霜月祭りと娘の100日祝い

昨シーズン最後のスキーにて、大クラッシュした息子。
それを見て以来、恐ろしすぎて…早くヘルメットを買わなきゃ。

シーズンインを前に、ヘルメットを見繕いに飯田市へ。

名古屋市のスポーツ用品店に行ったとき、
シーズン前でまだ置いていないようだったので、
今の時期、飯田市内ならあるだろう!と踏んで。

ヘルメットの形状と頭の形状の相性もあるので、
実物を息子の頭にはめて確かめた方が良いだろうと。

息子と2人でおでかけです。

お昼ご飯は息子大好き蕎麦三昧。

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田舎蕎麦というフレーズが気になった息子、
選択してみたら…鍋が出てきた。

鍋に浸して食べるのか!

飯田市内では、妻リクエストの娘の服も探しながらユニクロ。

スポーツ用品店に到着し、ジュニアヘルメットコーナーで物色。
だがしかし。

「きーつーいー!」

息子が気に入ったデザインのヘルメットをかぶらせてみると、
キツいようです。無理矢理はめ込んでやったら…

「いたい!いたい!」

うむー。
困った。

サイズが大きいヘルメットは、息子好みじゃないみたい。
確かに、ちょっと可愛らし過ぎる。

お店の方に質問してみると、実は大人用ヘルメットの方が
しっかりした造りになっているとのこと。
それならば…と、紹介されたのは、大人用ヘルメットコーナー。

デザイン豊富かつ、カッコイイのがたくさん!

息子も、選り取り見取りで興奮状態。

お店の方にも見て頂いて、大人用のMサイズがピッタリでした。
でけえよ。

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お陰で、金額もでかくなりました。

お父さんはニット帽で我慢です。
いいなー!自分も、ヘルメットが欲しい。

(帰宅後は、スキーフォーム?してシミュレーションしていた息子。)

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ヘルメットを選ぶのに、2時間近くを要しました。
その後、妻から頼まれていた娘服と食材を購入。

このまま帰路に就こうか、ひとつ冒険してみようか。

今夜は午後7時帰宅厳守の厳命が下っているので、無理は出来ませんが、
気になって、気になってしょうがなかった、あの場所へ立ち寄ってみることにしました。

飯田市内から旧上村方面へ足を伸ばします。

三遠南信自動車道の長大な矢筈トンネルを抜けると、
国道152号線をひたすら南下。

このルートは、大学時代、合宿にて、
かぐらの湯(旧南信濃村)と合宿地(旧上村)の間。
何度も、何度も往復しました。

ルートの中には、いくつものすれ違い困難な道路があり、
通行量の多い週末、そして当時は免許取りたてだった自分。

冷や汗をかきながら走った記憶が懐かしい。

事前に調べていた会場横には、見事なトラス橋。

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右側の道路が旧道。
この先、一気に幅員が狭くなり、すれ違い困難区間になります。

道路上に出てみると、できたてホヤホヤ道路の美しさ。

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さすが、夜通しの祭りだけに、キャンピングカーが。

この道路区間は、三遠南信自動車道の一部なのです。
下の航空写真で右側の青い線が、今立っている場所。

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もう少し広域地図で見てみると、ピンク色の部分。

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三遠南信自動車道には「現道活用区間」というものがあります。

矢筈トンネルから青崩れ道路までの区間については、
予算圧縮して、なるべく短期間で全線供用開始を狙うこともあって
R152をそのまま活用することに。

ただ、飯田市と浜松市を結んで全線供用開始となると、
交通量も激増。それに耐えうる現道にすべし。

少し話題が逸れましたが…

この目的地、のぼり旗には「熊野神社」の文字。

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そう!
私が、大学時代から、ずーっと行ってみたかった祭り。

南信地域の冬名物、霜月祭りです!!!
大学時代の合宿所にもポスターが貼ってあって、
花祭りと同じ系譜、湯立て神楽。

鳥居をくぐる、ワクワクしてきます。

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既に、息子の姿はありません。
私がシャッターを押している隙に、境内へ走り込んで行ってしまいました。

境内には舞が行われているやぐら。
その前にはたき火。

おおお、花祭りに通ずるものを感じます。

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その雰囲気を感じ取ってか、息子の警戒心ゼロ。
ようやく会場に到達すると、息子、
既に地元の方々とコミュニケーション中。

恐るべし。

息子にとっては、花祭りに来たようなもんです。

舞庭になっているのは、この建物の中。

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霜月祭り初体験だけに、中で舞が行われている様子ですが、
中に入っていって良いものなのか…サッパリわかりません。

たき火に当たっていた法被のおじちゃんに聞いてみたら…

「そりゃもう、どうぞ!どうぞ!中に入ってください!」

ということで、扉を開いて中へ。

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かなり大音量の太鼓。
太鼓のリズムに合わせて、2人の禰宜様が右へ、左へと身体を揺らす。

この揺れ方は…!!

左右の振幅、振動数、花祭りのDNAが騒ぐ。

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花祭りの中における地区ごとの違いに比べれば、
かなりの違いですが、この舞を見たのだけでは、なんともいえぬ。

うたぐらを口ずさみながら、全員で一体となって歌う。
壁にはその文言が貼られています。

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どうやら神様を呼んでいらっしゃるようで、
日本全国、数多の神社名が並べられ、それをリズムにのって読み上げ続けておられます。

花祭りと一緒だー!

これは、湯立ての儀式かな?

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さあ、ここで午後5時半。
滞在時間は10分程度ですが…

どうやら、舞は中断され、夕食になるそうです。

「せっかく来たんだで、食べて行きなよ!御利益あるよ!」

なんと。
夕食に誘って下さいました。

感激しながら、御一緒して霜月祭りのことをお伺いしたいところではありましたが…。

今夜は、超絶重要案件が待っています。
午後7時までに帰宅しないと…いかずちが落ちてきます。

後ろ髪を引かれる思いで、会場を去りました。

そう…その超絶重要案件とは!!!

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娘の100日祝い。

お食い初めです。
娘が産まれ、無事に100日を迎えました。

御祝いには、妻が気合いを入れて作った料理がズラッと並ぶ!

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良かった。
無事に間に合って。

息子が娘に、初めての食べ物を(形だけ)あげています。
鯛の尾頭付きじゃああ!

ごちそうさまでした☆

食後のデザートは100日祝いケーキ。

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息子執筆!

「霜月祭りと娘の100日祝い」への2件のフィードバック

  1. 相も変わらず飛び回っていますね。
    小生、3週連チャンの花見でばてました。
    今週はちょっと休養年末準備でもしようかと・・
    中設楽で同僚の方はみかけましたよ。
    どこかで見かけましたらよろしく

    1. この時期になると、いてもたってもいられなくなりますね。
      先日の月花祭り、ようやくお目に掛かることができ!
      お声かけ下さり、有り難う御座いました。

      3連チャンはさすがに…疲れますね(汗
      同僚は全て巡るコースで、がんばっているようです(笑)

      また、こちらこそ、宜しくお願い致します。

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