朝食は茶がゆ☆
奈良と言えば、茶がゆなんですね。
お茶の渋い風味とお腹に優しいおかゆのドッキング。
漬物と合わせて食べると、落ち着きます。
さて、身支度を調えまして、いざゆかん、春日大社。
宿から歩いて30分ほどのところに本殿があるので、
朝の散歩がてら歩いていくことにしました。
ずーっと真っ直ぐ続く緩やかな坂道の参道を一の鳥居から突き進むと、
緑の森の中に赤く映える建造物が見えてきました。
懐かしいなぁ。
本殿が近づくにつれて、かつて参拝した時の記憶がよみがえります。
以前の参拝の記録→■2006年08月04日(金) 伝統材料研究会弐日目~奈良~
朱色が本当に鮮やかな神社で、
そこに連なるように吊された灯籠群がアクセント。
また、初穂料を納めますと、特別参拝として本殿参拝をすることが出来ます。
本殿の裏手方向には、灯籠群が暗闇の中に照らし出され…
夜の雰囲気を味わうことが出来ます。
方や、外に目を向けると、この鮮やかな朱色が目に映る。
そうそう、今回は、春日大社の式年造替に向けまして檜皮の寄進があるようで、
せっかくなので2口ばかし寄進して参りました。
檜皮を寄進して何に使うのかと言いますと…
こちら。
上の写真は、見ての通り屋根なのですが、茶色の部分。
なにやらたくさん詰まっているのが分かりますか?
何十にも重ねられた檜の皮です。
こうして、寄進した檜皮が使われるわけです。
さて、しばらくして、ゾロゾロと礼服を着用された方々が拝殿へ向かっておられます。
その先頭にいたのが、おいらの武田研時代の後輩!!!
新郎であります。
新郎、おいらと目が合うなり、大爆笑(笑)
フフフ。
結婚式は親族のみでやるということで聞いていたんですが、
せっかくなので見てみたいじゃないですか!!!
知人が春日大社で式を挙げるだなんて、
この先、きっと無いだろうし。
結婚式の最中、後ろの方からさりげなく見ていたんですが、
特に外国人観光客の方々、興味津津で見入っております。
いや、他の観光客の方々、団体さんも、見入っております、
でんじろう先生(新郎)、注目を浴びておりますねぇ~~~☆
和服の似合う夫婦だ!!!
さて、再び我々は境内散策開始です。
境内には、立派な大杉もあります。
背後に写る人たちと杉の大きさを比べてみて下さい。
その大きさがよく分かります。
こうして特別参拝を終えますと、直ぐ近くにある若宮神社、金龍神社、そして…
夫婦大國社。
最後は、夫婦円満の神様です。
ここにはたくさんのしゃもじが陳列されており、
各々に有名人、芸能人のサインが書かれておりました。
御朱印を頂いた際、巫女さんに聞いてみたところ、
芸能、福運を願って多くの有名人が来ているそうです。
中には、久石譲さん、美川憲一さんなどのお名前が。
と、ここまで参拝したところで…
パラパラと雨が降ってきたじゃありませんか!!!
帰り道も30分くらいかかるので、
これはもう、傘を購入するしかない(汗
再び旅館に戻ったのはお昼前でした。
既においらはスーツを着用していたので、
そのままみんな車に乗って、午後からの後輩の結婚披露宴が行われる
ホテル日航奈良へ。
ホテル近くまで運転し、そこから先は妻の運転で、
女性陣+息子は平城京巡りです。
方やおいらは別行動にて、でんじろう先生の披露宴へ参加です。
会場控え室へ到着して早々、一番最初に会った知人は…
武田先生(笑)
パソコンのディスプレイに見入って、原稿を執筆している最中でした(笑)
仕事の話や、丹生会の話など、早速、いろいろとお喋り☆
さてさて、受付を済ませまして、席次表を見て、スーパーサプライズですよ。
なにぃっ!?
スペシャルな席だとは聞いていたモノの…
来賓席じゃないか。
こんな若輩者を座らせて良いんですかい!?(汗
もちろん、おいらの隣は武田先生(汗
もう片方の隣には、研究室の同期。
(この同期のお子さんと、おいらの息子は全く同じ日に生まれたという運命的同期)
そして、その他は、新郎の会社の上司や偉い方々。
おいらたち二人の浮きようったら、無いぜ(笑)
後輩は、おいらたちの「卒業同期生」なので、入社年度も一緒なんです。
よって、同期が全員招待され、久しぶりの「同窓会」ともなりました(笑)
ありがとう、新郎のでんじろう先生。
また、新郎会社の上司の方々と懇談を深めておりましたら、
上司の方、かつて、おいらの会社のラインに設備を導入したことがあるらしく、
その話でも盛り上がりました☆
さあさあ、披露宴の内容の方へ目を向けまして…
結婚式からして春日大社で純和風だったんですが、
それは新婦さんのかねてからの夢だったと言うことで…
下の写真も、夢叶う!!!だったのかな!?
