったんですから、
しっかり水分補給していってもらわねば(笑)
久しぶりの出会いに、近況報告しあいました。
彼は東京大学に進学して、今や某大手メーカーでバイク開発中。
頭も切れるし耐力もあって、まさに文武両道です。
今度、伊良湖のトライアスロンに出るとか!すげぇ。
見送りがてら、息子も自転車に乗って追い掛けて。
さて、直ぐに息子を車に乗せて集合場所へ!
星空キャンプの集合場所、グリーンステージ花の木の民俗館です。
謎の鳴き声が辺りにこだましていたので、
なんだろう?と、UZ先生と側溝を覗くと…
タヌキ!!!
真っ昼間から、タヌキが走り回ってた(笑)
川宇連地区の涼しい気候、とても気持ちよい。
民俗館に入ると、古き家の作りだけに風の通りがよくてサイコー。
作業台の上には手作り望遠鏡キット。
コンパクトにまとまっていますが、これがどのように変化するのか…!?
今回、スタッフとして私と同じく小学生の頃、UZ先生に学んだ同級生も参加!
UZ先生と同じく、学校の先生です。
さらに、UZ先生が教員のツテで同僚の方をスタッフとして引っ張ってきておられます(笑)
スタッフミーディングに参加し、昨日の様子なども踏まえて、
観光協会の地域おこし協力隊さんが中心になって打合せします。
見事なスタッフ用タイムテーブルも用意されていて。
準備は盤石。
徐々に参集される参加者の皆様。
作業台に御案内し、ついにスタート!
望遠鏡キットを袋から取り出します。
組み立て方の説明書が同梱されていますが、
子どもたちにはちょっと難しいか…!?
しかし、UZ先生がひと手順毎に実物使って説明して下さいます。
息子にはちょっと早いかも知れませんが、
私もサポートして、UZ先生が扱う説明用のキットを組み立てます。
基本は、筒をはめ合わせる操作がほとんどですが、
硬い紙で出来ているため、部品のはめ合いに個体差があります。
個体差に対応するため、テープを巻いて、はめ合わせクリアランスを調整しながら、
ボンドを塗りつけてはめ合わせ固定します。
望遠鏡づくりの世界に没頭中。
対物レンズや接眼レンズを接着して、
三脚用台座やファインダーを貼り付けて…
完成!
ボンドが固まるまでの間、輪ゴムで固定しておきます。
簡易的に作ることができますが、それでも35倍の倍率を持つ。
よって、使用時には…このように、家庭にあるカメラ三脚を取り付けて使います。
一度、外の風景をのぞき込んだりして完成しているかを確認しますが、
あらゆる望遠鏡に共通の注意事項!
決して、太陽を覗いてはいけません。
虫眼鏡以上の集光能力。
目が焼けて失明します。
繰り返し、注意喚起。
完成した望遠鏡を作業台の上に置いて接着剤を乾燥させておきます。
乾燥を待つ間…
整備されたばかりの美しい遊歩道を進み、
川遊び&マスつかみ!!!
グリーンステージ花の木の方々が用意して下さいました。
この清流、苔むした岩肌。
夏には、サイコーに気持ちよく、
せせらぎに耳を立てるだけでも、涼しい気分。
皆さん、あっという間にマスをつかみ終えて、
川遊びにシフトされました。
我々スタッフも、事故がないように監視し、
安全な川遊び場に!
一方、別のスタッフはちょっと早い夕食バーベキューの準備。
グリーンステージ花の木には立派なバーベキュー台があり、
大人数で利用可能。
午後4時過ぎですが、夜に備えて腹ごしらえです。
価格の割りにボリューム満点な肉の量。
さすが、グリーンステージ花の木。
食べ応えありまくりでした。
さあ、先ほど作った望遠鏡を携えて、移動します!
参加者の皆様の自家用車を先導しながら、茶臼山高原第2駐車場へ。
通常では午後5時で閉鎖される駐車場ですが、
今回は特別!
茶臼山高原協会の方々も、御協力下さっております。
閉鎖された駐車場に入る、特別感。
まず、明るいうちに…と、
手作り望遠鏡を貸出のカメラ三脚に載せて、
ピントを合わせる練習開始!
太陽に背を向けて、景色を眺めます。
しかし…空には雲が…。
果たして今夜、流星群を観ることは出来るのか…!?
同時に、今夜宿泊するテントの用意を勧めます。
豊根村観光協会主催ということで、
特別に許可をもらって設営。
スタッフが手ほどきしながら、テントの設営をしますが、
スタッフ自身、このテントを取り扱うのは、今回が初めて!
テント持参も可能ですが、テント貸出も行っています。
村内富山地区の「とみやまの里」より、拝借したテント。
直前に観光協会事務局長が自ら、設営方法の手ほどきを受け、
皆に展開して下さいました。
村の複数の観光施設が協力して下さり、進められる星空キャンプ!!
テントの設営が終わりましたが、雲が…。
まずは、美しい夕日を堪能。
綺麗だなぁ~と、日が沈む西の空、
名古屋方面を眺めていたところ…
颯爽と現れた軽トラ。
おお!
茶臼山高原協会職員さん!
「あれ?けんたろさん、なにやってるんですか??」
「スタッフよ、ボランティアスタッフ!」
「じゃあ、ちょっと、夕焼けを見に上がりませんか?」
え???男同士で??(笑)
ゲレンデ巡回がてら、軽トラでゲレンデへ!
