敬老の日にして三連休最終日。
ばあばからの指令が下りましたので、今日は作業日です。
ばあばは、指令を出してから、東栄病院の祖母の所へ向かいました。
取り敢えず、草刈からスタート!
この時期の草刈は、ちょっとドキドキします。
何故ならば…
蜂さんたちが活発に活動していて、一歩間違えると…
刺される!!
草刈り機の始動準備をしている時点で既に、私の周囲を黄色スズメバチが回っています。
邪魔くさいなぁと思いつつも、刺激せぬように現場へ向かいます。
Bluetoothイヤホンを耳に差し込んで、
スマホからの音楽を聴きながら草刈やるのが、結構好き。
汗だくになって運動になるし、草が無くなって綺麗になるし!
ウエスト周りのお肉に効いてきそうですね、草刈って。
ヒンヤリと木陰を通り過ぎる風に当たりながら休憩。
めっちゃ気持ちいい!
しばらくすると、汗が蒸発して逆に寒くなってきます。
指定箇所の草刈を終えて、お次は肥料運搬です。
一袋あたり、20kgの肥料が入っています。
ラベルを見れば分かる通り、これらはお茶畑の肥料になります。
ただ、搬送先は急斜面の上方にあるお茶畑!
何度も往復するのが億劫だったので、
2袋、すなわち40キログラム分の肥料を背負子にくくりつけて。
さらに効率化を図るべく、背負子に担いだ状態で、
搬送ルートに存在する草を刈りながら斜面を登っていきます。
これがまた、肩幅も無いくらいの道で、傾斜もあります。
足を踏み外すと崖から落ちるので、気を使います。
後から考えれば、そんな危ないことを…アホだったと思い返すのですが。
効率化より安全性を考慮すべきでした。
平らなところなら40キログラムでも平気ですが、さすがに山登は堪えます。
草刈り機が三八式歩兵銃で、背負子が背嚢か。これは。
行軍して山を越えようとしている姿を、身をもって体験している気分です。
一体、兵隊の方々って、どれくらいの重量物を背負って行軍しているんでしょう?
調べてみたところ、戦闘時25kg、行軍時35kgが米軍の標準だそうで。
昔の日本軍はどうだろう?
確定的なドキュメントは簡易な検索ではヒットしませんでしたが、
一説によると、標準完全軍装は28キログラム。
その内容は、小銃と弾薬120発、ガスマスク、水筒、手榴弾2個、鉄帽と擬装用網、軍服上下、予備の靴一足そして配給鉄剤が4袋と米6キロ。
場合によっては49キログラム~56キログラムにもなったそうな!!!
Australian War Memorial – AJRP
それを一日中背負って山々を駆け巡る。
昔の人たちって、ホント屈強。
慣れというものもあるかも知れませんが。
馬とかロバとか欲しくなるのも分かります。
そんな世界が再びやってこないことを、切に祈ります。