なんと、ケーキカットではなく
鏡割りですよ!!!!
これはすごい。
もちろん、乾杯のお酒は、この鏡割りの日本酒です。
全員に、檜の香り漂う「升」が配られ、なんとも落ち着く乾杯でした。
香りの効果というのはすごいもので、日本酒がただならぬ旨さに変貌しておりました。
料理に舌鼓を打ちつつ…
新郎友人の余興へ。
ビデオメッセージなんですが、これがただのビデオメッセージではない!!!
実は、事前においらのところにも連絡が来ており、
参加者の皆さんから新郎のキャラクターについて動画で語って、
それをメールで送って欲しいという依頼が来ていたんです。
それらをつなぎ合わせ、一本の、新郎紹介ビデオのできあがり☆
できばえを見て感心致しました。
真似したい…(笑)
その延長戦上で、新郎の空手技も披露されましたし☆
どんどんお酒も回っていき、おおとりの挨拶をつとめられるのは…
もちろん、我らが教授、武田先生であります。
すっかり著名人になってしまい(笑)
会場からは一緒に写真を撮って下さいという嵐ですよ。
また、おいらたちのテーブルで一緒だった新郎の会社の方々は、
披露宴が始まる前にホテルのロビーで武田先生を発見し、
良くテレビで見る人がいらっしゃるなぁ~。
あの方は隣の会場で行われている研修会に参加されるのかなぁ~。
と、思っていたらしいのですが…
披露宴開始の案内があると、我々と同じ宴会場に入っていくぞ!?
それも、同じテーブルじゃないか!!!
と、大変驚かれたそうです(笑)
武田先生のご挨拶も、大変流暢☆
会場を笑いの渦に引き込んでおりました。
最後は、感動の…両親への花束贈呈。
今回、新婦とご両親とのやりとりに、私、大変感動致しました。
お父さん、もう、ボロボロに泣き崩れていらしたんですが、
新婦と二人、じっと目を合わせ、そして…
親指を立ててグッドサイン。
このシーンに、本当に胸を打たれました。
きっと、家族の中で、ひとつの決まったサインなのかなぁ。
そこに、家族の結束と仲の良さを垣間見た気がしました。
ラストには、イケメンでんじろう先生が一言ご挨拶で、
ビシッ!と締めておりました☆
素晴らしい披露宴でした。
そして、主役たちは退場し、我々も会場を出ようとした…そのときのこと。
実は、この披露宴の司会者さん、武田先生の大ファンだったのです(笑)
それを知った武田先生、ビール瓶片手に司会者席へ突進。
「一仕事終えて、飲んでも大丈夫ですよね!!」
と、司会者の方にお酌(笑)
さすがです。
先生(笑)
司会者の方も、大変嬉しそうでした。
さて、会場を後にしまして、先生も、研究室のみんなも明日から仕事と言うことなので、
駅までお送りしまして、おいらも今夜の宿へ戻りました。
ちょうど、妻たち家族もチェックインしたところで、
今日の観光の成果を聞いたんですが、雨の平城京は大変だったみたい(汗
妻も、ぐったりでした。
なので、せめて夕食くらいはゆっくりと…
と、既に満腹のおいらは、息子と部屋で待機し、
女性陣4人で、ゆっくり夕食を取ってきてもらいました☆
いやぁ。
盛りだくさんの一日でした。
でんじろう先生、末永くお幸せに!!!
素晴らしい…。
結婚式、披露宴に出ると、本当に良いですねー。
幸せのお裾分けとは正にこの事&自分たちのことを思い出して益々…。
⇒なんか、ワシも出たかったのぉ…。
(2週間前に出たばかりですが)
ウチの暗黒卿は、既に花梨タマの結婚式を想像し、
涙を流していましたよ(笑)
⇒まぁ、僕の方が号泣するんですけどね(^ー^)
いやぁ、心温まる日記やったね。
ワシも喜んでます。
そして、あの赤は丹生ですかね、やはり( ̄ー ̄)
>ウェスさま
幸せのお裾分け、有り難く頂戴して参りました☆
娘さんの綺麗な姿が見られるって良いですよねぇ~~
って、まだウェスさん、20年も先の話…(笑)
それも、あっという間でしょうかね。
ウェスさんの号泣も見てみたい。フフフ。
そう、あの赤は丹生ですよね!!!
丹生会は、赤とは真逆の方向を向いておりますが…(笑)