おおおおー!
ゲレンデからの夕日、なんと美しい。
彼曰く、シーイングが良い時期には、この場所から名古屋の夜景が見えるそうです。
実際、スマホで撮影したものを見せてくれました。
マジです。
さすが、愛知のてっぺん茶臼山高原。
ゲレンデからは、テント設営された第2駐車場の様子がよく見えました。
さて、ここからは休憩時間。
日が暮れきるまで、参加者の方はパルとよねで温泉に浸かったり。
ゆっくりした時が流れます。
我らスタッフも、つかの間の自由時間をもらったので…
レッツ、清水館。
なんと!
以前、我が家へホームステイしたサウジフレンドが遊びに来ていると!
すげぇな、清水館。
代わる代わる、サウジフレンドが遊びに来ます。
せっかくなので…と、スタッフやっていた同級生に聞いてみたら、
是非一緒に行きたい!ってことで(笑)
さすが、英語が専門の教師。
異国の文化交流が好きです。
しかも、清水館と親戚同士とな!?
ビックリしました。
固い握手で再会を祝しつつ、カメラ談義(笑)
そう、サウジの彼は、カメラ大好き!
趣味が似てて、話が超盛り上がる(笑)
また、サウジを知らない、同級生さんにも、サウジ文化をご紹介。
星空観察会に拉致しようかと思案しましたが、
寒いところは苦手でしょうな…(汗
夏ですが、涼しいです。茶臼山高原。
1時間弱滞在し、再びキャンプ地へ戻る。
母上が、息子を連れて来てくれました。
というのも…実は息子、先ほどのグリーンステージ花の木バーベキューが終わった後、
一度帰宅して、村民ホールで映画会を観賞してから…また来たんです。
ハードスケジュールな息子なので、車内でグッタリ眠っていましたが、
「ほら、星空キャンプに着いたよ!テントだよ!」
これが、魔法の言葉。
ムクッと起き上がって、すくっと立ち上がり。
スタスタスタと、テントに向かって歩いて行きました(笑)
午後8時過ぎには…
夜食の時間だーー!
森野熊八先生レシピによる、かけそばですよ。
めっちゃうま!
第2駐車場にある「てんくう」の食堂を利用させて頂きます。
息子も勢いよく平らげながら…
星空観察会@休暇村茶臼山高原で恒例の…
UZ先生による星空解説スタート!
「てんくう」の食堂を利用して。
夏の星空から、ペルセウス座流星群、観望時の注意事項など。
非常に良い雰囲気の建物で、
UZ先生がボソッと…
「星空カフェやりたいな…」
緊急用のスタッフ待機所には、こんな幻想的なライト。
懐中電灯とペットボトルを使っていて、面白い!!
ランタンみたい。
しっかし…
空は晴れず…。
日帰りスタッフは続々と帰路に。
宿泊スタッフのUZ先生&ご家族&星空案内人友だち、
地域おこし協力隊さん、緑のふるさと協力隊君、私と息子が残ります。
私と息子も、テントを一張り借りました。
テントに宿泊するのは…初めての息子。
かなりの興奮具合です。
持参した2つのシュラフ。
寝かしつけようとしても、全く寝る様子がない(笑)
実は、私もテント宿泊は初めて(だと思う)。
親子揃って、興奮しています。
日付が変わる時刻が近づいて来たところで…!!
名古屋方面に、横一直線に広がる晴れ間が見えてきました!
あれがこっちまで来れば!!!
チャンスはあるぞ!!
我が息子を始め、ほとんどの子どもたちはテントの中で御就寝。
午前0時過ぎ。
は…晴れ間が…もうまもなく!!
UZ先生のC11や、観光協会の望遠鏡が待ち構えます。
雲が薄くなってきたところで、流星群が目に入り始めました!!!
天の川も、姿を現し始め。
天頂付近、天の川周囲だけが晴れました!!
流星を写し込むことはできませんでしたが、
待ちに待った晴れ間が出た事自体に感激(笑)
遅くまで可能性に賭けて待ち続けた人たちだけが得られる勝利!!
明るい流星が、いくつも空を駆け巡っていました。
そして、UZ先生が次から次へと自動導入で天体を導入。
カメラに撮影を任せつつ、C11も、覗かせて頂きました☆
1時間ほどで、再び空は雲に覆われてしまいましたが…。
満足して、午前2時半、テントに入り込みました。
本当に協力ありがとうございました。
昨年の11月下旬。何気なく立ち寄った観光協会で、何気なくしゃべったことがここまでかたちになるとは思ってもいませんでした。
3月に始めた星空企画も一つの山を越えたように思います。手探りで、どんな形で企画を行うことができるのか確かめながら、もう一山二山越えていけたらと思っています。
ただ、課題(というより問題点か?)がたくさんあるのも現実。その課題を一つずつクリアしてより完成度の高いものにしていけたら素晴らしいなあと思っています。
また力を貸してください。
宜しくお願いします。
>UZ先生
力強い主導力が働くと、あっという間に実現してしまう能力をお持ちの方がたくさんいらっしゃいますね☆
このひとつの山を越えたことで、チームが結成されたような気がします。
また、課題の洗い出しも必要と思いますので、協力させて下さい。
まずは、大変お疲れ様でした!