ちょっと、仕事納期が立て込んでおります。
午後からは新城へ出張。
喉が痛すぎて、咳が止まりません…(汗
で す が !!
夜、嬉しいニュースが!!!
ノーベル物理学賞に日本人3人 – NHK 首都圏 NEWS WEB
ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、青い光を放つLED・発光ダイオードの開発に成功し、フルカラーの大型画面の実現など様々な応用への道を開いた、名城大学教授の赤崎勇さんと、名古屋大学大学院教授の天野浩さん、カリフォルニア大学教授の中村修二さんの日本人研究者3人が選ばれました。
つ…ついに赤崎先生がノーベル賞受賞!!!
ここも賑わいそう。
赤﨑記念研究館 | 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部
早速、大学HPも記事をアップしてます。
名古屋大学
本学元教授の赤﨑 勇博士と本学工学研究科教授の天野 浩博士が2014ノーベル物理学賞を受賞 | | 大学からのお知らせ
仕事はやっ!
これはまた、研究棟の開発ラッシュが始まる予感…。
波長の短い光(青色から紫外線領域に向けて)を発光させる、
大きなバンドギャップを持つ材料(窒化ガリウム)の結晶化技術を確立され、
それを基礎技術にして…
高密度記録が出来るブルーレイディスクや、
光通信(光ファイバー通信)の高容量化や、
光の三原色が揃ったことによるLEDカラーディスプレイなど!
数多の製品に進歩を促した技術。
LEDが発光する仕組みについては、こちらのサイトがわかりやすい。
光の波長と、その波長を生み出す材料がひとつの図に。
LEDの発光原理 | LEDの基礎知識 | LED照明 | 法人のお客様 | Panasonic
P型とN型の半導体を結合して電流を流すと、
P型は+が結合面に向けて流れて、N型は-が結合面に向けて流れて、
結合面で両者がぶつかると+と-が結合。
半導体ってのは、電気を通す金属などの導電体とプラスチックなどの絶縁体の、
中間的存在で、条件次第では電気を通したり通さなかったりする材料です。
例えば…
+が「5」のエネルギーを持って、-が「5」のエネルギーを持っていたとすると、
両者が合わさって「10」のエネルギーになるかと思いきや、合わさると「8」のエネルギーになる。
余った「2」のエネルギーは、光として発出され、それがLEDの発光になる。
んで、この余った「2」のエネルギーの大きさってのが「バンドギャップ」という、
半導体材料が元々持つ「幅」によって決まるんですが、
この「幅」が大きな材料ほど高いエネルギー、すなわち短い波長の光を出すんです。
「幅」が広くて、余ったエネルギーが「3」にも「4」にもなると、
より短い波長…青色や紫外線領域の光になるのです。
ちなみに、この原理を逆にしたのが、太陽光発電。
光を入れて、電流を流す。
わかりやすく説明したつもりで、間違っていたらすみませんですが(汗
大学の時、半導体の授業で習って以来なので…ということで!