激しい雨が降り続く。
道路は川のように水が流れ。
行き交う車両で盛大な水しぶきが飛び散ります。
これは…!!!
ある意味、現場日和。
道路が破損する、原因の最たるものは、水。
雨水が路面を流れることで、徐々に侵食が進み…
一番「弱い」ところを攻撃して破壊されます。
そういった、一番のウイークポイントを探し出すには、
雨水が大量に流れているときがチャンス。
一歩間違えば、自分も災害に巻き込まれる可能性があるので、
注意を要しますが。
一人行動はNGです。
課長さんが一緒に行って下さるということで、
現場へ向かい、箱尺で図ったり、雨水の流れる様子を確認。
ふと、あるとき閃いたんですが、
路線踏査をビデオカメラを用いてやったらどうだろう…と。
目で現場を観ることが出来るのが一番良いのですが、
特に、雨天を狙うと現場を観ることが出来ても記録が難しい。
平面静止画による流体の記録には限界が。
だったら…ビデオカメラはどうだろう?と。
デスクに戻って設計するとき、現場の様子を頭に浮かべる際、
確実にその対象を思い描くことが出来ます。
また、路線全体を走破しながらビデオ撮影すれば、
位置情報も一緒に把握できる。
今日は、試しに導入してみました。
デスクに戻ってから、道路台帳とビデオ動画を並べて見比べ、
ビデオチェックしながら、工事箇所を選定。
これ、イイかも。
道路と水の流れからブログがスタートしましたが、
世の中には面白いことを考える人がいらっしゃるもんです。
もし、道路網図だけを白い紙にプロットしたらどうなるのか!?
道路だけで描かれた地図。
人が多いところに、道路あり!
中国や日本の道路網が発達しているのは不思議じゃないですが。
インド!!!!
インドスゲェ。
まるで、国全体が住宅街のような。
もうひとつ、河川だけを抜粋した地図もありました。
川は山と山に挟まれたところ。
低いところを流れるもの。
山脈に沿ってますね。
均等な間隔で、毛細血管のように。
川も、人の暮らしとは切っても切り離せないですね。
道路&河川の担当としては、心拍数が上がります。
アジアから、ヨーロッパに目を移してみましょう。
何故、古くからヨーロッパ諸国に文明が発達していたのか。
川の密度と関係がありそうに思える、地図です。
川があれば文明が発達し、文明が発達すると、道路網が整備され。
蜘蛛の巣状に広がった道路網。
古くから道路整備されてきた歴史からでしょうか。
主要都市を中心に据え、そこから広がるような道路網が特徴的。
さて、お次は…オセアニア。
オーストラリアとニュージーランド。
まず、河川から観てみると…
ニュージーランドは国の形が見えるとして、
オーストラリアは海岸部周辺しか見えない。
中心部は…砂漠ですね!
河川が無いと、人も住みにくい。
それでも、灌漑技術の進歩も、あります。
道路網は、河川の面積よりも広く分布。
人の住む場所というのは、環境に大きく依存しているんだなぁと。
改めて感じたのでした。
環境といえば、土地がたいらか、急峻かというのも
人が大勢住むことが出来るかという、大きなパラメータ。
今回取り上げさせて頂いた画像は、こちらのサイトから拝借。
Planet of Rivers – Album on Imgur
Planet of Roads – Album on Imgur
夜が更け、雨脚も依然として強いままの豊根村。
夜7時のNHKニュースを見ていたところ、
冒頭は大雨に関するニュース…
と!
次の瞬間!
雨量の多い市町村が3つ、テロップで映りました。
愛知 豊根村19mm/hって。
東京配信の全国ニュースに載るレベルで降っているのか…。
土砂災害が発生しないことを、切に願います…。
北設の町長選と町村議選が告示されました。
それにしても、どろどろ、ぐちゃぐちゃ…。
マグマのようにたまっていた4年前の怨念が一気に噴出し、飛び交う悪罵、地域はズタズタ、阿鼻叫喚の地獄絵図。
奥三河の選挙がかくも悽愴きわまりないシロモノだったとは、不覚にして知らなんだぞん。
「奥三河の人は素朴、純朴」っていうけど、選挙になると人が変わったようになるだのん。
空しさが募り、「奥三河応援隊」の看板を下ろしたくなったやあ。
ケンタローさんら若い力で、何とか改革しておくれんよ。
>山のしんぶんやさま
お…怨念(汗
私も、4年前はまだ村に戻ってきたばかりで、選挙権すら有りませんでした。
いろーんな、何が正しいのかよく分からないような噂が飛び交い、まさに戦争の様相。
全員参加の選挙だからこそ、本気なのかなぁと感じます。
都市部で選挙は、一部で盛り上がっているお祭り…という印象の人がたくさんいました。
不特定多数へ情報を発信するお仕事で、選挙を中心的に取り上げなければならない中、
公平中立を保とうとも、如何様にも読み取られてしまうリスクもあり、
本当に大変なお仕事だと思います。
読者の数は、我がブログの3万倍。
3万倍の記事に対する見方があるって…想像するだけで恐ろしいっす。
せいぜい1日100人くらいのこのブログですら、様々な読み取られ方をされるであろう…と、
思い切って書けないことも、非常に気を使うことも、失敗して自己嫌悪することも(汗
奥三河応援隊の看板、下ろさないで下さい!!!
これは、本当に!切なるお願いです。
応援隊の応援隊が、草の根的に北設に存在していることを、お忘れ無く☆
若い力が改革しようとすると、瞬発力が大きいので、ベクトルの長さは長いんですが、
方向が間違う危険性があることを、しっかり認識した若い人であることが大切だと感じる、今日この頃です。