インフラも点検が必要です

昨年末、突然の降雪により、
出張へ出発後に中止の連絡が来た…研修。

日程を改め、リベンジ的に、本日開催となりました。

今回の出張は、作業服指定。
ヘルメットも持参です。

何故ならば…!!

現場で、学ぶ機会があるからです!!

っしゃぁ☆

やはり、現地現物。
書類だけでは、真理は理解できません。

モノをみて話をしなきゃ。

全国的に今年度から取り組みが始まってきたインフラの定期点検。
インフラの中で、もっとも数が多い点検対象は「橋梁」です。

よって、橋梁の点検については研修制度が今年度から拡充されてきました。

こうして義務化されることで、税金の歳出は確実に増えるわけです。

しかし、安全安心の社会構築のためには必要な出費。
最近、考えることが多いんですが…

安全安心な社会を追究すればするほど、国の借金って増えるんだろうな。って。

効率化したり、無駄を探したりして削減することは出来ますが、
社会保障の拡充や、インフラの整備ってのは、膨大なコストを要します。

新たに創設される歳出項目というのは、細かい削減を大幅に上回る…?

難しいところですね。

 

話を戻しまして、岡崎市に到着。
国の大動脈になっている道路に架かる橋を点検実習しました。

豊根の村道に架かる橋と比べたら、交通量が桁違いですが。

その橋が架けられた時期は、村道のものと、だいたいおんなじくらいです。

重交通も多くて、ハンパない繰り返し荷重を受けている橋梁ですが、
そういったインフラを定期的に点検し、損傷部位を発見し、
早め早めに修理することで、損傷が広がってから修理するよりも、
大幅にコストを削減できるのです。

これぞ、インフラの長寿命化!

損傷が広がる前の修理とはいっても、それなりにコストはかかるわけで。

広がってからだと、恐ろしいですね。
損傷ってのは、例えばコンクリートのひび割れとか、鋼部材のヒビ、
鋼部材の腐食とか、鉄骨の腐食などがそれにあたります。

実際に橋の下に潜りながら、損傷しやすい部位や、そのモード、
なぜその損傷に至るのか…という原理を教えて頂きました。

DSC_3386

また、表面から見えない部分でも、
ヒントになる現象があるため、それを見逃さないポイント等々。

大変、勉強になりました。

今度、村内の橋梁を見るときの見方が変わりそうです。
ですが、本日はまだまだ初級編。

来週また、じっくり研修する機会がありますので、
そのときのお楽しみに…。

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